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ボートレース三国(三国競艇場)

ボートレース三国(三国競艇場)

三国ボートレース場では4~9月はモーニングレースが開催されています。

プール水面ではあるものの、日本海が近いために日が高くなると海風が吹きつける会場です。

企画レースの1~4Rはシード番組ということもあり、人気舟券が的中しやすくなっています。

この記事では三国で儲けるための舟券戦略を徹底解説します!

目次

ボートレース三国とは

福井県坂井市にある競艇場で、本州にある競艇場のうち唯一日本海側にあるのが特徴です。
マスコットキャラクターは、北陸の名産品・越前ガニをモチーフにした「カニ坊」。会場入口にも大きく描かれています。
レース実況は、主に小林習之氏が務めます(2019年現在)。
地元出身の有名選手として、今垣光太郎選手や中島孝平選手、松田祐季選手などが挙げられます。
最寄り駅であるJR芦原温泉駅前から無料送迎バスが出ているので、初めての方も気軽にボートレースを楽しめるのではないでしょうか。

そんなボートレース三国は、1953年4月14日、武生三国モーターボート競走施行組合(現在の越前三国競艇企業団)が主催となり、九頭竜川の河口付近に開場したのが始まりです。
当初は「九頭竜の三角波」と呼ばれるほど全国有数の難水面として知られていましたが、1966年に移転が決定し、1968年に現在の場所に移動したという経緯があります。
とはいえ、現在の場所も風の影響を受けやすく、難水面であることは変わりません。
そのため、ボートレース三国の競走水面を得意とする選手は、風に強い選手といえます。

水面特徴

ボートレース三国の水質は淡水であり、モーターの強い機体が有利になりやすいという特徴があります。
また、海水と違って浮力がないため、体重が軽い選手のほうがパフォーマンスを発揮しやすくなります。
そのほか、潮の満ち引きによる水面変動がない点もポイント。
一見すると走りやすく思えますが、淡水の中でも硬めなことから、走りにくいと感じる選手も多いようです。

そんなボートレース三国は、インが強いことで知られています。
もともとボートレースはインコースが有利とされていますが、それに加えて、スタートラインの幅が全国トップクラスの広さを誇ることも関係しています。
これによってアウトからの「まくり」がなかなか決まらず、その間にインが逃げ切るというレース展開になりやすいのです。現に1コースの1着率が高く、決まり手についても「逃げ」が多いというデータが出ています。

また、日本海に近く、風の影響を受けやすいこともインが強くなる要因のひとつです。
夏は日本海から海風が、冬はシベリア寒気団から北風がそれぞれ強く吹くため、年間を通して追い風の日が多くなります。
その結果、インが主導権を握ったレース展開になりやすいのです。

主要レース

ボートレース三国で開催される主要レースとして、周年記念競走(GⅠ)の「北陸艇王決戦」、企業杯競走(GⅢ)の「スズキ・カープラザカップ」などが挙げられます。
また、GWに開催される「GW三国ボートフェスタ」、正月に開催される「初夢賞」といった一般戦、新鋭リーグ戦として「ヤングヒーロー決定戦」、女子リーグ戦として「クイーンカップ決定戦」など、さまざまな名レースが行われます。

SGの有無

ボートレース三国ではSG競走が行なわれることもありますが、その回数は他の競艇場に比べると少なめです。
2019年7月現在、過去に開催されたのは「第41回モーターボート記念競走」「第3回オーシャンカップ」「第20回オーシャンカップ」の3回しかありません。

施設概要

ボートレース三国は、B1と1~3Fの全4フロアから成ります。

B1にはインフォメーションスポットがあり、ここで鉄道・高速道路利用者サービスの利用申込ができます。
当日の領収書や往復切符の復券を提示することで、ペアシート招待券がもらえます。

1Fは、ボートレース三国のメインフロアです。
青と白を基調とする美しい内装で、2マーク側の1号館と1マーク側の2号館に分かれています。
1号館を入ると青と白を基調にした「オーシャンホール」が広がっており、投票所や一般席が用意されています(レースをより至近距離で見たい場合は、屋外の芝生スペースに出ることも可能です)。
2号館にも投票所が設けられていますが、日によっては閉鎖されているので、その点に留意する必要があります。
また、レストランや売店、ラウンジなども用意されているので、腹ごしらえをしたいときや休憩したいときも困りません。

2Fは、一般席と投票所が用意されているフロアです。
1Fの一般席と合わせると4,000席を超えるので、問題なく座って見ることができるでしょう。
また、映像ホールも用意されており、ここでは大型モニターでレース観戦ができます。
ただし、こちらの席からは直接競走水面を見ることはできません。
そのほか、キッズルームやレディースラウンジが設けられているのもポイントです。
子供連れの方、女性同士で遊びに来た方も、ゆったりくつろぎながらボートレースを楽しめます。

3Fは、有料の指定席が用意されているフロアです。
指定席は、2人掛けの椅子が用意されているペアシート席(1,000円)、4人で楽しめるグループ席(2,000円)、6~10人で盛り上がれる団体席(3,000円)の3種類。
鉄道・高速道路利用者サービスを利用した場合は、ペアシート席で観戦できます。
そのほか、レストランや自販機、喫煙スペースなども用意されているので、合間に休憩を入れながらの長時間観戦が可能です。

アクセス方法

電車をご利用の場合

  • JR北陸本線「芦屋温泉駅」下車 無料送迎バス15分またはタクシー約10分
  • 無料送迎バスの運行スケジュールについては、ボートレース三国の公式ホームページをご覧ください。

車を利用される場合

  • 北陸自動車道「金津IC」から約15分
  • 北陸自動車道「丸岡IC」から約30分
  • 北陸自動車道「加賀IC」から約30分

ボートレース三国(三国競艇場)の予想のポイント

  • 水質:淡水
  • 住所:福井県坂井市三国町池上80-1
  • 支部:福井支部
  • モーター交換時期:4月

ボートレース三国(三国競艇場)のレイアウトについて

スタートライン上の幅が62mと広く、「アウトコースから1マークが遠い」会場です。

そのため、アウトコースからの捲りが届きにくくなっています。

また、強い追い風が吹くとインコースからでも流れやすくなるので、差しや捲り差しが決まりやすくなります。

このことから、全速旋回よりも、小回りの利いたターンのほうが有利な会場だと言えます。

しかし、展示タイム順位が1位と6位では3連対立に25%もの開きがあるため、ある程度はモーターのパワーが必要なようです。

ピットから2マークまでの距離は150mもありますが、基本は枠なり進入が多くなります。

ボートレース三国(三国競艇場)の企画レースは2種類

2020年11月現在、三国ボートレース場で行われるG3級以下のレースでは原則的に以下の企画レースが行われています。

  • 1R:みくにあさイチ(1号艇にA級、その他艇にB級を番組)
  • 2R:みくにあさガチ(1・2号艇にA級、その他艇にB級を番組)
  • 3R:みくにあさズバ(1・3号艇にA級、その他艇にB級を番組)
  • 4R:みくにあさ推し(1号艇にA級、その他艇にA級2艇、B級3艇を番組)

ボートレース三国(三国競艇場)の三連単配当分布

  • 0~999円:19.2 %
  • 1,000~1,999円:23.2 %
  • 2,000~2,999円:13.5 %
  • 3,000~4,999円:13.6 %
  • 5,000~9,999円:13.5 %
  • 10,000~99,999円:16.3 %
  • 100,000円~:0.8 %

三国は1,000~1,999円の配当分布が約25%を占めています。

そのため、点数さえ抑えればトリガミを握らされることもほとんどありません。

風向きでの成績変動について

  • 追い風(3m以上):1コース1着率が僅かに減少、2・4コースの1着率が僅かに上昇
  • 向かい風(5m以上):1コース1着率が46.1%まで減少、3・4コースの1着率が僅かに上昇
  • 右横風(4m以上):1コースの1着率が60%まで上昇、2コースの1着率が0.6倍、3コースの1着率が1.5倍

三国は淡水のプール会場ですが、日が高くなると日本海が近いために「海風」の影響を受けます。

そのため、一年を通して追い風が多いです。

また、三国の1コース1着率は52%と全国のなかでも平均的ですが、強い向かい風が吹いた時は46%まで下がるので注意が必要です。

季節別の成績変動

三国は季節による勝率の変動がほとんどありません。

(あっても5%前後の微々たる変動です)

ですが、春と冬は季節風で強い風が吹きます。

春は向かい風、冬は追い風です。

また、4月にモーターの交換があり、春は予想が少し難しくなります。

ボートレース三国(三国競艇場)を得意とする選手をチェック!

三国の勝率の良い選手をご紹介します。

当地勝率の高い選手を基軸にして、的中率を上昇させましょう!

北陸のスター、今垣光太郎選手

今垣選手は2020年11月現時点で、通算9回ものSG優勝歴を持つ凄腕の選手です。

捲りよりも、差し・捲り差しを得意としています。

2017年5月1日~2020年4月30日までの直近3年間の当地勝率は8.27。

2019年の賞金獲得ランキングは16位の選手です。

6コースからでも舟券によく絡むオールラウンダー、萩原秀人選手

同じく、福井支部所属の選手です。

萩原選手は今垣選手と並んで「北陸のツートップ」とも呼ばれている選手です。

SG優勝歴こそまだありませんが、コース別三連対率では6コースでも50%近くあるオールラウンダーです。

直近3年間の当地勝率は8.02。

2019年の賞金獲得ランキングは31位の選手です。

全24競艇場制覇者、赤岩善生選手

赤岩選手は所謂「自在戦」が得意な選手です。

2018年に史上21人目の全24競艇場制覇者となっています。

直近3年間の当地勝率は9.00。

2019年の賞金獲得ランキングは29位の選手です。

その他にも、三国を得意とする選手は沢山います!

三国を得意とする選手には上記の選手の他に、山口達也選手、杉山正樹選手、太田和美選手、上野真之介選手らがいます。

いずれの選手も直近3年間の当地勝率が8割を超えています。

三国で成績が良い選手は1~5コースのコース別3連対率が満遍なく高い選手が多いようです。

このことから、三国はオールラウンダー(自在)の選手が活躍しやすい会場といって差し支えないでしょう。

また、地元の福井支部の選手で近年活躍が目覚ましいのが、今垣選手と萩原選手の他に、松田祐季選手がいます。

地元選手は練習に会場を使っているので、スタートなどに優位性を持っています。

ボートレース三国(三国競艇場)の確実に儲かる舟券の買い方

三国では1~8番人気の舟券は大体1日に6Rほど的中しています。

これは、淡水水面でレースに影響するファクターが少ないため、選手の実力が結果に出やすい会場だからだと思われます。

このことから、三国では選手の実力・調子、そして機力を鑑みた順当な予想を立てるのが有効であると考えられます。

ボートレース三国(三国競艇場)で有効的な買い目

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上記の買い目が、三国で主に出る組み合わせになります。

1着に1艇、2着に2艇を固定にして、3着にめぼしい3・4艇を選んだ6~8点買いがおすすめです。

的中率と回収率のバランスが良く、深追いさえしなければ比較的安全に儲かることが可能になります。

主力艇の判断がつかない場合は、テレボートの人気投票機能を活用しましょう。

まとめ:ボートレース三国(三国競艇場)では実力重視の予想が吉!

淡水プールでありながらも日本海が近いために、太陽が昇って温かくなってくると海風が追い風になって吹きつけます。

しかし、強い向かい風でない限りはインの有利性が崩れることはないので、海風は舟券戦略への影響があまり大きくありません。

機力以外にファクターがほぼ無いため、選手の実力が着順に表れやすい水面だといえます。

そのため、1~8番人気の舟券が1日に6Rほど的中するので、少ない点数でも高い的中率が保持できる会場です。

さらに、人気舟券でも払戻金が高くなりやすいので、負け分も取り戻し易くなっています。

三国は堅実に賭けてさえいれば、着実に儲けることが可能です。

ボートレース三国(三国競艇場)の今日の無料予想

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三国競艇場のレースを予想するのにぜひ参考にして欲しいのが、競艇予想サイトが提供している無料の予想です。

競艇予想サイトは年々増加しており多種多様なサイトが存在します。

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