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競艇界の「レジェンド」「絶対王者」松井繁選手は桁外れの強さ

競艇界のレジェンド・松井繁

ここ数年で人気も上昇し、選手を目指す若者も増えてきたと言われている競艇
現在では約1600人もの選手がいるのだが、その中でも”絶対王者”と称される選手が「松井繁(まつい・しげる)」だ。
以前の記事でも紹介した”艇王”こと植木通彦に対し、松井は”レジェンド”や”絶対王者”という異名を持っている。
何故そこまで凄い選手なのか?今回は競艇界のレジェンド”松井繁選手”について記事を書いていこうと思う。

松井繁選手のプロフィール

年令 49歳
デビュー 1989年5月13日
SG優勝回数 12回
G1、PG1優勝回数 57回
G2優勝回数 3回
G3優勝回数 6回
一般戦優勝回数 44回
通算優勝回数 117回
通算勝率 7.82
通算戦績 5921戦1956勝

※2019年9月1日現在

皆さんがこの写真を見て最初に思ったことは何だろうか?
筆者が初めて松井を知った時の第一印象は、経歴もさることながらとにかくイケメン!笑
天は二物を与えないなんて言葉があるが、競艇での圧倒的実力、更に容姿を兼ね備えた松井を見ればそんな言葉はかき消されてしまうだろう。

若い頃はマイケル富岡に似ている事から、雑誌で対談を行ったこともあり、競艇実況者のアナウンサー内田和男は松井のことを”マイケルレインボーアタッカー”と称した程の男前なのだから、男のギャンブルだった競艇に女性客が増えた要因にも多いに貢献したと言っていい。

今年50歳になる松井だが、その二枚目ぶりは現在も健在で年々渋さをましている。
筆者も是非このような年の取り方をしたいものだ。笑

松井繁選手の競艇人生

競艇選手になるきっかけ

デビューは1989年、まだ現在に比べ競艇人気も低かったころ。
松井が競艇選手になったきっかけは、平凡な高校生活を過ごし、ごく普通の大学への進学を考えていた際、たまたま友人から貰った”ボートレーサー養成所”(現やまと学校)の案内がきっかけだったそうだ。
今ではレジェンドと称される松井が競艇選手になったきっかけとしてはかなり意外だが、元々松井は競艇には興味がなかったらしい。

そんな松井だが、養成所入学当初はいわゆる”落ちこぼれ選手”
まわりには競艇選手に憧れて入学した人ばかりなのだから、やることがないからとりあえず入学した松井は、本人曰く「転覆などを繰り返していていつ退学になってもおかしくない状況だった」というから驚きだ。
しかし、元々天賦の才を持ち合わせていたのか、実戦形式の訓練に入ってからはトップクラスの成績を残している。

デビュー後の成績

養成所卒業間近で頭角を表し始めた松井なのだが、デビューしてからの勢いが凄い!
デビュー後わずか半年でB1級に昇格し、デビュー翌年にはA1級へ昇格している。

そしてデビューから3年後の1992年には開設36周年記念戸田グランプリで”G1初優勝”を果たしたのだが、この時の進入は3枠で見事な捲りで勝負を決めた。
この頃から”期待の大型新人”と注目され始めることになる。

それからしばらくはG1優勝から遠ざかってしまうのだが、1995年の2月第38回近畿地区選手権で2度目のG1優勝を果たすと、同年の開設43周年記念海の王者決定戦で3度目のG1優勝をしたことで年末のSG”賞金王決定戦”へ出場!
ここまでデビューから僅か6年なのだからどれだけ優れた選手なのかがわかるだろう。

補足だが、この年から”10年連続”で賞金王決定戦に出場している。

その翌年にはSG(スペシャルグレード)でも優勝を果たし、現在までの総数はなんと12回!!
これはボートレース殿堂入りを果たした”モンスター”野中和夫の17回に次いで歴代2位の記録になっている。

とくに松井は【SGオーシャンカップ】に強いと言われその回数は4回。
SG同一大会での優勝回数としても、笹川賞競走で6回優勝をしたモンスター野中和夫に次いで2位の記録となっている。

松井繁が強い理由

松井繁がどれだけ凄い選手なのかはざっくりとした説明でも充分分かってくれたことだろう。
では何故、養成所時代には転覆ばかりの落ちこぼれ選手だった松井がここまでの選手になったのか?

勿論生まれ持った才能があったことは間違いないがそれだけでは無い。
実は「緻密なペース配分を重要視していることが大きい」と本人は語っている。

節間を通し常に1位を狙うのでは無く、まずは最低ラインの準優勝戦へ行く為の最低順位を計算し、そして優勝戦→優勝と何着までに入賞していれば優勝戦へいけるのかをしっかりと分析、ペース配分を行う事によって優勝戦で最高のパフォーマンスを出す事ができるそうだ。

そして松井と言えば”イン屋”。インが狙える際はガンガンインコースを狙ってくる
更に6枠の場合でも、枠なり固定で無い場合はインを狙ってくる為、レースは荒れるがしっかりと入賞に絡んでくれる。

このように才能だけではなく、しっかりと自分自信を分析しレースを行う事で49歳になった今でもTOPクラスの実力を維持しているのだ。
最近は年齢もあり全盛期程の勢いは無くなってしまったが、それでも期待をさせてくれる選手であることには変わりない。

獲得賞金の総額は36億円以上!

これだけの成績を残している選手だからその獲得賞金も桁はずれ!
ここまで松井が稼いだ総額はなんと”36億円”以上と言われ歴代1位!
自宅はプール付きの大豪邸、更に高級外車を複数台所有しているらしい。

更に競艇選手にはレースの賞金以外にも収入項目があり、拘束日数に応じた日当や完走手当、節間で誰もスタート事故を起こさなかった場合にはスタート無事故賞という手当が付き、スポンサー協賛のレースでは、ビールなどの商品が参加賞として貰えるから、実際は更に大きな金額を稼いでいるということだ。

イケメンで努力家でお金持ち…
筆者は逆立ちをしてもこの男にかなわないだろう笑

これだけ稼いでいるのだから趣味もすごい!
高級外車はもちろん、1足最低30万円はするといわれるフランスの老舗高級靴メーカー「ベルルッティ」を自分へのご褒美に購入し、現在では30足近いコレクションがあるらしい。

この靴はげん担ぎにもしていて、優勝戦や大事な試合の日に必ず履く靴等の履き分けをしているそうだ。

まとめ

選手としても一流、プライベートでも最高にカッコいい男”松井繁”。

最近(2022年2月加筆)では娘さんがミス日本2021グランプリを獲得したのだからこの家系はどれほどのレジェンド家系なのだろうか!?

競艇歴30年以上の大ベテランであり、今尚TOPクラスの実力を維持しているまさに”競艇界のレジェンド”。これからもカッコいい男の代表として我々に夢を与えて欲しいものだ。

しかし、最近では一般戦でみることは少なく、主にG1やSG等をメインに出走している。
一般戦に比べ予想が難しいグレードのレースだが、もしも予想に困ったらフネラボでおすすめしている優良競艇予想サイトを利用してみることをオススメする。 ここで紹介している予想サイトはG1やPG1、SG等の予想に強く、ベテラン選手の進入枠等もしっかりと分析した上で予想を提供してくる優良サイト。
筆者もベルルッティ購入を目指し、次のSGで一勝負をさせて貰う予定だ笑

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よねじ
よねじ
生きがいはギャンブル、趣味はデータ収集。 『ギャンブルは統計とデータで勝てる』がモットー。 打たない日でもパチスロに並びデータ収集は当たり前。 休日は競馬場、競艇場巡り。 勿論彼女いない歴×年齢。

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