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競艇選手になるための条件

ボートレーサー養成所
ボートレーサー養成所

競艇は「水上の格闘技」と言われ、毎日過酷なレースを繰り広げており、年収も完全実力主義でレースに勝ち賞金を稼いでいかなければなりません。
競艇選手は危険と隣り合わせですが、勝ち続ければ驚くほど高年収を獲得出来る、夢のある職業でもあります。
そんな競艇選手になるための条件を簡単にご説明します。

競艇選手になるための《唯一のルート》

ボートレーサー養成所の訓練生
養成所の訓練生

「競艇(ボートレース)」の選手になるためには、超難関な国家試験を受け、合格する必要があります。
そのために「ボートレーサー養成所(やまと学校)」に入学して、授業と過酷な訓練を1年間行い、競艇選手になるのが《唯一のルート》です。

その競争率たるや実に40倍。極めて過酷な合格基準を満たして、晴れて競艇選手になれるのです。

しかしそんな「超狭き門」を通って競艇選手になったとしても、競艇選手は年収を保証されていません。
完全に実力主義で、年間の獲得総額は2億円を超える選手もいれば、完全に無収入という選手もいるという、夢もありながら非情な世界の職業です。

競艇選手になるための《6つの条件》

競艇選手の試験は誰でも受けれるものではなく、以下の《6つの条件》を満たしていないと試験さえ受けられません。

1.年齢
15歳以上30歳未満
2.身長
175cm以下
3.体重
男子は47.0kg~57.0kg以下、女子は42.0kg以上~50.0kg以下
4.視力
裸眼で0.8以上(眼鏡とコンタクト不可)
5.学歴
中学を卒業していること
6.健康状態
聴力、弁色力など健康状態であり、選手養成訓練に支障がない

年齢や身長体重・視力聴力など全てを満たしていないと、競艇選手になる挑戦権すら与えられない過酷な条件になっています。

ちなみに「体重」についてですが、ボートレースは体重差によってスピードが大きく変わってきてしまう競技です。予想の際にも、競艇選手の体重は大事な指標の一つとなります。
軽い方がスピードが出て有利になるので、過度な減量を行ってしまう選手も少なくありません。

これを避けるために、体重の下限上限を決めて、出来る限り平等にレースを開催しています。
体重が少なすぎると重りをつけて、調整することもあります。

競艇選手という職業と年収

ボートレースは毎日365日休みなく開催されてるため、体力的にも過酷な職業です。
また衝突や転覆といった事故もあり、時には重症を負うばかりでなく、死亡事故もあるほど危険な仕事です。

競艇選手は危険と隣り合わせだけに、年収はかなり高く平均1600万となっております。
一年で2億以上も稼ぐ選手や生涯賞金獲得金額が36億円を超える選手もまだ現役でいます。

毎年末に開催される、ボートレースの最高峰「グランプリレース」では、獲得賞金1億円を手にすることが出来る、まさに夢のある職業とも言えます。

定年もなく、60代70代でもバリバリ現役で活躍している選手もいるというのも、魅力の一つですね。

人気のある職業なのも納得できます。競艇選手になることにご興味ある方は、ぜひ頑張って1億以上のレーサーを目指してください。

風来のジゴロー
風来のジゴロー
ギャンブルはパチンコ経験のみ。ちょっぴり優柔不断なアラサー。競艇歴1年未満。派遣社員でもいつかは夢のマイホームを夢見ています。 東京出身東京育ち。

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