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大番狂わせが多い競艇場!ボートレース津(津競艇場)

ボートレース津(津競艇場)

ボートレース津(津競艇場)は伊勢湾に面していることから、夏場は強い季節風、冬場は鈴鹿山脈から吹き荒れる「鈴鹿おろし」が直撃します。

風速10mを超えることもあり、東海地区で最も荒れるボートレース場です。

レースが荒れれば高配当が飛び出します。

本記事ではボートレース津の特徴から季節ごとの傾向、注目の選手やレース情報など、お得な情報をたっぷりお届けします。

目次

ボートレース津とは

三重県津市藤方にある競艇場です。
三重県鳥羽市出身の演歌歌手・鳥羽一郎氏が名誉執行委員長を務めています(2019年現在)。
競走水面が全競艇場の中で2番目に広く、また舟券発売機を初めて導入した競艇場としても有名です。

全国の競艇場の中で最も歴史が古く、1952年7月4日に第1回ボートレースの開催が行われました。
当初は岩田川河口にレース場を置いていましたが、1969年に現在の場所に移転したという経緯があります。
その後、2000年に現在のスタンドが開設され、2011年に外向発売所「津インクル」がオープン。現在に至ります。
JR・近鉄津駅、近鉄津新町駅から無料送迎バスが運行しているほか、会場の周辺に5つの無料駐車場を設置しています。
収容できる総台数は2,400台を超えるため、遠方からでも気軽に足を運びやすいのが魅力です。

水面特徴

伊勢湾に近いボートレース津の水質は、海水と淡水のちょうど中間あたりです。
純粋な海水に比べると塩分濃度は低めですが、水質は柔らかく、浮力が働くのが特徴として挙げられます。
体重が重い選手でも、有利にレースを運ぶことができるでしょう。
競走水面は完全なプール型なので、水位が大きく変動することはほとんどありません。

しかし、風についてはしっかりチェックしておくことをオススメします。
ボートレース津は立地的に、夏は伊勢湾からの季節風、冬は鈴鹿山脈からの吹き下ろしがそれぞれ直撃しやすいという特徴があります。
特に鈴鹿山脈からの吹き下ろしは「鈴鹿おろし」と呼ばれるほどの強風で、風速5mを超えるような日は水面の状態が著しく悪化します。
そのため、インコース、アウトコース問わず苦戦する可能性が高く、レースが大荒れしやすいのが特徴です。

そのほか、1マークのホーム側が広く、枠番なりに並びそうな場合でも、各選手の駆け引きや走り方によってレース展開が変わりやすい点もポイントです。
このように、さまざまな要素によって大番狂わせが起こりやすいことから、高額舟券、万舟券が期待できる競艇場として知られています。

主要レース

ボートレース津で開催される主要レースとして、周年記念競走(GⅠ競走)の「つつじ賞王座決定戦」が挙げられます。1953年に第1回が開催されて以来、ほぼ毎年行われています。
地元の有力選手をはじめ、豪華な面々が集結する注目のレースです。
ただし、この名称で開催されるのは、令和元年(2019年)5月に行なわれた「第67回つつじ賞王座決定戦」が最後です。

津競艇では新しいタイトル名を公募し、2019年8月に新名称は「ツッキー王座決定戦」に決定したと発表されており、現在は同タイトルでの周年が行なわれています。

また、企業杯競走(GⅢ)として「マキシーカップ」があります。
三重交通がスポンサーを務めるレースであり、優勝者には賞金やその他の副賞が贈呈されます。
こちらも「つつじ賞王座決定戦」と同じように、基本的に毎年1回、開催されます。
そのほか、GWに開催される「スポーツニッポンパール賞競走」や、お盆に行なわれる「中京スポーツ・三重テレビ納涼しぶき杯争奪戦競走」なども有名です。

SGの有無

ボートレース津では、競艇のレースにおける最高位・SG競走が開催されることもあります。
過去に行なわれたSG競走として、「モーターボート記念競走」「競艇王チャレンジカップ」「全日本選手権競走」などが挙げられます(2019年7月現在)。
しかし、全国の競艇場に比べると、これまでのSG競走の開催回数は少なめです。

施設概要

ボートレース津は、全4フロアから成る競艇場です。

メインフロアとなる1Fは屋外に無料観戦スペースが用意されており、そこから迫力満点のレースを間近で見ることができます。
ただし、椅子やベンチは設置されておらず、立ち見もしくは段差に腰掛けて観戦しなければいけない点は注意が必要です。
また、トークイベントや選手インタビューのステージとなる「ツキツクステージ」、トロフィーや各競艇場のマスコットキャラクターのぬいぐるみなどが展示されているスペースなど、さまざまなスポットが見られます。
もちろんフードコートや売店も併設されているので、レース前に小腹が空いたときも問題ありません。

2Fは、基本的にほとんど閉鎖されているフロアです。大きなレースの開催日に一般席が開放されるほか、何かしらのイベントが実施される際にはイベントホール「ツッキードーム」が開場します。

3Fは投票所や飲食店などがあるフロアです。
人気なのは、レストラン「味どころ御飯艇」。安くてボリュームたっぷりのメニューが豊富にあるほか、窓際のカウンター席から競走水面を見ることもできます。

そして最後に紹介する4Fは、有料の指定席が用意されているフロアです。
「A指定席」と「B指定席」に分かれており、自分に合ったほうを選べます。
A指定席は、個人スペースが確保されたテーブル付きの観戦席です。各テーブルに卓上モニターが設置されているので、各種情報やレースの映像をゆったりくつろぎながら見られます。
また、きちんと分煙されているので、喫煙者も非喫煙者も快適に観戦できます。
一方のB指定席は、テーブル付きのペアシートが用意された観戦席です。家族や友人、恋人と一緒に楽しく観戦できます。
ただし、モニターが設置されていない点に留意する必要があります。
そのほか、最大6名で利用できるソファーボックスや、冷房完備の個室でくつろぎながら楽しめるペアボックスなど、プレミアム指定席も用意されています。
A指定席やB指定席に比べると、利用料金が少し高くなりますが、より快適にリラックスしながらボートレースを楽しめることは間違いないでしょう。

アクセス方法

電車をご利用の場合

ボートレース津へのアクセスは、電車を利用するのが便利です。

  • JR/近鉄「津駅」下車 無料送迎バス25分
  • 近鉄「津新町駅」下車 無料送迎バス30分
  • 無料送迎バスの運行は、本場開催日に限ります。運行スケジュール等については、ボートレース津の公式ホームページをご覧ください。

車をご利用の場合

  • 伊勢自動車道「津IC」または「久居IC」から約20分

ボートレース津(津競艇場)の季節によって変わるレース展開!

海が近いことからボートレース津の水質は半海水に近い「淡水」です。

プール型で潮の満ち引きの影響はありません。厄介なのは「風」です。

夏場は伊勢湾からの追い風でインが有利、冬場は鈴鹿おろしの強い向かい風でレースが荒れる傾向にあります。

伊勢湾からの海風は午後に強くなり、最終レースが始まる頃に収まります。

風が弱い時期は1コースが強く、1着率は60%。年間を通して基本的にインが有利です。

ボートレース津は、季節によってレースの展開が大きく変わるので、ここでは季節ごとの傾向からポイントをおさえていきたいと思います。

春は追い風に変わり始め、イン有利な流れに。

春は強く吹き荒れた冬場の向かい風が止み、追い風に変わる季節です。

インコースからスムーズにスタートを切ればそのまま「イン逃げ」が決まるレースが多くなり、センターからの「まくり」は決まりづらくなります。

夏は春以上に強い追い風が吹き荒れる。

夏は伊勢湾からの海風によって春以上に強い追い風が吹き荒れます。

強い追い風の中、インからスピードをつけてターンをするとバックストレッチ側に大きく流れ、センターからの「差し」が決まって高配当が飛び出すことも!

最終レースの時間が近づくと風も止み、「イン逃げ」が決まるレースが増えます。

秋は静水面。新モーターでスピード勝負。

9月は新モーターへの切り替え月です。

秋は水面が穏やかで、年間を通して一番モーターパワーを発揮できる季節なので、新モーターに切り替わることでパワー差が出やすくなり、スピード勝負となります。

モーター実績をしっかり分析することが大切です。

冬は「鈴鹿おろし」が吹き、荒れ水面に。

冬はスタートラインから2マークにかけて強い向かい風「鈴鹿おろし」が吹きこみます。

水面が荒れ、波が高くなることで安定板を使用したレースが行われる日が多くなります。

ターン巧者が活躍する季節です。

周回展示で波に乗れている選手をチェックしましょう。

スマートフォン対応アプリ「TSU NAVI」の情報を予想に活かそう!

「TSU NAVI」とは以下の3種類の予想が見れるボートレース津公式アプリです。

  • 「前日記者予想」…モーターの調子や前走の結果から記者が予想。
  • 「V-POWER予想」…モーターや選手の過去の成績から予想。
  • 「直前記者予想」…展示航走の結果からレース直前のコンディションで予想。

ボートレース津は風の影響が強いだけあって、特に直前予想は価値ありだと言えます。

また、お金をかけずに参加できるレース予想ゲームも搭載されています。

予想が的中するとポイントが加算され、指定席券やグッズ、お食事券などと交換することができます。

ボートレース津(津競艇場)で活躍する三重支部の強豪レーサー!

ボートレース津の特有の風に慣れた地元選手がレースで活躍します。

ということでここではボートレース津を熟知した、三重支部を代表する強豪レーサーを2名紹介します。

「井口佳典(いぐち・よしのり)」選手

ボートレース津と言えば井口佳典選手です。

SGでの優勝回数は6回、G1では数々の優勝を飾ります。

そしてボートレース津でのG1優勝回数がなんと5回も

賞金ランキングでは常にトップ争いをしています。

強さの秘訣は何と言ってもスタート力

平均スタートタイミングは0.13と高い数値をマークしています。

度胸のある強気なスタートを決めることから「ブチ込み王子」とも呼ばれていたり。

「新田雄史(にった・ゆうし)」選手

続いて井口佳典選手の弟子でもある新田雄史選手の紹介です。

新田雄史選手はインコースを得意とし、インを狙える時はとことん狙うという特徴があります。

SGやG1でコンスタントに活躍し、賞金ランキングでは毎年上位にランクインする実力を持っています。

以上、三重支部から2大強豪レーサーの紹介でした。

彼らが出場するレースはぜひ注目してみてください。

企画レースで軍資金を稼ごう!

ボートレース津では以下2種類の企画レースを行っています。

  • 1R「ツッキーレース」
  • 5R「5ールドレース」

いずれも1号艇のみA級を配置し、1コース1着率は80%を超える的中誘導番組です。

純粋にレースを楽しみたい方や、予想の練習をしたい初心者の方には特におすすめです。

3連単出目は「1-2-3」の出現率が高いです。

人気が集中するため配当は低めですが、買い続けることで軍資金稼ぎになりそうですね!

まとめ:ボートレース津(津競艇場)は高配当が飛び出す荒れるプール水面!

最後にポイントをおさらいします。

  • 年間を通してインが有利(特に追い風が吹く夏)。
  • 季節によってレース展開が変わるので地元選手が上手に対応できる。
  • 風の影響が強いボートレース場なだけに「THU NAVI」の直前予想は特に有効。

ボートレース津は癖が強く、予想も難しいと言われています。

しかし、荒れるレースが多い分、高配当も出やすいのでしっかり舟券戦略を立て、的中させてください!

ボートレース津(津競艇場)の今日の無料予想

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競艇予想サイトは年々増加しており多種多様なサイトが存在します。

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