2024年PG1「第13回クイーンズクライマックス」がボートレース蒲郡で開催!開催日程から出場選手までまとめて紹介!

2024年PG1「第13回クイーンズクライマックス」がボートレース蒲郡で開催!開催日程から出場選手までまとめて紹介!

今回の記事では、2024年を締めくくる女子レーサーたちの熱い戦い、PG1「第13回クイーンズクライマックス」についてレースの開催日程や賞金、出場選手などを紹介します!
開催会場は、ナイター開催のボートレース蒲郡
蒲郡の特徴や予想のコツもご紹介するので、そちらも併せて参考にしてください!

目次

2024年開催のPG1「第13回クイーンズクライマックス」の日程と賞金は?

クイーンズクライマックスは女子レーサーを対象としたプレミアムG1競走の1つで、正式名称は賞金女王決定戦です。
2013年の第2回大会まではグランプリよりも前に開催していましたが、2014年以降は優勝戦を大晦日(12月31日)に合わせて開催するようになりました。
今年の開催は、2024年12月26日からボートレース蒲郡で行われ、今年の賞金ランキング上位12位以内の女子レーサーが出場。
また、本戦に加えてシリーズ戦も同時開催で実施し、上位13位~54位までの42名の女子レーサーがしのぎを削ります。

  • 開催日程:2024年12月26日(木)~2024年12月31日(火)
  • 開催会場:ボートレース蒲郡(蒲郡競艇場)
  • 賞金:1600万円
  • 格付け:プレミアムG1

「クイーンズクライマックス」のルール

賞金女王決定戦:本戦の出場条件

  • 全女子レーサーが対象
  • 今年1月1日からチャレンジカップ終了時点で、女子賞金ランキング12位以内が出場権を獲得
  • 主催者推薦枠や優先出場権はなし
  • グランプリに選出されていても出場可能
  • フライング休みや罰則期間が重なった場合は条件を満たしていても選出除外

クイーンズクライマックスの本戦に出場できるのは、チャレンジカップ終了時点で女子の賞金ランキングが12位以内の女子レーサーのみ
グランプリと同じルールを採用していますが、そもそも女子選手の母数が少ないため出場枠も18人→12人になっています
メインカードとなる本戦は、3日目から5日目にかけてトライアル戦が行われ、6日目の最終日に優勝戦が行われます。

3日目のトライアル1走目の枠番は賞金ランキングの順位で決定され、上位者ほど内枠になります
しかし、4~5日目のトライアル戦は枠番が抽選で決まるので、運も必要です。
気になる今年の組み合わせは以下の通り。

2024年12月28日・トライアル11R

  • 1号艇:三浦永理(静岡・A1)
  • 2号艇:浜田亜理沙(埼玉・A1)
  • 3号艇:平高奈菜(香川・A2)
  • 4号艇:平山智加(香川・A1)
  • 5号艇:藤原菜希(東京・A1)
  • 6号艇:川野芽唯(福岡・A1)

2024年12月28日・トライアル12R

  • 1号艇:遠藤エミ(滋賀・A1)
  • 2号艇:渡邉優美(福岡・A1)
  • 3号艇:細川裕子(愛知・A1)
  • 4号艇:西橋奈未(福井・A1)
  • 5号艇:宇野弥生(愛知・A2)
  • 6号艇:海野ゆかり(広島・A1)

2023年(第12回)の「クイーンズクライマックス」の結果

去年行われた第12回クイーンズクライマックスでは、女子賞金ランキング9位で出場した浜田亜理沙G1初優出&初優勝
優勝賞金1600万円を授与され年間獲得賞金は「5260万9000円」となり、1位の遠藤エミ「5937万4000円」、2位の守屋美穂「5350万1000円」に次ぐ女子賞金ランキング3位で2023年を締めくくりました。

「第13回クイーンズクライマックス」出場選手一覧と注目選手紹介!

順位登録番号選手名級別獲得賞金
1位4502遠藤エミA157,394,000円
2位4208三浦永理A145,969,000円
3位4546浜田亜理沙A141,936,166円
4位4590渡邉優美A139,381,866円
6位4123細川裕子A134,489,999円
7位4450平高奈菜A234,391,500円
8位4387平山智加A133,630,866円
9位4961西橋奈未A132,884,000円
10位4183宇野弥生A232,273,932円
11位4627藤原菜希A131,079,162円
12位4433川野芽唯A130,831,982円
13位3618海野ゆかりA129,892,000円

上記の表の順位と獲得賞金は、チャレンジカップ終了時点でのものです。
なお、女子賞金ランキング5位の守屋美穂はフライングにより選出除外となりました。
それでは、ここからはクイーンズクライマックス本戦に出場する選手をピックアップしてご紹介します!

注目選手紹介その1:4年連続の女子賞金ランキング1位を目指す歴代最強女子レーサー「遠藤エミ」

今年の成績は、10回の優出と4回の優勝を記録しており、女子レーサーの中でもトップクラスの実力を誇ります。
特に優勝を決めた4つのレースでは、いずれもインコースから圧倒的な走りを見せつけ、8月にはPG1「レディースチャンピオン」を制覇しました。
2024年も賞金ランキング1位を維持し続け、今大会のトライアル初戦で1号艇を獲得。
まさに主役と呼ぶにふさわしい歴代最強の女子レーサーが、その座を譲ることなく今年を締めくくれるのか、注目が集まります。

  • 登録番号:4502
  • 生年月日:1988年2月19日
  • 身長 / 体重:154cm / 46kg
  • 支部:滋賀
  • 出身地:滋賀県
  • 級別:A1級

遠藤エミは1コースでの3連対率が92.6%と圧倒的な成績を誇ります。
スタートも安定しており、初日のトライアル戦は1号艇の遠藤エミを軸にした予想が有力視されます。
また、ターンやスタートタイミング、調整力のどれを取っても一級品
豪快なまくりやスピードのある差しを使い分けるオールラウンダーで、どのコースからでも1着を狙える実力を持つ選手です。

注目選手紹介その2:連覇を狙うディフェンディングチャンピオン「浜田亜理沙」

2024年の成績は、優出12回、優勝1回と優勝回数はやや控えめでしたが、昨年末にG1で初制覇を果たしてから今年にかけて3回のSGに出場し、着実に経験を積んできました。
その実力を武器に、ディフェンディングチャンピオンとして連覇を目指し、今大会に出場。
また、蒲郡での勝率は6.47と出場選手の中でもトップクラスで、さらに2連率や3連率の高さを考えると、この会場との相性も抜群と言えるでしょう。

  • 登録番号:4546
  • 生年月日:1988年3月19日
  • 身長 / 体重:163cm / 48kg
  • 支部:埼玉
  • 出身地:広島県
  • 級別:A1級

浜田亜理沙は1コースでの3連対率が91.2%と、遠藤エミに匹敵する高い成績を誇ります。
また、5コースまでの3連対率も60%を超えており、安定した走りが光ります。
かつてはフライングが多くスタートの不安定さが課題でしたが、最近は安定感が増し、多彩な決まり手を持つ選手へと成長しました。
特にターン技術や道中戦の巧さが際立ち、ダッシュからの2着・3着率が高い点も、予想する際に見逃せないポイントです。

今回の開催会場となるボートレース蒲郡(蒲郡競艇場)の特徴と予想のコツ!

ボートレース蒲郡の最大の特徴は、1マークのバック側のコース幅が156.7mと全国一の広さを誇ることです。
この広さのおかげで対岸に激突する心配がなく、選手は思い切ったスピードでレースに挑むことができます。
また、水質は汽水であるため、潮の満ち引きによる影響がほとんどありません。
さらに、周囲のスタンドや立体駐車場が風を遮ってくれるため、水面は穏やかで安定しており、スピード戦が展開されるボートレース場と言えます。

ナイターレースでは1コースの1着率が65%と大幅に上がります。
これは、夜になると気温が下がり、モーターパワーが高くなるためです。
1号艇が極端に悪いモーターを引いていない限り、インコースを軸に予想を立てるのが無難と言えるでしょう。
また、バック側が非常に広い蒲郡では、ナイター時に照明が暗く感じる選手もいるようなので、ナイターに慣れている地元選手に注目するのも面白いかもしれません

過去の「クイーンズクライマックス」の売上と歴代優勝者まとめ

開催年売上開催会場優勝者
2023年165億円多摩川浜田亜理沙
2022年194億円住之江田口節子
2021年185億円福岡田口節子
2020年169億円浜名湖平高奈菜
2019年133億円徳山今井美亜
2018年120億円平和島松本晶恵
2017年105億円大村遠藤エミ
2016年98億円平和島松本晶恵
2015年91億円福岡川野芽唯
2014年106億円住之江日高逸子
2013年79億円芦屋平山智加
2012年90億円大村三浦永理

2012年に開催された記念すべき第1回大会では、三浦永理が優勝し、その年の賞金女王に輝きました。
2015年から2020年にかけては、20代から30代前半の若手女子レーサーたちの活躍が目立つ時期が続きます。
しかし、岡山支部のエース・田口節子がその流れを変え、2021年と2022年に大会史上初となる2連覇を、いずれも2コースから達成しました。
また、遠藤エミは2017年にオール1着の完全優勝で賞金女王となり、その後も2021年から2023年にかけて、3年連続で賞金女王の座を獲得しています。

まとめ:2024年を締めくくるクイーンズクライマックス!女子レーサーの頂点に立ちティアラを冠するのは誰だ!

今年のクイーンズクライマックスは、2024年12月26日(木)から12月31日(火)の6日間に渡って開催されます。
優勝賞金1,600万円を争う美しい女子ボートレーサーたちの熱いレースは必見です。
開催会場のボートレース蒲郡は、広いコースや穏やかな水面が特徴で、風の影響も少なく、スピード戦が繰り広げられやすい環境です。
特にナイターレースでは1コースの1着率が65%を超え、予想を立てる上で重要なポイントとなります。
年の瀬に女子ボートレーサーたちの激しい戦いを楽しみながら、熱い年越しを過ごしましょう!

今年のクイーンズクライマックスがもっと楽しくなる?豆知識のコーナー

ここからは、プラスαとして今年のクイーンズクライマックスをちょっとでも楽しんでもらうために、簡単な選手の豆知識を紹介します。

浜田亜理沙と海野ゆかりは師弟関係!

今回の本戦に出場している浜田亜理沙と海野ゆかりは、師弟関係にあります。
1番弟子である浜田亜理沙は、かつて同じ広島支部に所属していましたが、同期の中田竜太との結婚を機に埼玉支部へ転属しました。
このような師弟対決が繰り広げられるのも、ボートレースならではの楽しみの一つです。

攻めのスタイルが特徴の平高奈菜はプライベートも男勝り?

豪快なターンとフライングを恐れない攻めのスタイルが魅力の平高奈菜
レースでの大胆な走りと同様に、プライベートでも男勝りな性格が特徴です。幼少期から女の子らしい洋服を好まなかったり、お酒に強かったりと、独自のエピソードに事欠きません。
さらに、2018年のフライング休み中には、引っ越し業者でアルバイトをしていたという驚きのエピソードも。

平山智加の趣味はゴルフ!その理由は実家?

ゴルフが趣味の平山智加
その理由は、実家である「平山ゴルフ」というゴルフショップが関係しています。
香川県丸亀市三条町に位置し、ゴルフ用品を扱うこのお店の存在を考えると、自然とゴルフが趣味になるのも納得ですね。

藤原菜希は空手の元世界チャンプ!

藤原菜希は、かつて空手の元世界チャンピオンに輝いた輝かしい経歴を持っています。
一方で、もともと競艇に興味を抱いていましたが、当時は年齢制限に引っかかり受験資格を満たせず、一度は夢を諦めていました。
しかし、その後年齢制限が引き上げられたことで受験条件をクリアし、念願のボートレーサーへの道に進むことができました。

ねくすと
ねくすと
東京在住の新人ライター。趣味を広げるお金を稼ぐために競艇を始める。実際にボートレース場でレースを楽しむことが夢になるくらいのインドア人間。

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