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センターが強いって本当?ボートレース尼崎(尼崎競艇場)

ボートレース尼崎(尼崎競艇場)

ボートレース尼崎とは

兵庫県尼崎市にある競艇場です。もともと湿地帯だった場所を掘削し、競走水面となるプールを建設。1952年9月14日に開場しました。
最寄駅・尼崎センタープール前駅の「センタープール」とは、この競走水面のプールを指します。
マスコットキャラクターは、緑のアマガエルをモチーフにした「センプル」、ピンクのカエル「ピンクル」、青のカエル「ぶるたん」の3匹です。
レース実況は千葉誠一アナウンサーが務めます(2019年現在)。

立地条件が良いこともあり、開場してからしばらくは全国有数の売上高を記録し、「2号賞金場」に選ばれます。
しかし、他の競艇場が次々にナイターレースを行うようになったことで、売上高の順位が変動。2008年度からは「1号賞金場」に分類されるようになりました。

水面特徴

ボートレース尼崎の水質は淡水です。
体重が軽い選手、モーターの強い機体が有利になります。

競走水面の最大の特徴は、2マーク、センターポール、1マークがほぼ一直線上に並んでいることです。
通常、1マークはスタンド側に振られています。
これは、“インが強い”とされるボートレースの特性を踏まえたうえでの調整であり、インコースの選手を斜めに走らせることでセンターやアウトの選手との有利・不利を緩和しています。
一方、ボートレース尼崎は全国で唯一、1マークをスタンド側に振っていない競艇場です。
そのため、インの選手もセンターやアウトの選手と同じように、直線で勝負することができます。

しかし、だからといって必ずしもインが勝つとは限りません。
夏場は「甲子園の浜風」、冬場は六甲山からの「六甲おろし」といった強風が吹くため、1年を通して向かい風の日が多い傾向にあります。
その結果、インは加速がうまく決まらず、一方でセンターやアウトのまくり艇はサイドがかかってスムーズに旋回することが可能です。
もともと水面のクセが少なく、「まくり」が決まりやすいこともあって、競艇ファンから「センタープールだからセンターが強い」と言われるほどに有利になります。
とはいえ、追い風の日や無風の日は、インが圧倒的に有利です。
そのため、舟券を購入する際は、その日の風の状況をしっかり確認しておきましょう。

主要レース

ボートレース尼崎で開催される主要レースとして、周年記念競走(GⅠ)の「尼崎センプルカップ」が挙げられます。
マスコットキャラクター「センプル」にちなんだ、この競艇場を代表するレースのひとつです。
また、企業杯競走として「FM OSAKA杯」、新鋭リーグ戦として「プリンスロード」、女子リーグ戦として「クイーンロード」なども行われます。
そのほか、一般戦として、GWに開催される「六甲賞競走」やお盆に開催される「オール兵庫王座決定戦」なども人気です。

SGの有無

1957年に「第3回全国地区対抗競走」を開催して以来、「グランドチャンピオン決定戦競走」や「笹川賞競走」など、さまざまなSG競走の開催会場に選ばれています。

施設概要

ボートレース尼崎は、1~3Fと5F、7Fの計5フロアを利用することができます。
そのうち、無料の一般席があるのは1Fと3F、有料の指定席があるのは5Fと7Fです。
では、各フロアについて、それぞれ詳しく見てみましょう。

メインフロアである1Fには、ボートレースを間近で観戦できる屋外席が約2,400席用意されています。
また、7Fのロイヤルシートへの入口があるので、利用される方はこちらから入場しましょう。
そのほかは特に目立ったものがなく、投票所や売店が設置されているくらいです。

2Fには、お昼時や軽くお腹が空いたときにピッタリの大食堂「レストラン水明」があります。
カウンター席、グループ席がそれぞれ多く用意されているので、1人で遊びに来た方も仲間内で来場した方も気軽に食事できます。
ただし、ここが会場内におけるメインの飲食スペースなので、日や時間によっては混雑することが予想されます。こまめにチェックして、空いていれば早めに食事を済ませることをオススメします。

3Fは屋内に観覧席が用意されているフロアです。
1Fの屋外席と同様、こちらも席数は2,400弱あります。
屋外席に降りられる通路が用意されているので、いつでも行き来することが可能です。
また、観戦スペースの一角にレディースシートが用意されているため、女性1人、あるいは女性グループで来場する場合は足を運んでみてはいかがでしょうか。

5Fには有料の観戦スペースが設けられています。
ただし、有料席にはいくつかの種類があり、それぞれ特徴が異なります。
たとえば、シングルシートは席数が90弱しかありませんが、2人で座れるダブルシートは約2倍の席数が用意されています。
また、ペアベンチシートもダブルシートと同じ2人掛けの観戦席ですが、こちらは椅子が折りたたみ式ではなく、ゆったり座れるベンチタイプです。
くつろぎながら観戦したい方にオススメですが、席数が12しかない点に注意する必要があります。
そのほか、6人掛けのテーブルが用意されたグループシート、車椅子の方も快適にボートレースを楽しめる車イスブースなどが用意されています。

7Fはロイヤルシートが用意されたラグジュアリー空間です。
ホテルのロビーのようなエントランスが広がっており、スタンド側に観覧席が用意されています。
また、ロイヤルシートを利用した場合は、飲み物や予想紙、駐車場などを無料で利用できるサービスも付くため、よりお得かつ快適に楽しめます。

このように、会場内は観戦スペースが大半を占めます。
一見するとその他の施設が少ないように思えますが、それについては屋外に用意されています。
中でも人気なのが、本場の北側にお店を構える売店「のぞみ」です。
安くて美味しいと評判の名物「多幸焼」を販売しています。
そのほかにも、レース前のゲン担ぎにピッタリな鳥居、選手たちのトークショーが開催される「大屋根下ステージ」など、注目スポットが盛りだくさんです。

アクセス方法

電車をご利用の場合

  • 阪神電気鉄道本線「尼崎センタープール前駅」下車 徒歩約3分
  • JR東海道本線「立花駅」下車 無料送迎バス約10分
  • 阪急電鉄「塚口駅」下車 無料送迎バス約20分
  • 無料送迎バスの運行スケジュールについては、ボートレース尼崎の公式ホームページをご覧ください。

車を利用される場合

  • 名神高速道路「尼崎IC」または「西宮IC」から約20分