日本一の「難水面」!ボートレース江戸川(江戸川競艇場)
日本一の難水面で全ボートレース場の中で最も予想が難しいと言われてるボートレース江戸川(江戸川競艇場)。
「風向き」「潮の流れ」「コースレイアウト」など、ボートレース江戸川特有の癖をしっかり把握しなければ攻略することは難しいです。
ただ、ポイントをしっかり抑えれば高配当を的中させることも可能なので、リターンが大きいのも魅力ですよね!
本記事では、江戸川競艇場についての基本的な情報から抑えるべきポイントなど、ボートレース江戸川の攻略に必要な情報を詳しく紹介していきます!
目次
ボートレース江戸川とは
東京都江戸川区の中川沿いにある競艇場です。
東京都六市競艇事業組合、東京都三市収益事業組合が主催となり、1955年8月12日に「江戸川競艇場」としてオープンしました。
2015年からは、現在の「ボートレース江戸川」を正式名称としています。
最大の特徴は、日本で唯一、河川をそのままコースとして利用していることです。
そのため、他の競艇場に比べて自然の影響を受けやすく、大番狂わせが起こることも珍しくありません。
より白熱したレースが展開されることでしょう。
しかしその一方で、トラブルが起こりやすいのも事実です。
レースの開始が遅れたり、あるいは急遽中止になったりといったことも少なくありません。その場合は、競艇場内だけでなく、最寄り駅である船堀駅や平井駅などに設置された告知板にも連絡が入ります。
水面特徴
ボートレース江戸川の水面特徴として、全競艇場の中でも随一の“難水面”であることが挙げられます。
河川をコースにしていることに加えて、競艇場が中川の河口近くにあるため、風や川の流れ、潮の満ち引きなどがレースに大きく影響します。
たとえば、潮流と風が強くぶつかり合う日は波が立ち、水面が激しく荒れます。
そのため、スタートが決まりにくく、またボートが旋回する際も高度なテクニックが必要になります。
一方、潮流と風の向きが一致する日は、打って変わってスタートを決めやすい水面に変化します。
このような水面の変化により、ベテラン選手でも苦戦するケースが少なくありません。
また、1マークが大きくスタンド側に振られており、幅が37mしかない点も要注意です。
インコースが不利になりやすく、特にスタートを失敗してしまうと挽回は極めて困難といえるでしょう。
とはいえ、地元レーサーをはじめ、ボートレース江戸川での走行を得意とする“江戸川巧者”もいます。
予想する際は水面の状態に加えて、誰がどのコースを走るのかにも注目しましょう。
そんなボートレース江戸川の水質は海水です(中川の河口付近に位置するため)。
淡水に比べて柔らかく、浮力の影響もあるため、体重の重い選手が良い成績を残しやすいという特徴があります。
主要レース
ボートレース江戸川の主要レースとして、「江戸川大賞」「アサヒビールカップ」などが挙げられます。
「江戸川大賞」は、ボートレース江戸川の開場を記念して毎年行われる周年記念競走であり、GⅠ競走のひとつです。1955年に開催が始まって以来、毎年6月に行われています。
4日間の予選を勝ち抜いた18名が準優勝戦に進み、その中の上位2名が優勝戦へと駒を進めます。
一方の「アサヒビールカップ」は、アサヒビールがスポンサーとなって開催される企業杯競走です。
こちらも年に1回の開催で、優勝者には100万円以上の賞金やアサヒビールの商品などが贈呈されます。
また、このほかにも、新春に開催される「新春金盃」や、GWに開催される「ゴールデンカップ」、マスコットキャラクターである「ラリー」と「バディ」にちなんだ「ラリーズカップ」などが有名です。
SGの有無
毎年全国の競艇場で開催されるSG競走ですが、2019年現在、ボートレース江戸川だけは開催実績がありません。
施設概要
ボートレース江戸川は全7フロアから成り、3Fを除く6フロアを利用することができます。
開催日は入場料として100円が必要ですが、場外発売のみの日であれば無料で入場することが可能です。
場内にはさまざまな施設が揃っていますが、中でも注目すべきは4~5Fに用意された指定席エリア「MIYABI」と、6Fに設けられた特別指定席エリア「GOLD」でしょう。
「MIYABI」は、1人でゆったり観戦できるリクライニング席やレギュラー席、複数名で楽しく観戦できるペア席などが用意された観戦スペースです。
各席にモニターが設置されているため、各レースの情報を見たり実況中継を聞いたり、あるいはリプレイ映像を見返したりといったこともできます。
また、女性専用ルーム「kaguyahime」が併設されているのも要注目です。
女性ひとり、もしくは女性グループでの来場であっても、男性ユーザーの目を気にすることなく安心して楽しめます。
そのほか、空き時間にゆったりくつろげるリラクゼーションルーム「powerspot」や、みんなとワイワイ盛り上がりながら観戦できる「カラオケルーム」なども用意されています。
一方の「GOLD」は、限定52席の特別観戦スペースです。
すべて個席で、各席に大型モニターが設置されています。
1人で静かにレースを見届けたい方にピッタリな空間といえるでしょう。
専用レストラン「リバーサイド」が併設されているため、レースの合間に食事をすることもできます。
また、“ボートレース江戸川の顔”として人気なのが、1Fに設置されたヤギ型ロボット「マッシロー」です。
はずれた投票券を口元に近づけることで、モシャモシャと食べて回収してくれます。
ただし、一度投入した投票券を再発行してもらうことはできません。
くれぐれも当たり券を与えないようにしましょう。
アクセス方法
電車をご利用の場合
電車を利用される場合は、
- JR総武線「平井駅」
- 都営新宿線「船堀駅」
- 地下鉄東西線「西葛西駅」
以上の駅で下車するのがオススメです。
これらの駅からは無料送迎バスが出ているので、快適にボートレース江戸川に向かうことができます。
特に船堀駅が一番近く、移動にかかる時間は5分程度です。
車をご利用の場合
車を利用される場合は、船堀駅の北にある交差点を左折し、「きらぼし銀行」横の道を通って向かうといいでしょう。
都道450号に出たら右折し、中川沿いに直進していくと、正面にボートレース江戸川が見えてきます。
江戸川必勝法
難水面と言われる江戸川競艇場ですが、予想を的中させるにはどのようなことに気を付ければ良いのでしょうか?
いくつかのポイントに分けて解説していきます。
ボートレース江戸川(江戸川競艇場)は1コースの勝率が低く万舟も狙える!
まずはボートレース江戸川の基本的な特徴をおさらいしていきましょう!
- 水質 汽水
- 水面 難水面
- 風の影響 あり
- 干満差 あり
- 水位の変化 あり
ボートレース江戸川は全国で唯一河川の水面を利用しているため、干満差が大きく風の影響も受けるので、全国屈指の難水面として有名です。
そのため、1コースの1着率が低くなり高配当になりやすいのが特徴ですね!
では他にどういったポイントを抑えるべきなのか見ていきましょう。
第1ターンマークの幅が狭くターンがしづらいためインコースが不利になっている
ボートレース江戸川の水面レイアウトを見てみると、第1ターンマークが37.1mとかなり狭いです。
ボートレース場に詳しい方なら分かると思いますが、実はこのコースの幅の狭さは万舟券の出現率が全国トップの「ボートレース戸田」とほとんど同じコースの幅となります!
また、第1ターンマークが狭くなると、1コースはスピードを出してターンすることが難しく高度なターン技術が必要となります。
そのため、1コースの1着率が低くなる傾向があるということですね。
コース別の1着率を見ると1コースの1着率が48%と非常に低く、逆に2コースの1着率が18.0%で3コースが16.0%と全国屈指の高さとなっていますね!
6コースに関しても3.2%と高い数値で、万舟出現率も18.3%と非常に高い数値です。
また、枠内コース別取得率が非常に高いボートレース場としても知られてますね。
必須級!風向きと潮の流れを把握する
ボートレース江戸川で必ず確認しなければならないのが、風向きと潮の流れです!
はっきり言いますが、ここを把握しないと勝てないと言っても過言でありません。
ボートレース江戸川の公式ぺージの「潮・風向き舟券攻略法」が分かりやすくて非常に参考になるので、事前情報としてレース前にしっかり確認しましょう!
- 風速5m以下で止まりや流速が30cm未満ならインの勝率が高い
- 風速5m以上で流速が30cm以上になると荒れたレースになりやすく高配当に期待できる
- 上げ潮の場合はイン有利な傾向で下げ潮の場合はアウトコースに勝機あり
- 追い風の場合はイン有利な傾向で向かい風の場合はまくりやすくなる
こちらでも風向きや潮に関する必要な情報をまとめてみました!
ポイントとしては、「追い風・上げ潮」「向かい風・上げ潮」の場合はインコースが強い傾向があり、「向かい風・下げ潮」「横風・下げ潮」の場合はアウトコースに有利な展開になりやすいので、ダッシュ勢を軸にかけるべきですね!
特に、風速が5m場合や流速が30cm以上の場合は、大きなうねりが発生し荒れたレースになる傾向があるので注意が必要です。
ボートレース江戸川(江戸川競艇場)は2つ情報を抑えて高配当を的中せよ!
これまでボートレース江戸川に関する基本的な情報から抑えるべきポイントまで紹介していきましたが、他のボートレース場に比べてかなり細かく情報を把握していないと、攻略できないのは分かったかなと思います。
さすが日本一の難水面と言われるだけはありますね。
ここからはこれまでに話した内容と合わせて、高配当を当てるために知って得する2つの情報を詳しく紹介していきます!
江戸川巧者の情報を完全網羅せよ
高配当を当てるための攻略法の1つ目は、江戸川巧者の選手情報になります!
競艇界では有名な用語の1つですが「江戸川巧者ってなんぞや?」という方向けに話しますと、江戸川巧者というのは「ボートレース江戸川を得意とする競艇選手」のことを指します。
つまり、日本一難水面であるボートレース江戸川の勝率が高い選手となりますね。
注目すべき選手は、「福来 剛選手」「作間 章選手」「飯山 泰選手」などボートレース江戸川の勝率が高い選手ですが、特に「江戸川鉄兵」というあだ名があるぐらいボートレース江戸川の勝率が高い「石渡 鉄兵選手」が出場した場合は、どのコースでも軸として賭けても良いぐらいですね!
また、賭けるレースにボートレース江戸川に強い選手がいない場合は、「ST」「節間成績」「展示タイム」「当地成績」が良い選手や走り慣れている東京支部の選手を選ぶと良いです!
モーター情報を完全網羅せよ
高配当を当てるための攻略法の2つ目は、モーター情報になります!
モーター性能の差で万舟券にも期待できますので、ここはしっかりと確認すべきですね。
基本的に賭けるレースのモーターに関する情報は全て把握すべきですが、特に「勝率」や「最高タイム」に関するデータは把握すべきですね。
左側の数字をクリックするとクリックした数値のモーターの節間成績なども見ることができるので確認してくださいね!
また、モーターの交換時期は4月なので、7月くらいまではモーターに関する情報を鵜呑みにしない方が無難です。
まとめ:ボートレース江戸川(江戸川競艇場)は日本一の難水面なため、あらゆる状況を想定した賭け方が必要!
今回はボートレース江戸川の攻略法について紹介していきましたが、最後に簡単にまとめさせていただきます。
- 第1ターンマークの幅が狭くインコースが不利な設定
- 風の向きや強さ、潮の流れによって賭け方を変えていく
- 江戸川巧者の選手や走り慣れている東京支部の選手を中心に賭けていく
- モーターに関する情報をしっかり把握する
ボートレース江戸川は日本一の難水面で把握すべき情報が多いですが、そのリターンとして他のボートレース場よりも高配当を当てやすいのが特徴です。
以上の攻略法を参考に高配当を当てて稼いじゃいましょう!
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