生涯獲得賞金額11億円超えの女子ボートレーサー日高逸子が引退!幾度と危機を乗り越えたグレートマザーを紹介
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日高逸子は1985年5月にデビューしたの。
3節目のデビュー3年目にはボートレース桐生で初優勝を決めるなど、華々しい活躍が続いているわ。
現在60歳を超える女子レーサーだけど、生涯獲得賞金額が11億円を超えており、さらに2024年には2500勝を達成。
2025年8月に惜しまれながら引退しました。
今回は日高逸子のプロフィールや成績、引退理由などを紹介します。
目次
艇界のグレートマザー「日高逸子」が引退へ!

ボートレース界の最年長女子レーサーで「艇界のグレートマザー」として人気を集めた日高逸子が引退を決断しました。
1985年のデビューから通算2539勝(女子歴代2位)、優勝76回(女子歴代2位)、G1優勝2回を記録。
生涯獲得賞金は女子歴代1位となる11億4400万3198円を獲得するなど、40年近い現役生活で数々の偉業を成し遂げました。
引退の理由とラストレース

すでに引退届を提出し、22日朝にブログでファンへ正式に報告。
「大けがの影響で膝や足首が痛く、視力の低下でフライングも増えました。優勝からも遠ざかり、ボートに乗ること自体が楽しくなくなってしまった」と語り、体力的・精神的な限界を理由に挙げています。
最後の出走は今年4月の桐生ヴィーナスシリーズ。
4日目の9Rで3着を走ったあと途中帰郷し、以降は長期休養に入っていました。
世界一周の旅と高塚清一さんへの想い

休養中には一人で世界一周旅行へ出発。
アラスカやパナマ運河、メキシコなどを巡り、3か月にわたり自由を満喫しました。
「あまりにも楽しかったので、また行きます」と話し、再び旅に出る意欲も見せています。
一方で、今年3月に最年長ボートレーサーだった高塚清一さんが77歳で亡くなったことも大きな転機に。
「目標にしていた存在を失ったことが引退を決めるきっかけになりました」と振り返りました。
ファンへの感謝と忘れられない一戦

思い出のレースには2014年の第3回クイーンズクライマックスを挙げました。
53歳でインからコンマ01秒の渾身スタートを決め、見事に優勝。
「どの優勝もすごくうれしかった」と語ります。
「ここまでやってこられたのはファンの声援のおかげ。本当に感謝しています」と語った日高逸子。
アイドルレーサーとして、妻として、母として、そして艇界のグレートマザーとして走り抜いた40年に幕を下ろしました。
デビュー3年目で初優勝を決めた日高逸子!娘は2人で弟子はいない
日高逸子は1985年5月にボートレース芦屋でデビューした女子レーサー。
デビュー節では初戦で2着と大健闘し、3走目では早くも初勝利をあげたの。
さらに、3節目・デビュー3年目ではボートレース桐生で初優勝を飾り、勢いが止まらない日高逸子。
初優勝時では、以下のように気迫溢れるコメントをしていたわ。
「最後に吹っ飛ばして勝っちゃいました。」
以上のように負けん気が強い日高逸子は、モンキーターンも独学で身につけ、男子顔負けの女子レーサーへと成長していったの。
師匠の大屋勝利は2006年に引退している
日高逸子の師匠は18期・大屋勝利で、すでに2006年に引退していたわ。
大屋勝利は1979年にボートレース浜名湖で開催されたSG第14回総理大臣杯レース(現在は通称をボートレースクラシック)で優出し、3着となった実績があるの。

現役の大屋勝利について知っているボートレースファンはTwitter(X)に熱い想いを投稿していたわ。
師弟関係は良好で、家族ぐるみで仲良くしていたみたいね。
弟子はいない様子
日高逸子には弟子がいないみたいね。
女子選手で弟子がいる選手は少ないみたい。
娘は2人!専門学校時代に知り合った邦博さんとの子どもがいる
日高逸子は専門学校時代に知り合った邦博さんと結婚したの。
邦博さんは、日高逸子が長女出産後の1996年に仕事を辞めて主夫の道を決断。
得意なコースは3コース!安定した走りで魅せる!
ここからは日高逸子の得意なコースを確認しましょう。
日高逸子は平均スタートタイミングは、ほかの選手と比べるとまずまずの速さで、スタートの精度も安定していることが特徴ね。
また、得意はインコースで、狙い目は3コース。
それじゃあ詳細についても確認するわよ。
平均スタートタイミングは0.17

日高逸子の平均スタートタイミングは0.17とまずまずな早さ。
ただ、フライング回数や出遅れは0回であるため、安定した走りを見せていることがわかるわね。
また、日高逸子の勝率は5.94と同年代の女子レーサーと比べると高い成績。
B級降格経験がある日高逸子だけど、2022年にはA1級復帰を果たしているの。
2024年11月現在はA2級だけど、今後の活躍もさらに期待できる選手ね!
得意はインコースで3コースが狙い目
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事故による怪我で引退が囁かれるもA2級として活躍
日高逸子は事故による怪我で引退が噂されたことがあるの。
2023年11月のオールレディースでレース中に大怪我を負い、負傷帰郷。
引退も噂されたけど、2024年8月ボートレース常滑で復帰し、初日のドリーム戦は2号艇から出走したのよ。
日高逸子といえば、以下の時期のフライング休みがきっかけでB2級へ降格したこともあったわね。
- 2020年5月(非常識なフライング)
- 2020年7月(.01のフライング)
- 2020年9月(.01のフライング)
このフライングでF3となり2021年からB2級降格が決定し、ここでも引退が噂されたわ。
しかし、2022年前期、83回の出走で勝率5.57を記録し、A2級に返り咲いたの。
生涯獲得賞金は11億円超え!
年 | 獲得賞金 |
---|---|
2016年 | 26,552,000円 |
2017年 | 27,753,400円 |
2018年 | 34,704,000円 |
2019年 | 35,931,500円 |
2020年 | 21,640,000円 |
2021年 | F3でB2級降格 |
2022年 | 30,531,500円 |
2023年 | 26,136,000円 |
2024年 | 27,293,848円 |
2025年 | 長期休養でデータなし |
日高逸子は、女子ボートレース界を長くけん引してきた存在で、2016年から2024年にかけても安定して高い賞金を獲得し続けました。
2018年には3,470万4,000円、2019年には3,593万1,500円とピークを迎え、2022年も3,053万1,500円を稼ぐなど、トップレーサーとしての実力を証明しています。
2021年はフライング3本によるB2級降格という厳しい時期もありましたが、その後も諦めることなく第一線で活躍を続けました。そして2024年5月にはついに通算2500勝を達成!
長いキャリアの中で積み上げた偉業に、多くのファンが大きな称賛を送りました。
生涯獲得賞金は11億4400万3198円と女子歴代1位の記録を樹立。
2025年は長期休養のためデータはありませんが、これまでの功績は間違いなく「艇界のグレートマザー」と呼ぶにふさわしいものですね!
まとめ:グレートマザー・日高逸子は生涯獲得賞金額が11億円超え!40年間お疲れ様でした
日高逸子について紹介したわ。
1985年にデビューした日高逸子はデビュー3年目で初優勝し、独学でモンキーターンを習得。
華々しい活躍は続き、邦博さんと結婚して子どもを出産後すぐにボートレーサーとして復帰し、わずか1ヶ月でボートレース大村G3で優勝しているの。
現在A2級レーサーとして活躍している日高逸子だけど、生涯獲得賞金額が11億円超えで女子レーサートップ。
2024年5月には通算2500勝を達成、40年間の選手人生、本当にお疲れ様でした!

- ブルーローズ
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