競艇で荒れるレース場はどこか?荒れる条件やレースへの影響を解説
競艇(ボートレース)で「レースが荒れる」というのはよく聞きますが、特に荒れやすい競艇場が存在する事はご存知でしょうか?
レースが荒れると予想方法も大きく変わり、そのメリットやデメリットにも変化が起きたりと予想する側からするとかなり大きな要因となるもの。
この記事ではどの場が荒れるのか、荒れたレースのメリットやデメリットなどについて紹介を行っていきます!
どういったレースで荒れるのかなんかも紹介していますので、ぜひ最後までどうぞ!
目次
レースが荒れる条件は競艇場にあり!?場特性を見極めよう!
我々が住む日本には、現在24のボートレース場が存在しています。
この24の競艇場は全て同じ条件や性質を持っているのでしょうか?
その答えは「いいえ」です。
競馬にダートや芝があるように、あるいは野球場が天然芝であったり人工芝であったりするように、競艇場も海を区切った場や湖や河を利用した場など水質が大きく異なる場が存在しています。
そしてそんな競艇場は安定している競艇場と荒れやすい競艇場に分かれます。
今回この記事では特に荒れやすいと言われる競艇場について、細かく解説していきたいと思います!
日本に存在する競艇場一覧
- 桐生(群馬)
- 戸田(埼玉)
- 江戸川(東京)
- 平和島(東京)
- 多摩川(東京)
- 浜名湖(静岡)
- 蒲郡(愛知)
- 常滑(愛知)
- 津(三重)
- 三国(福井)
- びわこ(滋賀)
- 住之江(大阪)
- 尼崎(兵庫)
- 鳴門(徳島)
- 丸亀(香川)
- 児島(岡山)
- 宮島(広島)
- 徳山(山口)
- 下関(山口)
- 若松(福岡)
- 芦屋(福岡)
- 福岡(福岡)
- 唐津(佐賀)
- 大村(長崎)
日本に存在している競艇場は全部で24場!
こうして見てみるとかなり多めですね~。
レースが荒れる条件や特徴4選!要因は水質や潮!?
そもそも競艇場が「荒れる」「荒れやすい」とはどういうことなのでしょうか?
「荒れる」というのはズバリ、展開が不安定で予想がしづらいレースになること、また誰も予想のしなかったレース展開になることです。
その分オッズも大きくなりやすいので、荒れるレースを当てることが出来れば万舟券に化けたりすることもあります。
レースが荒れやすいとされる条件は複数存在していて、主に荒れると言われている条件は以下の点とされています。
- 水質が海水or汽水である
- 潮の影響が出る場
- 風の影響が大きく出ている
- 女子戦・ルーキー戦である
これらの詳細について解説を行っていきます!
水質が海水or汽水である
水上に浮かぶ性質上、ボートは水面からの影響を大きく受けます。
とはいえ一口に水の影響とは言っても、水質や潮の影響、場のレイアウトなどその要因は様々……。
例えば水質には「海水」「汽水」「淡水」の3種類が存在していて、「海水」は文字通り塩を含んだ海の水で、「淡水」は河や湖といった塩分濃度の低い水、「汽水」は海水と淡水が合わさった間の水質です。
「死海」をイメージすると分かりやすいかもしれませんが、塩分濃度が高い水はその分浮力が強くなるため舟が淡水以上に浮きやすくなります。
そのため慣れていない選手が運転しづらくなったりといった影響が生まれたり、体重によっても有利不利が決まったりもします。
【海水】
- 平和島
- 常滑
- 鳴門
- 丸亀
- 児島
- 宮島
- 徳山
- 下関
- 若松
- 大村
【汽水】
- 江戸川
- 浜名湖
- 蒲郡
- 津
- 福岡
海水の場は全部で10場、そして汽水は全部で5場となっていました。
淡水は9場なので、どちらかというと海水・汽水の場の方が多いのですよね。
細かい水質についての話はまたこちらの記事でも書かれていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
潮の満ち引きがある
また海水や汽水の場は潮の満ち引きの影響も受けやすいのも特徴。
潮が引いている時は水面が安定しやすく、逆に潮が満ちている時は水面が高くなりやすいです。
この潮の満ち引きは「海水」や「汽水」の場で発生し、時間帯によって常に満ち引きを繰り返しています。
潮の満ち引きに関しては潮見表なども存在しているので、もしも海水や汽水の競艇場で賭ける際には自分の賭けるレースの時間帯ではどのような潮になっているのかを見ておくとよいでしょう!
また、潮の満ち引きがレースに与える影響も確認を行ってみましょう。
【満潮時】
- 1コースの逃げ・2コースの差しが決まりやすい
- スロットルレバーを握って回る事が難しくなる
【干潮時】
- 水面が安定する
- まくりが決まりやすい
選手のスタート勘に影響したりといった影響が多いのがこの潮の満ち引き。
満潮時は全艇で速度が落ちるため、スピードを落とす事の多いインや差しが有利になったりします。
強い風が吹く
次に風から受ける影響です。
ボートレースは水上という不安定な場所に立つ競技である為、風の影響を受けやすいとされています。
特に風が強い日には、波が発生したりなんかする事も……。
風が「追い風」か「向かい風」なのかによってレースの運び方をがらっと変えたりすることもあります。
この風から選手が受ける影響は、スタートのスムーズさなどに関わってくるのです。
「追い風」は舟が進行方向に向かって受ける順風で、モーターのパワーに加えてさらに速度を上げる要因になります。
トップスピードに到達するまでの時間が短くなるため、スタートの助走距離が短いインコースの舟が恩恵を受けやすいのです。
逆にアウトコースの舟に関してはあまり大きく恩恵があるわけでもありません。
「向かい風」は逆にインコースの舟がトップスピードに乗るまでの時間を長くします。
十分な助走距離を確保できるアウトコースが有利になりやすく、まくり展開になりやすいとされています!
逆にインコースは十分に加速ができず弱くなる、というのが向かい風の特徴です。
それぞれ、「追い風」はインコース有利、「向かい風」はアウトコース有利と覚えておくとよいでしょう。
ただこの風の影響は、風速3メートルを超えるまではあまりないとされています。
如実に影響が出ると言えるのは4メートルを超えてからで、8メートルを超えた強風が吹く際は「安定板」と呼ばれるパーツを使用したレースになります。
この安定板は全艇モーターの回転数を落とすという影響を与えてしまうため、有利をキープしやすいインコースが強いとされています!
ちなみにこの風速に関しては、ボートレースのサイトからチェックする事が可能です!
女子戦・ルーキー戦である
また女子戦やルーキー戦も荒れやすいと言われています。
ルーキー戦の出場条件が「デビューから6年以内の選手である」こと。
選手歴30年目と35年目ではあまり大きな実力差はありませんが、選手歴1年目と6年目ではかなりの開きが存在しています。
そのように実力差が存在していることからルーキー戦は荒れやすいとされています。
また1コース勝率が通常よりも低く、2~4号艇の勝率が大きく変わらないというのも特徴のひとつ。
とはいえ1コースが有利なのは大きく変わらないのですがイン逃げの数値を気にしてみると良い予想ができるでしょう。
荒れる競艇場をランキングで発表!
とはいえ、どのレース場が荒れやすいのかすぐには分かりづらいもの……。
皆様のためにも現在日本に存在する競艇場でもっとも荒れやすい競艇場はどこなのかを、ランキングで発表しちゃいたいと思います!
該当の競艇場で勝負をする際は、注意深く見てみてくださいね。
1位:ボートレース戸田
| 水質 | 淡水 |
|---|---|
| 1号艇1着率 | 42.5% |
| 1号艇勝率 | 7.16 |
| 特徴 | もっとも面積の小さい競艇場 |
ボートレース戸田は全競艇場の中でもっとも1号艇の勝率が低い競艇場とされています。
「ここまで散々水質とか風とか言ってたのに一番荒れるのは淡水の場なのか」とも思われるかもしれませんが、実はこの戸田競艇場は競艇場の中でもっとも面積が小さいレイアウトなのです。
2位:ボートレース平和島
| 水質 | 海水 |
|---|---|
| 1号艇1着率 | 44.6% |
| 1号艇勝率 | 7.09% |
| 特徴 | コースが狭く斜行規制が入っている |
ボートレース平和島も戸田と同じくコースが狭いことで有名な競艇場です。
特に平和島は第一ターンマークが狭くスタンドが近いので、もしも1号艇が遅れてしまったらうまく旋回出来ずそのまま不利なレースになることも……。
また平和島競艇場はバック側の斜行が規制されているため、差しが出る割合が他の競艇場よりも高いことが特徴として挙げられます。
こういった特徴があり1コース不利がかなり目立つ形になります。
3位:ボートレース江戸川
| 水質 | 淡水 |
|---|---|
| 1号艇1着率 | 49.1% |
| 1号艇勝率 | 7.50 |
| 特徴 | 強風が吹きやすい上に潮の影響を受ける競艇場 |
3番目に1号艇の勝率が低いとされるボートレース江戸川は、風が強いことで有名です。
なんとその風の強さでレースが中止になることも……。
10メートル級という大きい風が吹くこともあるうえ、潮の影響も受ける汽水のため予想がかなり困難になります。
満潮時と干潮時で潮の流れも変わるので、もしも江戸川競艇場で予想をする際は、事前情報を出来るだけ仕入れることを意識しましょう。
特に潮見表は公式サイトで公開もされているので、欠かさずチェックしておくようにしましょう。
その他にもまだまだ荒れやすいと言われているレース場は多い
戸田、平和島、江戸川と紹介しましたが、荒れやすいと言われている競艇場は他にもいくつか存在しています。
もしレースが荒れるとどんな影響がある?
荒れやすい競艇場がどこなのかはバッチリお伝え出来たと思います。
次にレースが荒れた時どの様なメリット・デメリットがあるのかもしっかりと覚えてしまいましょう!
「荒れる」というワードだけだとちょっとデメリットの方が大きく感じてしまいますが、実はそんなことないんですよ。
レースが荒れる事によって受けるメリット
レースが荒れることによって得られる利益として、まず真っ先にあげられるのが「オッズが高くなりやすい」ということです。
その分配当金が高くなりやすいというのはかなり大きく、回収率を上げたり万舟券を手に入れたりする際には荒れたレースを選ぶのが重要なファクターになります。
たとえ100円の賭けだったとしてもびっくりする額に化ける事があるので、大きく稼ぎたい!となった時はある程度荒れたレースに賭けてみると良いでしょう。
レースが荒れたことによって受けるデメリット
レースが荒れるということは、そのまま「レースの予想が難しい」ということに繋がります。
ある程度の予想が出来るようになった上で、荒れた際の展開についても考えなければならないのが荒れたレースのデメリットですね。
必然的に的中率が下がる傾向にあるので、大きく賭けることがリスクになりやすくなります。
とはいえ掛け金を少額に抑えることでリスクカバーは出来るので、やはり「レースの予想が難しい」というのが一番のデメリットと言えます。
まとめ!荒れるレースは決して怖いだけじゃない!荒れをうまく予想して大きく勝とう!
今回は荒れるレースのメリットやデメリット、そして荒れやすい条件などを書かせていただきました。
あらためて荒れる条件や荒れたときのレースについて分かったことをまとめてみましょう。
- レースは水質や風の影響、それからレースの種類によって荒れる
- 荒れやすいとされる競艇場TOP3は「戸田」「平和島」「江戸川」!
- レースが荒れると予想しづらくなるがその分オッズは高くなりやすい
荒れたらレースの展開は予想を大きく外れてしまいますが、その分オッズはかなり高くなります。
回避するにしても予想するにしても、荒れるレースを見抜く目は養っておきましょう!
- 記事執筆 ☆よく寝る子ちゃん☆
- 埼玉県出身。元データサイエンティスト。 予想サイトの内部構造に精通し、独自分析を展開。 内部視点とユーザー視点の両面から情報を精査している。
- 記事監修 じょっぱりケンタ
- フネラボ編集長。2015年から競艇を統計学的に分析し情報発信を行っている。2018年より競艇予想サイト検証を目的とした「フネラボ」を開設、現在に至る。信条は「情報は知識にあらず」。青森県出身・東京都在住。