ボートレースの歴代CMまとめ!出演した俳優・女優や競艇選手は誰?
競艇(ボートレース)のテレビCMは90年代から制作され、放映されています。
90年代は競艇選手たちが出演することも多かったのですが、時代が進むに連れてタレントさんがイメージキャラクターとして出演することが増えていきました。
昔のCMを振り返ってみると「こんな大御所タレントが出ていたのか!」「この選手の若い時はこんな感じだったんだ」など意外な発見もあって面白いですね。
それでは、最新の2024年CMから過去を振り返っていきましょう。
目次
【2024年】昨年から矢吹奈子と江口のりこが新起用!
- 【主な出演者】
神尾楓珠(俳優)・中村獅童(俳優)・山之内すず(女優)・江口のりこ(女優)・矢吹奈子(女優)・藤森慎吾(お笑い芸人) - 【CMソング】
「最高速度」SHISHAMO
「MAKE A MiRACLE」LiSA - 【キャッチフレーズ】
「ボートレース だれもが躍動するスポーツ」
2024年のCMは2023年のメインキャストに加え、女優の矢吹奈子さんと江口のりこさんが追加出演しています。
向上心が強いベテラン女子レーサーノリコと、新人レーサーナコを加えたエピソードが展開されます。
前半では「家族」に焦点を当てたエピソードを、後半ではシドウに目をかけられていたナコにカミオが嫉妬したりといった話が放送されました。
2024年最新CMの詳細はこちらをご覧ください。
【2023年】2022年の続編に長谷川京子や山之内すずが参戦!
- 【主な出演者】
神尾楓珠(俳優)・中村獅童(俳優)・長谷川京子(女優)・山之内すず(女優)・王林(タレント)・藤森慎吾(お笑い芸人) - 【CMソング】
「スパークルダンサー」フレデリック - 【キャッチフレーズ】「アイアムアボートレーサー」
2023年のCMは2022年の主役陣に加えて、中村獅童や長谷川京子が出演しています。
カミオがシドウに弟子入りした2022年ラストの展開です。
2023年は、女子選手で初のSG制覇を成し遂げた遠藤エミ選手をモデルにした「キョウコ」が登場する場面から始まります。
思い悩むカミオと、キョウコの優勝によってどんどん熱が入っていく女子選手達を描いています。
【2022年】神尾楓珠と芋生悠が続投!新規キャストも追加
- 【主な出演者】
神尾楓珠(俳優)・中村獅童(俳優)・吹越満(俳優)・芋生悠(女優)・MEGUMI(女優)・土屋アンナ(モデル)・ゆりやんレトリィバァ(お笑い芸人)・和田まんじゅう(お笑い芸人) - 【CMソング】
「ダイナマイト」Superfly
「up!!!!!!」スキマスイッチ - 【キャッチフレーズ】
「アイ アム ア ボートレーサー」
2022年のCMは引き続き神尾楓珠や芋生悠を筆頭とした俳優、お笑い芸人たちが出演しています。
展開は「カミオ」「ハルカ」がデビューを果たしたところからスタートし、ベテラン選手であるシドウに活を入れられるところから始まり、カミオが弟子入りをお願いするまでを描いています。
弟子入りというボートレース特有の習慣を元に、各話キャラクターの掘り下げを行うスタイルのドラマとなっていました。
【2021年】神尾楓珠や芋生悠がドラマ仕立てを引き継いだものに
- 【主な出演者】
神尾楓珠(俳優)・芋生悠(女優)・MEGUMI(女優)・山村紅葉(女優)・飯尾和樹(お笑い芸人)・博多華丸(お笑い芸人) - 【CMソング】
「STARTLINE」大原櫻子・「SPLASH」空音・「ナイトダンサー」秋山黄色 - 【キャッチフレーズ】
「Splash ボートレーサーになりたい!」
2021年は神尾楓珠や芋生悠をはじめとした俳優、お笑い芸人などが出演しています。
2020年からドラマ仕立てとなった形式を受け継ぐ形で、2021年もドラマ調のCMとなりました。
全10話で構成されるこのCMは、永井彪也と大山千広をモデルにしたキャラクター「カミオ」と「ハルカ」を主軸にボートレーサーの養成所生活を描いています。
【2020年】田中圭や武田玲奈などの有名俳優を採用した本格的なドラマ仕立てに
- 【主な出演者】
田中圭(俳優)・葉山奨之(俳優)・武田玲奈(女優)・小林涼子(女優)・飯尾和樹(お笑い芸人) - 【CMソング】「第六感」Reol
- 【キャッチフレーズ】
「ハートに炎を。BOAT is HEART」
2020年は田中圭や武田玲をはじめとした俳優、お笑い芸人などが出演しています。
「ハートに炎を。BOAT is HEART」のキャッチフレーズのもと、田中圭さんが出演。
さらに武田玲奈さん、葉山奨之さん、飯尾和樹さん、小林涼子さんを新キャストとして迎え、『タナカくんが優勝を目指して戦う1年間』を群像劇として描いています。
このドラマティックなテイストが、2024年現在放映されているテレビCMでも引き継がれているようです。
【2017~2019年】渡辺直美やロバートなどお笑い芸人が中心に出演!
- 【主な出演者】
渡辺直美(お笑い芸人)・ロバート(お笑い芸人)・ブラックマヨネーズ(お笑い芸人) - 【CMソング】「見えないスタート」BENI
- 【キャッチフレーズ】「Let's BOATRACE」「BOATFUL FANTASY」
2017年からのCMは渡辺直美さんが再起用されて出演しています。
「Let's BOATRACE!」のキャッチフレーズのもと、歌手のBENIさんとイメージソングでコラボしました。
2018年は渡辺直美さんとお笑いトリオ「ロバート」さんのコント形式。
とあるカフェを舞台に、競艇を盛り上げるディーヴァ“NAOMI”が、カフェマスターと、2人のカフェ常連客の前に現われるというストーリー。
2019年は「BOATFUL FANTASY」のキャッチフレーズのもと、田中圭さんが演じる新人ボートレーサー「田中くん」が、「人魚姫姉妹」などの個性豊かなメンツに見守られながら成長していくというユニークなストーリーです。
2018年に引続き、渡辺直美さんとロバートの御三方も見守り役として出演しています。
【2015~2016年】すみれが忍者になってCM出演!豪華ゲストも
- 【主な出演者】
すみれ(モデル)・おかずクラブ(お笑い芸人)・蝶野正洋(プロレスラー)・杉村太蔵(元政治家タレント) 他 - 【CMソング】不明
- 【キャッチフレーズ】「BE DYNAMITE!」
2015年からのCMはモデルのすみれさんが出演しています。
2015年度は「BOATNYA」のメンバーを入れ替える形で継続されていました。
2016年度はすみれさんを時代劇風のもので、架空の都市「水の都・BOEDO CITY(ボエド・シティー)」を守る忍者という設定です。
オムニバス形式でCMが進行していき、以下の豪華ゲストキャラクターも登場しています。
- 「押し掛け女房の巻」おかずクラブ
- 「遅刻奉行の巻」蝶野正洋
- 「無駄遣い議員の巻」杉村太蔵
- 「いじめ主人の巻」トレンディエンジェル
- 「汚部屋娘の巻」春香クリスティーン
- 「ポイ捨て花魁の巻」IVAN
【2014年】渡辺直美が「アッキーニャ」を引き継ぎ「BOATNYA」として起用!
- 【主な出演者】渡辺直美(お笑い芸人)
- 【キャッチフレーズ】「BOATNYA」
2014年のCMはお笑い芸人の渡辺直美さんが出演しています。
前年までの「アッキーニャ」をリニューアルして、猫のキャラクターを踏襲した謎の覆面ダンサーユニットというコンセプトです。
こちらは、前年度以上に視覚的インパクトを与える内容となっています。 登場人物は以下のとおりです。
- clementine(WHITE役)
- 今野晶乃(BLACK役)
- 渡辺直美(RED役)
- 青山恵梨子(BLUE役)
- oh!YUKA(YELLOW役)
- ヘマ・モラレス(GREEN役)
【2010~2013年】南明奈と千原ジュニアが演じるストーリー形式のCM!
- 【主な出演者】
南明奈(タレント)・千原ジュニア(お笑い芸人)・北条隆博(俳優) - 【CMソング】
「Everything will be all right」Do As Infinity
「1/100」Do As Infinity - 【キャッチフレーズ】「アッキーニャ」
2010年からのCMはタレントの南明奈さんやお笑い芸人の千原ジュニアさんなどが出演しています。
2010年当初は、南明奈さん演じるスポーツ新聞の記者「南」と、千原ジュニアさん演じるカメラマン「千原」というキャスティングのストーリー連作。
2011~2013年からは、南明奈さんが競艇の舟番ごとの色をあしらった猫のキャラクター「アッキーニャ」として登場するという、視覚的インパクトを重視したテイストへ移行しました。
【2008~2009年】和田アキ子が峰竜太や濱野谷憲吾などと共演!
- 【主な出演者】和田アキ子(タレント・歌手)
- 【CMソング】
「幸せのちから」和田アキ子・「あなただけの青空」和田アキ子
2008年からのCMはまさかのビッグネーム採用、和田アキ子さんが出演しています。
峰竜太選手と共演したCMは競艇ファンの間ではかなり有名です。
2009年からはホリプロ所属のお笑い芸人の方々も出演しています。
【2004~2007年】優木まおみが出演!同年には「優木まおみ杯」も開催
2004年からのCMはタレントである優木まおみさんが出演しています。
当時の優木まおみさんは、2002年に芸能界デビューしたばかりでほぼ無名に近いときです。
ここから4年間という長い期間をボートレースのイメージキャラクターとしてCMに出演していました。
2007年1月には「優木まおみ杯」が多摩川競艇場で開催され、ご本人が優勝者にトロフィーを授与しています。
- 【主な出演者】優木まおみ(タレント)
- 【CMソング】不明
- 【キャッチフレーズ】特になし
【2002~2003年】遠藤久美子が演じる「キョーテーハニー」
- 【主な出演者】遠藤久美子(女優)
- 【CMソング】不明
- 【キャッチフレーズ】「キョーテー・ハニー」
2002年からのCMは女優であり歌手の遠藤久美子さんが出演しています。
流行の変化もあるでしょうが、この時期から『ユニークさとキャッチーさ』に重きを置いたテイストに変化しました。
キューティーハニーならぬ、キョーテーハニーというわけですね。
なお、Youtubeで「キョーテーハニー」と検索するとわかりますが、遠藤久美子が出演した競艇CMは多くの競艇場ver.が存在しています。
【1999~2001年】俳優の役所広司が起用された「熱いですね、競艇」
- 【主な出演者】役所広司(俳優)
- 【CMソング】不明
- 【キャッチフレーズ】「熱いですね、競艇」
1999年のCMは俳優の役所広司さんが出演しています。 競艇ファンに男性の割合が多いこともあるでしょうが、最近の競艇CMは女性タレントさんが主にイメージキャラクターに選ばれています。
しかし、当時イケメン俳優である役所広司さんが起用されたのは、松井繁を筆頭としたイケメンレーサーの活躍があったからかもしれません。
【1998年】今村豊が出演した「みんなの競艇、わたしの競艇」
- 【主な出演者】
今村豊(競艇選手)・山崎智也(競艇選手)・濱村芳宏(競艇選手)・烏野賢太(競艇選手)・市川哲也(競艇選手) - 【CMソング】PEEK-A LABEL
- 【キャッチフレーズ】「みんなの競艇、わたしの競艇」
1998年のCMは今村豊や山崎智也、濱村芳宏などの競艇選手たちが出演しています。
今となっては若き日のレジェンド選手たちの貴重映像となっており、YouTubeのコメント欄でも「メンバーが神すぎる」「全盛期競艇この頃が一番」といった昔を懐かしむ声が溢れていました。
ここに出演している選手がどれだけ凄いのか、簡単に実績も掲載しておきましょう。
選手名 | 実績 |
---|---|
今村豊 | SG優勝7回 G1/PG1優勝48回 通算優勝142回 |
山崎智也 | SG優勝11回 G1/PG1優勝31回 通算優勝93回 |
濱村芳宏 | SG優勝1回 G1/PG1優勝10回 通算優勝60回 |
烏野賢太 | SG優勝2回 G1優勝14回 通算優勝70回 |
市川哲也 | SG優勝4回 G1優勝19回 通算優勝100回 SG完全優勝(史上5人目) |
なお、画質が悪いので誰が誰かは分かりにくいのですが「おそらくこの人だろう」というのを記載してみました。
もし間違っているようでしたら教えてくださいね(笑)
【1996年】服部幸男がソロ出演した「水の上では先輩も後輩もない!」
- 【主な出演者】服部幸男(競艇選手)
- 【CMソング】曲名不明、アーティスト「THE NAME OF LOVE」
- 【キャッチフレーズ】「水の上では先輩も後輩もない!」
1996年のCMは25歳の服部幸男が出演しています。 1995年には笹川賞(ボートレースオールスター)と総理大臣杯(ボートレースクラシック)で2冠に輝いた服部幸男。
「25歳の平社員は何百万人もいるが、25歳のチャンピオンは数人しかいない」というフレーズがしびれますね!
ちなみに、動画では確認できませんでしたが松井繁や他の選手が出演しているものもあったようです。
【1995年】関本彩子と植木通彦が共演した「おれが植木だ!」
- 【主な出演者】
関本彩子(タレント)・植木道彦(競艇選手)・烏野賢太(競艇選手)・安岐真人(競艇選手)・上瀧和則(競艇選手)・福永達夫(競艇選手)・服部幸男(競艇選手) - 【CMソング】「あなたに愛されたい」関本彩子
- 【キャッチフレーズ】「水上の格闘技・モーターボートレース」
1995年のCMは一般公募から選ばれた関本彩子さんと、競艇選手の植木道彦や服部幸男などが出演しています。
関本彩子さんはモーターボートクイーンとしてデビュー後、ホリプロに所属していくつか曲をリリースしているようです。
ギャンブルのCMとは思えない可愛らしい歌声で、ボートレースのイメージチェンジに貢献しました。
いまではレジェンドと呼ばれる競艇選手たちが出演しているところも注目です。
【1993年】寺田恵子が初の競艇イメージキャラクターに抜てきされた「水上の180°ターン」
- 【主な出演者】寺田恵子(ミュージシャン)
- 【CMソング】「OPEN YOUR HEART」寺田恵子
- 【キャッチフレーズ】「水上の格闘技・モーターボートレース」
1993年のCMは、寺田恵子さんがイメージキャラクターに採用されました。
寺田恵子さんはロックバンド「SHOW-YA」のボーカルとして活動していたミュージシャンです。
ここまでみると、90年代は主に競艇選手たちがテレビCMに出演していたことがわかりますね。
徐々にタレントさんが出演することが主流となっていったのは2000年代に入ってからです。
まとめ:競艇のCMでは中村獅童や和田アキ子などの大物タレントが起用!峰竜太や濱野谷憲吾も出演!
今回はボートレースのCMを年ごとにまとめました。
特に近年のボートレースCMはドラマ仕立てになっていたりと、コンテンツとしてかなり面白いものとなっていましたね。
90年代は競艇選手が数多く出演しており、逆に2000年代には超有名なタレントやお笑い芸人が中心になっている傾向です。
キャストは継続ですがコンセプトやテーマは毎回違っていたりといった作りでボートレースの魅力が多角的に分かるものになっています。
2025年も神尾楓珠演じる「カミオ」を中心としたエピソードで進んでいくのか、はたまた新しいシリーズが始まるのか。
今後のCMも見逃さないようにしましょう!
- ブルーローズ
- アミューズメント会社で働いていた経験があるためギャンブル経験はパチンコ・スロット。競艇にも興味を持ち始め勉強中。趣味はディズニー。世界各国のディズニーランドを巡るためギャンブルで稼いだお金を旅行費へ貯蓄中。
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