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競艇(ボートレース)は命懸けの競技!60年間で31件の死亡事故も

競艇(ボートレース)は命懸けの競技!60年間で31件の死亡事故も

競艇(ボートレース)は別名「水上の格闘技」と呼ばれていることをご存知ですか?

年間1億円以上稼ぐ選手も居るなど一見華やかに見える競艇ですが、その反面常に危険と隣り合わせの競技。

60年間で31名の選手が事故死しているなど、選手たちは命懸けで戦っていると言えます。

この記事では、競艇の事故についてまとめます。

競艇(ボートレース)で事故が発生する理由

競艇(ボートレース)は、直線だと時速80kmもスピードが出ます。選手たちの体感スピードは時速120kmにも及ぶと言われており、ちょっとした操作・判断ミスが事故につながってしまう、非常に危険な競技なのです。

ハイスピードでの「転落」はコンクリートと同等の衝撃

時速80kmものスピードが出たまま、転落などにより水面に身体を叩きつけられると、コンクリートへの衝突と同じくらいの衝撃を受けることになります。また、ボートから投げ出された場合、他のボートに轢かれる可能性もあります。転覆した際にプロペラに巻き込まれ、足を切断するなど痛ましい怪我を負った選手も存在します。

ターンマーク付近では他艇との「衝突」が起こりやすい

ターンの際はボート同士が接近し、少しでも前に出ようとするため衝突接触事故が起こることがあります。スピードが出たボートに突っ込まれた場合、衝突したときの衝撃は相当なものになります。

コースアウトによる「岸壁への衝突」

ターンの際に操作ミスをしてしまったり、ボートが急加速し制御が利かなくなってしまうなどの際、コースアウトによる岸壁への衝突が起こってしまうことがあります。その際はもちろん強い衝撃を受けますし、場合によっては衝撃で投げ出され、地面に身体を打ち付けられてしまう可能性もあります。

重さ70kgもあるボートがスピードを出して衝突すれば、ヘルメットや防護服を着用していても身を守り切れない場合もあることが分かりますよね。

60年間で31名の競艇選手(ボートレーサー)が事故死

競艇(ボートレース)では、過去およそ60年の間に残念ながら31件の死亡事故が発生しています。直近10年間では3件の死亡事故が発生。昨年2020年には、ボートレース尼崎(尼崎競艇場)にて松本勝也選手転覆事故を起こし後続のボートに衝突。残念ながら命を落としてしまいました。2013年には、鈴木詔子選手が練習中に岸壁に激突し、死亡する事故が起きています。

2016年には訓練生の事故死も

2016年にはボートレーサー養成所で訓練生の死亡事故が発生しています。減速した前を走るボートに衝突し、後続のボートに追突され水面に投げ出されてしまったことが原因です。養成所での初めての死亡事故でした。心が痛くなるような事故です。

競艇場(ボートレース場)別で死亡事故が発生した年・回数は以下のとおりです。

競艇場(ボートレース場)別死亡事故発生年・回数

  • 【若松】4回(1965年・1968年・1977年・2010年)
  • 【唐津】3回(1953年・1954年・1968年)
  • 【江戸川】3回(1982年・1985年・1993年)
  • 【児島】2回(1953年・1965年)
  • 【鳴門】2回(1962年・1970年)
  • 【平和島】2回(1972年・1999年)
  • 【大村】2回(1978年・1981年)
  • 【津】2回(1997年・2003年)
  • 【尼崎】2回(2004年・2020年)
  • 【びわこ】1回(1962年)
  • 【常滑】1回(1963年)
  • 【芦屋】1回(1965年)
  • 【多摩川】1回(1973年)
  • 【三国】1回(1983年)
  • 【桐生】1回(1989年)
  • 【浜名湖】1回(1999年)
  • 【住之江】1回(2007年)
  • 【下関】 1回(2013年)

1965年に至っては、1年で3件もの死亡事故が発生しています。もちろん、この60年間に装具の改良や、転覆時の対処法を訓練学校で指導されるなど安全対策は行われていますが、それでも死亡事故はなくなりません。競艇選手が常に命懸けということが分かります。

艇王・植木通彦元選手は75針を縫う大怪我から復帰

競艇(ボートレース)で起こった有名な事故のひとつとして、植木通彦元選手が20歳の時に顔を75針も縫う大怪我を負ったことがあります。 桐生でのレース中に、1マークのコーナーを回り切れずに転覆。後続ボートが直撃し、プロペラが顔面を通過。想像したくないほど痛ましいです…。

幸いにも大事には至らず、2度の大きな手術を経て半年後に復帰!自ら、怪我を負った桐生競艇場を選び、レース復帰します。その姿から植木通彦元選手は「不死鳥」とも呼ばれ、2007年に引退するまでに1562勝を挙げました!植木通彦元選手のように大怪我から運よく復帰できる場合もありますが、事故をきっかけに引退する選手もいます。

まとめ:競艇選手(ボートレーサー)が命懸けだと知れば高収入に納得

一見華やかに見える競艇選手(ボートレーサー)。しかし、常に危険と隣り合わせだということが分かっていただけたと思います。 時速80kmものスピードが出る競艇に事故はつきもの。最悪の場合には死に至るケースまであります。その件数も、60年間で31件と決して少なくはありません。

これを考えれば、競艇選手が高収入の職業であることも納得ができますね。これを知っておくだけでも、大きな心で競艇を楽しむことができそうです。

ちくわ
ちくわが好物。テレビCMやラジオ番組でボートレースの魅力を知り、興味津々な20代初心者女子。 未来の一攫千金を夢見て、現在一生懸命勉強中です!

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