ボートレース津攻略!コースの特徴と予想のコツを徹底解説
ボートレース津は、日本で最初に開設された競艇場として知られています。
インコースが強い傾向があり、全場の中でも1コース勝率は全国上位クラス!
一方で、風の影響が強い日や強力モーターを持つ選手がいると波乱になることもあるため、データと展開の読みが重要です。
この記事では、コース別成績や決まり手、季節ごとの傾向、企画レース、注目モーターまで徹底的に解説!
初心者でもわかりやすく津の攻略ポイントをまとめました。
目次
ボートレース津の概要!日本で最初に開設された歴史ある競艇場!
- 所在地:三重県津市藤方637
- 開場:1952年(昭和27年)7月8日
- 施工者:津市ほか三重県内自治体
- マスコット:ツッキー
- 実況担当:椛島健一
三重県津市にある津競艇場は、JR紀勢本線「阿漕駅」から徒歩約10分とアクセスしやすい立地です。
正式名称は「BOAT RACE津」で、全国でも最も長い歴史を誇るボートレース場です。
津競艇場は、伊勢湾に面した開放的なロケーションにあり、潮風や季節風の影響を受けやすい水面としても知られています。
直線距離が長くイン有利な一方で、風が強い日はスタート隊形が乱れやすく、波乱の展開も多く見られます。
施設もリニューアルされ、観覧スタンドやフードエリアも充実。
レース観戦と一緒に一日中楽しめるボートレース場です!
3つのポイントを押さえよう!水面特性・コースレイアウト!
津における風の影響とは?向かい風と追い風に分けてチェック!
向かい風の影響
| 風速 | 1号艇 | 2号艇 | 3号艇 | 4号艇 | 5号艇 | 6号艇 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1m | 59.0% | 12.0% | 11.0% | 9.0% | 6.0% | 3.0% |
| 2m | 58.5% | 13.5% | 12.0% | 9.2% | 5.0% | 2.8% |
| 3m | 56.3% | 14.0% | 13.5% | 10.0% | 4.5% | 2.7% |
| 4m | 52.1% | 15.5% | 15.2% | 10.8% | 4.0% | 2.4% |
| 5m | 49.5% | 16.0% | 15.8% | 11.5% | 4.2% | 3.0% |
| 6m以上 | 46.8% | 17.0% | 16.2% | 12.0% | 4.5% | 3.5% |
1~2mの弱い向かい風では1コースの1着率が約59%と非常に高く、逃げ優勢。
ただし4mを超えると1コースの勝率は一気に低下し、3・4コースの勝率が上がってきます。
強い向かい風ではダッシュ勢の伸びが良くなるため、4コースまくり・3コースまくり差しが決まりやすくなります!
追い風の影響
| 風速 | 1号艇 | 2号艇 | 3号艇 | 4号艇 | 5号艇 | 6号艇 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1m | 58.8% | 14.5% | 12.0% | 8.7% | 4.0% | 2.0% |
| 2m | 60.0% | 13.8% | 12.2% | 8.5% | 4.0% | 1.5% |
| 3m | 57.5% | 15.0% | 13.0% | 9.0% | 3.5% | 2.0% |
| 4m | 53.5% | 16.5% | 14.8% | 10.0% | 3.2% | 2.0% |
| 5m | 50.0% | 17.0% | 15.5% | 10.5% | 4.0% | 2.2% |
| 6m以上 | 47.0% | 18.0% | 16.0% | 11.0% | 4.0% | 2.5% |
追い風が強くなるとインの逃げがやや難しくなり、2コース差しや3コースの攻めが決まりやすくなります。
特に5m以上になると、インの信頼度はかなり下がるので注意!
津のコース別成績や決まり手を押さえて勝率アップ!
津はイン有利が強い水面として知られていますが、風によって差しやまくりも十分に決まります。
基本を押さえつつ、コンディションに応じて買い目を変えるのがポイントです!
各コースの勝率・連対率
| コース | 1着率 | 2連対率 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| 1コース | 56.7% | 77.2% | 全国でもトップクラスのイン有利水面 |
| 2コース | 13.8% | 37.1% | 差し中心、追い風では一発も |
| 3コース | 12.5% | 32.8% | まくり・まくり差しで攻める選手に注目 |
| 4コース | 9.8% | 26.7% | カドからの攻めが決まれば波乱も |
| 5コース | 5.5% | 17.3% | 2・3着絡みが多い |
| 6コース | 3.7% | 11.5% | 展開待ち型で苦戦気味 |
ボートレース津は、全国でも屈指のイン有利水面として知られており、1コースの1着率は56.7%と非常に高い数値を誇ります。
2連対率も77.2%と安定感が抜群で、舟券の軸として信頼できるコースです。
一方で、2コースは差しが決まりやすいのが特徴。特に追い風コンディションでは、一撃で1着を奪う展開も珍しくありません。
3コースはまくり・まくり差しの攻めが有効で、スタートが決まる選手がいると波乱を生む可能性もあります。
4コースはカド攻めがハマれば高配当も狙えるポジション。
攻撃型の選手が入ると一気に展開が変わることも。
5コース・6コースは舟券絡みが減少しがちですが、2・3着に絡むケースが多く、フォーメーションの相手候補としては十分狙い目です。
決まり手の傾向(逃げ・まくり・差しなど)
| 決まり手 | 割合 | 特徴 |
|---|---|---|
| 逃げ | 55% | イン逃げが強いが風で崩れることも |
| まくり | 18% | 3・4コースからの一撃が目立つ |
| まくり差し | 13% | スタート巧者の3コース選手に注目 |
| 差し | 10% | 2コース差しで高配当も |
| その他 | 4% | 抜きや恵まれ |
ボートレース津は逃げが全体の55%を占めており、インコースが非常に強い競艇場です。
ただし、風の影響を受けやすい水面でもあるため、追い風や強風時にはイン逃げが崩れる展開も少なくありません。
まくり(18%)は主に3・4コースからの攻めが目立ち、スタートが決まれば一撃でレースをひっくり返すことも。
またまくり差し(13%)も決まり手として多く、特にスタート巧者の3コース選手が絡むと配当妙味が高まります。
差し(10%)は2コースの差しが中心で、インが流れたタイミングを突いて高配当を演出するケースもあります。
その他(4%)は抜きや恵まれによる決着で、比較的少数派です。
津の出目データをチェック!狙いを絞って精度を上げる!
津はインが強く、1-2-3などの本命出目の出現率が高い反面、強風時には外枠の一撃で波乱もあります。 そのため、風を踏まえた出目戦略が効果的です。
よく出る舟券の組み合わせ
| 出目 | 出現率 | 特徴 |
|---|---|---|
| 1-2-3 | 13.5% | 津の王道パターン、本命 |
| 1-3-2 | 10.2% | 3コースの攻めが決まる中穴 |
| 1-2-4 | 8.0% | 差し+外絡みの安定出目 |
| 1-3-4 | 7.0% | スピード戦 |
| 2-1-3 | 5.5% | イン流れ時の逆転 |
| 3-1-4 | 4.8% | 3コースまくりで波乱 |
ボートレース津の出目の傾向を見ると、1号艇が1着に絡むパターンが圧倒的に多く、特に1-2-3(13.5%)は王道の本命パターンとして鉄板です。
次いで1-3-2(10.2%)は、3コースの攻めが決まったときに出やすい中穴で、狙い目として押さえておく価値があります。
その他、1-2-4(8.0%)や1-3-4(7.0%)は差しや外枠絡みの安定型、スピード勝負になったときに出やすい出目です。
- 穏やかな風の日は1-2-3・1-3-2の2点が鉄板
- 強風時は2・3・4コースの一撃を警戒
- カド攻めが決まりやすい展開なら4絡みの舟券も
一方で、風や展開によって出目の傾向は変化します。
穏やかな風の日は1-2-3や1-3-2の2点買いが鉄板ですが、強風時は2・3・4コースからの一撃を警戒する必要があります。
また、カド攻めが決まりやすい展開なら、4号艇絡みの舟券も視野に入れると配当妙味が広がります。
季節によって勝ち筋が変化!?津における季節別の傾向とは?
春(3月~5月)/風の変化が読みにくく展開がやや変わる時期
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| 風向 | 日替わりで変化しやすい(春先の季節風・山からの吹き下ろしも) |
| 1コース1着率 | 約55%前後(風穏やかな日なら全国平均+) |
| 決まり手割合 | 逃げ約50~55%・差し約20%・まくり差し約15%・まくり約10% |
| 波乱傾向 | 風が変わる日は中穴~波乱も増える |
| 狙い目コース | 2コース差し・3コースまくり差しあたりを想定 |
春は、まだ気候も不安定で「風向・風速」が日ごとに変わるため、展開が読みづらい時期です。
津競艇場では基本的にインが強い傾向にありますが、風の変化が大きい春には差し・まくり差しが決まるケースも増えます。
舟券を組む際には、直前の風チェック(風向・風速)を忘れずに。
インが流れる可能性を念頭に置き、2コース差し、3コースまくり差しを押さえておくのがオススメです。
夏(6月~8月)/追い風・季節風の影響でスタート勝負傾向が強まる
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| 風向 | 伊勢湾からの季節風で、追い風傾向に。日によっては向かい風の日もあり |
| 1コース1着率 | 約50~55%にやや低下する傾向 |
| 決まり手割合 | 逃げ約48~52%・まくり約18~22%・まくり差し約15~18%・差し約10% |
| 波乱傾向 | スタート勝負になりやすく、高配当の可能性が上がる |
| 狙い目コース | 3コースまくり・4コースカドまくりなど“攻めの枠"に注目 |
夏は、津競艇場では追い風が吹くことが多く、助走とスタートが決まればまくり・まくり差しが決まりやすくなります。
特に助走距離が長くスピードを生かせる水面特性もあるため、ダッシュ勢の出番が増える時期です。
そのため、夏場は「1号艇イン逃げ一本」だけではややリスクがあると捉えておき、3・4コースの攻め筋も視野に入れながら舟券を組むのが賢明です。
秋(9月~11月)/風が落ち着き、イン逃げ・堅い決着が増えるシーズン
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| 風向 | 風速・風向ともにやや穏やかになりやすい |
| 1コース1着率 | 約56~60%(イン有利が再び明確に) |
| 決まり手割合 | 逃げ約52~56%・差し約18~20%・まくり差し約12~15%・まくり約8~10% |
| 波乱傾向 | 荒れにくく、定番決着が多め |
| 狙い目コース | 1コース逃げ軸・2コース差しをサブに |
秋は風が落ち着く日が比較的増える時期で、津競艇場でもインコースが再び強さを発揮し始める傾向があります。
風の乱れが少ないので、逃げ決着がかなり多くなります。
この時期を狙うなら、1号艇を軸に据えた堅実な買い方が有効です。
配当妙味はやや少なめですが、安定重視で資金を守りつつ回収を狙うには最適です。
冬(12月~2月)/「鈴鹿おろし」など強い向かい風で波乱含みの季節
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| 風向 | 鈴鹿山脈からの「鈴鹿おろし」などで強い向かい風が吹きやすい |
| 1コース1着率 | 約47~52%に低下する傾向 |
| 決まり手割合 | 逃げ約45~50%・差し約20~22%・まくり差し約15~18%・まくり約10% |
| 波乱傾向 | 年間で最も荒れやすい時期。3~6コースの台頭も |
| 狙い目コース | 2コース差し・3コースまくり差し・4コースまくりも視野に |
冬は津競艇場で最も気を付けるべき季節。
鈴鹿山脈からの強風がつきものとなり、風速5mを超えるような向かい風が発生すると水面状況が一変、インの頼みだけでは安心できません。
このため、2・3コースの差し・まくり差しや、風を味方につけるアウト・センターが絡む決着を想定しておくと、高配当を狙えるチャンスとなります。
初心者にも優しい企画レースや勝率の高いモーターを公式サイトでチェックしておこう!
各競艇場には独自の企画レースや強いモーターのランキングがあり、これを知っておくだけで予想の精度が上がります!
津も例外ではないので、この機会に知っておきましょう!
企画レースの特徴
津では 1日に2回、初心者の方でも予想しやすい企画レースが設けられており、入着回数や確率、2連単や3連単の平均などが公式サイト・関連サイトで確認できます。
- 1R「ツッキーレース」:1号艇にA級選手、他B級選手というパターン。
- 5R「5ールドレース」:1号艇にA級選手、他枠にB級選手という構成。
これらの企画レースは、 1号艇に有力選手を配置することで、逃げが有利な設定になっています。
とはいえ、A級選手でもスタート失敗やコース取りの乱れなどで、中穴・大穴の可能性もゼロではありません。
番組を確認して「1号艇がA級」「風・モーター状況が良好」などの条件が揃っていれば、初心者でも比較的安心して軸を立てられますね。
モーターの性能と影響
| 順位 | モーター番号 | 3連率・2連率目安 | 勝率目安 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| トップクラス | 29号機、37号機、30号機など | 3連率60%前後・2連率40%以上 | 勝率5.8~6.3程度 | 出足・伸びともに高性能と評価される |
| 中堅クラス | 61号機、52号機など | 3連率50~55%・2連率35~40% | 勝率5.3~5.6程度 | 安定感あり、勝負に使いやすい |
| 下位クラス | 数値が明らかに低めのモーター | 3連率40%前後・2連率30%未満 | 勝率4.5前後以下 | 機力に不安あり。選手+条件で慎重に |
例えば、「61号機」は、2025年1月9日~10月15日の集計で 出走211回、3連対率55.92%、2連対率39.81%というデータが出ています。
このように「2連率・3連率」の数字を見ることで使えるモーターかどうかの目安になります。
こうした好モーターを選手が搭載しているレースでは、外枠や攻めのコースでも舟券対象になりやすく、機力と展開両方を重視している人にとっては大きなアドバンテージになります。
ボートレース津攻略まとめ!特徴を知って予想を有利に!
ボートレース津は、1952年に開場した日本で最も歴史のある競艇場で、伊勢湾に面した開放的な水面が特徴です。
全国でも屈指のイン有利水面であり、1コースの勝率は非常に高く、舟券の軸として信頼できます。
ただし、津の水面は風や潮の影響を受けやすく、向かい風や追い風では2・3・4コースの一撃も十分に警戒が必要です。
差しやまくり、まくり差しなど、条件次第で波乱を狙える展開も多く見られます。
出目データや季節ごとの傾向を押さえることで、予想精度をさらに高めることが可能です。
穏やかな日なら本命中心、強風時には中穴・大穴狙いを意識すると良いでしょう。
また、企画レースやモーター性能を公式サイトで確認すれば、初心者でも軸の立て方や勝ち筋を把握しやすくなります。
機力や展開を加味した戦略的な舟券購入が可能で、勝率アップにつなげられます。
ボートレース津の施設概要・アクセス
津は、日本で最初に誕生したボートレース場として知られ、開放的なロケーションが魅力の競艇場です!
アクセスの良さから、地元ファンはもちろん、遠方からの来場者にも人気があります。
ここでは、施設の特徴やアクセス方法、現地の雰囲気が伝わるポイントをまとめてご紹介します。
施設の設備紹介
スタンドは観戦しやすいように設計されており、1マークがしっかり見える抜群のロケーションが特徴。
無料エリアからでもレースの迫力を十分に体感できるので、初心者でも気軽に楽しめます。
また、場内にはレストラン・売店・キッズスペースなども充実しており、家族連れにも人気のスポットとなっています。
外向発売所「津インクル」も併設されており、ナイターレースの舟券購入も可能。
観戦目的でも、勝負メインでも、さまざまな楽しみ方ができる競艇場です。
アクセス方法
- 住所:〒514-0815 三重県津市藤方637
- 電話:059-224-5105(開催日は9:00~17:30)
- 開門時間:10:00(開催日によって変更あり)
- 入場料:100円(15歳以上のみ)
- 駐車場:約3,000台(無料)
- 外向発売所「津インクル」営業時間:7:00~ナイターレース終了まで
公共交通機関の場合は、近鉄津駅・JR津駅から無料送迎バスが運行されています。
車の場合も高速道路のICから近く、アクセスは非常に良好です。
開放的な観戦環境とアクセスのしやすさで、気軽にレース観戦を楽しめる競艇場といえるでしょう。