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インコースが強い!ボートレース下関(下関競艇場)

ボートレース下関(下関競艇場)

ボートレース下関(下関競艇場)は2017年4月に全国で6番目、中国地方では初の「ナイター専用ボートレース場」となりました。

ナイターは的中すれば高配当が期待できますよね。

ということで本記事ではボートレース下関(下関競艇場)で稼ぐためのポイントを、特徴を踏まえて攻略していきたいと思います。

目次

ボートレース下関とは

山口県下関市にある競艇場です。
下関市主催のもと、1954年10月22日に「下関競艇場」として開場しました。
その後、2015年に正式名称を現在の「ボートレース下関」に改名した、という経緯があります。
マスコットキャラクターは、海賊をモチーフにした「シーボー」とその恋人である「シーモ」です。
地元の有名レーサーとして、今村豊選手や長尾章平選手、白井英治選手などが挙げられます。

そんなボートレース下関は、1983年夏、国内の公営競技場において初となる「薄暮競走」を開催したことでも有名です。
薄暮競走とは、最終レースが夕方の時間帯になるように開始時刻を調整した開催形式のこと。これが見事に成功し、当初の目標をゆうに上回る売上を記録しました。
その後は薄暮競走を定着させつつ、ナイター単独開催を目指して2015年より準備が開始されました。
そして2017年4月、全国で6番目となる「ナイター専用競艇場」として新たにリニューアルされました。
ナイターレースの愛称は一般公募により、「海響ドリームナイター」と名付けられています。

水面特徴

瀬戸内海に面しているボートレース下関の競走水面は、海水です。
一般に海水を利用している競艇場は、潮や風の影響によって水面が荒れやすい傾向にあります。
一方、この競艇場の水面は、1年を通して穏やかなのが特徴です。
その理由は、1マークの前方に設置された堤防にあります。
通常、満潮時は海から水が流れ込み、水位が上昇します。一方、干潮時は競走水面から海に向かって水流が生じます。
しかし、ボートレース下関の場合、満潮時でも堤防があるおかげで水が流れ込みにくく、また干潮時も海への水流がほとんど生じません(ただし、堤防の高さを超えるほどの大潮の場合は、水位が上昇したりうねりが生じたりすることもあります)。

一方、風の影響を受けやすい点に注意が必要です。
特に秋以外の季節は瀬戸内海からの不規則な風に影響されやすく、それによってスタートのタイミングをつかみ損ねる選手が少なくありません。

また、ボートレース下関は全国有数の“インコースが強い競艇場”としても有名です。
その理由は、水面のサイズにあります。
ピットから2マークまでが173mと長いため、他の競艇場のようにインコースが深くなりません。
さらに、本番ピットから大時計までの距離が320m近くあることから、本来は助走距離が短くなる傾向にあるインコースも、十分な助走をしてスタートを切ることができます。
現に、この競艇場における1号艇の1着率は、季節に関係なく安定して50%以上を記録しています。

主要レース

ボートレース下関で開催される主要レースとして、周年記念競走(GⅠ)の「競帝王決定戦」や企業杯競走(GⅢ)の「長府製作所杯」などが挙げられます。
また、新鋭リーグ戦として「トランスワードトロフィー」、女子リーグ戦として「ジュエルセブンカップ」「協同組合下関ふく連盟杯争奪お正月特選」をはじめとする一般戦なども人気です。

そのほか、第1、5、7レースで以下のような企画レースが行われるのも見逃せません。

  • 第1レース「シーモ戦」:A級選手を1号艇に配置し、その他にB級選手などを配置するレース
  • 第5レース「進入固定競走」:出走表に記載された艇番の順に、そのまま1~6コースに入って行うレース
  • 第7レース「ふく~る戦」:1号艇、4号艇ともう1艇にA級選手、残りの3艇にB級選手などを配置して行うレース

SGの有無

ボートレース下関では、1956年の「第2全国地区対抗競走」開催をきっかけに、それ以降もさまざまなSG競走が行われています。
特に開催回数が多い代表的なレースとして、「モーターボート記念競走」や「総理大臣杯競走」などが挙げられます。

施設概要

ボートレース下関は、1~5Fの全5フロアで構成された競艇場です。
中央スタンドと西スタンドに分かれていますが、西スタンドはほとんど閉鎖されています。
2Fでは西スタンドが開放されていますが、「女性・子供ルーム」が設けられているくらいで、その他の施設や一般席はありません。

1Fはインフォメーションをはじめ、さまざまな施設があるメインフロアです。
ロビー中央にイベント広場が設けられており、ここで選手たちのインタビューやトークショーなどが行われます。
また、大型モニターが設置されているので、イベントがない日はレース観戦をすることもできます。
そのほか、おもちゃや絵本が置かれている「女性・子供ルーム」や、ボートレース下関名物「くじらロール」をはじめ、絶品グルメが豊富な「マリンカフェ」などもあります。

3Fは、無料の一般席が700席以上用意されたフロアです。
2マーク側に、身障者観覧席が設けられています。
自販機や休憩所はありますが、レストランや売店はないので、その点に留意する必要があります。

4~5Fは、有料の指定席が設けられたフロアです。
4Fには600弱の指定席が用意されています。また、無料でドリンクを1杯サービスしてもらえます。
5Fにはロイヤル席が設置されており、快適な空間でレースを楽しめるのが最大の魅力です。
各席に卓上モニターが用意されているほか、ドリンクやスポーツ紙の無料サービスを受けることもできます。

アクセス方法

ボートレース下関では、電車または車利用者を対象に、「片道交通サービス」を実施しています。

    長府駅や下関駅、新下関駅で発行してもらえる当日の乗車証明
    中国自動道・下関ICをはじめ、各料金所で発行してもらえる当日の領収書

上記いずれかと、ボートレース下関専用のキャッシュレスICカード「e~ほっ!カード」の2点を、中央スタンド1Fにある片道交通サービス窓口に持参しましょう。
最大970円分の電子マネーを「e~ほっ!カード」にチャージしてもらえます。

電車をご利用の場合

  • JR山陽本線「長府駅」下車 徒歩約3分

車を利用される場合

  • 中国自動車道「下関IC」または「小月IC」から約15分

ボートレース下関(下関競艇場)の特徴をピックアップ!

1コース1着率63%!ボートレース下関(下関競艇場)はインが強い!

ボートレース下関は1コース1着率63%とインコースが強いボートレース場として有名です。

インコースが強い理由は水面の大きさにあります。

ピットから2マークまでが173mという長距離であることによって、インコースが深くなりません。

さらに、本番ピットから大時計までの距離が320mあることによって、インコースでもたっぷり助走をつけてスタートを切ることができます。

「海響ドリームナイター」の水面は穏やかで走りやすい!

「海響ドリームナイター」の愛称を持つボートレース下関。

LED照明灯の位置が高く、「1番明るいナイター場」とも言われています。

そのため、選手達からは「どのナイター場よりも明るくて見やすく、走りやすい」という定評が。

また、水面が穏やかであることもボートレース下関が走りやすいと言われる要因となるでしょう。

一般的に海水を利用しているボートレース場は、潮や風の影響によって水面が荒れやすいです。

しかし、ボートレース下関は1マーク側に設置された堤防のおかげで満潮時も干潮時でも水が流れにくく、うねりが発生することもほとんどないため、1年を通して水面が穏やかな傾向にあるのです。

風の変化には要注意!

走りやすいと言われているボートレース下関ですが、風の影響には注意が必要です。

ボートレース下関は夏はバック側からの横風、冬はスタンド側からの横風がよく吹きます。

スタート付近で向かい風が追い風に変わることが多くあるため、スタートが難しくなります。

それでも風の動きを読めて、スタート事故を起こせないという意識が強い地元選手は好成績を残すパターンが多いです。

ボートレース下関(下関競艇場)2大最強地元選手をピックアップ!

ここでボートレース下関の2大最強地元選手を紹介します!舟券からは絶対に外せないのでこの2名が出場するレースは要チェックです!

下関最強レーサー!?「白井英治(しらい・えいじ)」選手は舟券から外せない!

ボートレース下関と言えば白井英治選手でしょう。

「関門のホワイトシャーク」の異名を持つほど、巧みなハンドル捌きによる鋭角的なターンを得意としていることで有名です。

白井英治選手はボートレース下関において全国選手の中で勝率1位を誇り、勝率8.88と非常に高い数字をマークしている最強地元選手です!

(※勝率統計期間:2017年5月1日~2020年4月30日)

2020年8月に下関でSG優勝!「寺田祥(てらだ・しょう)」選手

寺田祥選手からも目が離せません!

寺田祥選手と言えば今年2020年8月にボートレース下関で行われたSG「第66回モーターボート記念競走」で優勝を飾りました!

また、寺田祥選手はスタート事故を起こさないことをモットーにしていてフライングが非常に少ないということでも有名です。

スタートへの意識が人一倍高いため、まさにボートレース下関で活躍する選手だと言えるでしょう。

企画レースを狙おう!5Rはインコース激強!

ボートレース下関ではいくつかの企画レースを実施していますが、1・4号艇にA級を配置した5R「進入固定」は1コース1着率が80%と最も高い企画レースです。

3連単出目は「1-4-2」「1-2-4」が一番多く出ます。

3連単の予想が苦手な方や初心者の方は5R「進入固定」から始めてみるといいかもしれません。

ボートレース下関(下関競艇場)を季節ごとに攻略!

季節によって風の影響が強くなることもあれば、穏やかで走りやすくなることもあります。

そこで季節ごとに特徴を踏まえた上でボートレース下関を攻略していきたいと思います。

春はモーター勝負!新モーターに切り替わる季節!

春は気温が上がり、1マークのバック側から斜め向かい風が吹きこんできます。

また、3月は新モーターに切り替わる月です。

春はインが最も強い季節ですが、向かい風が吹けば性能の良いモーターが好スタートを決めるので、前節で使用していた選手の成績でモーター性能を判断し、舟券戦略を立てましょう。

夏はスタート勝負!風向きの変化に注意!

夏は沖から吹く横風が強くり、風向きが安定しないので、スタートが難しくなります。

インのモーターの調子が悪いとダッシュでスタートした艇にまくられてしまうことが夏には多いです。

そのため夏は1コースの1着率が53%と、インの成績が最も落ちる季節でもあります。

6艇のモーターの性能をしっかり把握しなくてはなりません。

秋はスピード勝負!?最も走りやすい季節!

秋は風の影響も1年で最も少なく、大潮の満潮時を除けば水面も穏やかです。

海水で体重差が出にくく乗りやすい水面では、スピードで攻める選手が活躍することが多くなってきます。

スロー艇とダッシュ艇の対決になるため、どちらが有利なのかがポイントになってきます。

スタート展示で直前の気配やコース進入などをチェックしましょう。

水面に吹き込む風。冬はスタートが難しくなる!?

冬はスタンドで北風は遮られますが、それでもスタンドを舞うように風が水面に吹き込んできます。

また、スタート付近の風が一定しないため、スタート勘を掴めない選手も多く出てきます。

そのため、風の変化を読んでスタートを決める選手が活躍します。

まとめ:総合的に見てボートレース下関(下関競艇場)は走りやすい!

季節によって風の影響があるにしても、総合的に見て穏やかで走りやすいボートレース場であることはおわかり頂けたでしょうか?

ボートレース下関で予想をする際は本記事を参考にしてもらえると嬉しいです。

ナイター専用のボートレース場ですが、ナイターはデイレースと比べて配当金が高いので、ぜひボートレース下関で高配当を的中させてくださいね!

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