2023年版チルト3度が使える競艇場、チルト3度を使うボートレーサーを一挙紹介!
2023年に入って「ボートレースびわこ」でチルト3度が解禁されることになったので、チルトについて改めて解説します!
そもそもチルトって?チルトを変えるとレースにどんな影響があるの?予想をする上でチルトの何を気にすればいいの?このような疑問にお答えします!
併せて特殊なチルトである3度を使用するレーサーの中でも、2023年に活躍するレーサーを紹介!
目次
ボートレースでは重要な要素?ボートレースにおけるチルトとは一体?
チルト角度で足回りが変わる!?チルトがレースに与える影響について
モーターを取り付ける際にチルトアジャスターという道具を利用してチルトを設定するのですが、-0.5度から1.5度までは5角形のものを、2.0度と3.0度はそれとは別の物を使用します。
このチルトですが、それぞれの角度に特徴があり、レースに与える影響も違ってきます。
簡単に言うと0度がボートに対して垂直、-0.5度が水底にプロペラが向くように、0.5度が水面にプロペラが向くように傾きます。
それにより、-0.5度ではボートの舳先が水面につくようになり、0.5度以上では舳先が水面から浮く形になります。
ここからはそれぞれのチルト角度が、どのようにレースに影響を与えるのかについて解説していきましょう!
「-0.5度」はスタートダッシュ重視!艇が安定してまわり足もGOOD!
チルトを-0.5度に設定すると、舳先が沈みボート全体が水面上に接する形になります。
するとどうでしょう、ボート全体が安定し、スタートダッシュでも有利に動くことが可能となるのです。
現在のボートレースでは、-0.5度が主流という話ですが、スタートダッシュが有効なボートレースでは主流になるのも納得の性能というわけですね。
「0度」はバランス重視!逃げも差しも狙える万能足!
0度はボートに対してモーターが垂直につくので、進行方向とプロペラの向きが一致することでまっすぐ進むことが可能になるバランス重視の角度です。
少し前までは0度と言えばまくりを狙う選手が多く使っている印象でしたが、最近では0度にする選手も増えてきて、逃げや差しを狙う事が増えてきた印象です。
「0.5度」以上は最高速度重視!ストレートで差をつけるまくり型!
チルトを0.5度以上に設定すると、舳先が浮き、水面との設置面積が減る……つまりは摩擦が減るわけです。
摩擦が減る分、最高速度が上がり、ストレートでの伸びに期待ができる足回りになるというわけです!
反面ボートが浮いていることにより、バランスが悪くなり転覆やターンでの失速がしやすくもなるので相当の腕や熟練度がないと乗り熟せない足ともいえます。
チルト3度は1着か着外になる可能性高し!チルトが予想に与える影響について
ボートレースを楽しんでいる人たちにとって、チルトの角度が予想に与える影響というのは重要なものとなるでしょう。
ということで、ここでは予想の影響になりそうなチルト角度について説明します。
- 0度以下:予想に対する影響はほぼなし
- 0.5度以上:まくりに警戒
- 3.0度:1着か着外になる可能性が高い
上記のように0度以下では通常の予想と変わらず、特に予想についての影響はないと言えます。
0.5度以上ではまくりに警戒をし、3.0度を使用している選手がいた場合には1着か着外になる可能性を考えましょう。
3.0度はSG出場レーサーをして、まったくの別物と言わしめるほど難しいセッティングなので、1着を狙うことが多く、1着にならなければ着外になる可能性が高いでしょう。
ボートレースびわこでチルト2度以上が解禁!2023年の競艇場別使用可能チルト紹介
| 会場 | -0.5 | 0 | 0.5 | 1.0 | 1.5 | 2.0 | 2.5 | 3.0 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 戸田 | ○ | ○ | ○ | |||||
| 桐生 | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||
| 住之江 若松 福岡 大村 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
| 江戸川 徳山 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
| 浜名湖 びわこ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 上記以外 14会場 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
まくりでの勝率が格段にアップ!女子ボートレーサー堀之内紀代子(ほりのうち・きよこ)選手
127期優勝一番乗りはチルト3度使い!仲道大輔(なかみち・だいすけ)選手
チルト3度の6コースまくりで白井英治選手を撃破!藤山翔大(ふじやま・しょうた)選手
2023年7月に開催された、G2唐津モーターボート大賞の3日目6Rで前日は0度、-0.5度で勝負していた藤山翔大選手がチルト3度で出走し、勝利しました!
しかも2号艇にも関わらず6コースからのスタートで、これは完全にチルト3度でのまくりを狙った形でしたね!
このレースにはSGレーサーの白井英治選手も出走していて、藤山選手は勝利者インタビューで「白井さんをまくることしか考えてなかった」と言っていました。
しかもその後、「今節、峰さんと白井さんをまくりたいと思って」と言い、ターゲットには峰竜太選手もいた模様。
ただ、この節では峰選手との対戦は叶いませんでしたので、これからのレースに期待が持てますね!
チルト3度使いでも違う角度にする?直前情報のチェックは重要!
ここまで2023年にチルト3度で活躍してきた選手を紹介してきましたが、注意が1つあります。
それはチルト3度を使用するレーサーが毎度、毎レース、チルト3度で戦うというわけではないということです。
チルト3度はまくりを決めたいときに使用するチルト角度なので、チルト3度使いと言われている選手でも、1号艇ではチルト3度を使用しないことも多いのです。
ですので、チルト3度使いで有名な選手と言っても、投票する前にはきちんと直前情報でチルト角度を確認することが重要となるんですね。
まとめ:びわこがチルト3度解禁!2023年にはチルト3度使いの選手も増えて応援のし甲斐がある!
- チルトはモーターの取り付け角度でレースや予想に影響がある
- 2023年からびわこでチルト2.0、2.5、3.0が解禁された
- 堀之内選手、仲道選手、藤山選手など2023年にチルト3度で勝利する選手が増えている
- チルト3度使いといえども全レースでチルト3度にするわけではない
今回はボートレースでも重要な要素の1つである、チルトがレースや予想に与える影響や特殊なチルトであるチルト3度を使うレーサーについて解説してきました。
チルトによってレースの展開や、狙う勝利方法が変わるので予想を行う前には必ず直前情報で選手のチルトを確認することが重要になりますね。
特にチルト3度を使う選手は1着か着外という両極端な成績になりがちなので、投票するのなら1着のみで2着、3着の舟券は買わなくてもいいかもしれませんね。
- 記事執筆 エスキモー
- 北海道出身。マーケティングリサーチ会社を経てライターに。 心理分析とデータを組み合わせた独自の予想スタイル。 情報の信頼性を重視した分析に強みを持つ。
- 記事監修 じょっぱりケンタ
- フネラボ編集長。2015年から競艇を統計学的に分析し情報発信を行っている。2018年より競艇予想サイト検証を目的とした「フネラボ」を開設、現在に至る。信条は「情報は知識にあらず」。青森県出身・東京都在住。