大村G2節間売上約59億6900万円と目標63億円に届かず人気にかげり!?

大村G2節間売上約59億6900万円と目標63億円に届かず人気にかげり!?

ボートレース大村でG2モーターボート誕生祭が今年も開催されました。

今年の目標売上金額は2022年度の63億円に設定されていましたが、節間売上は59億6884万1600円とわずかに届きませんでした。

コロナ禍の収束とともにボートレース界の不祥事が重なったのが原因か!?

目次

ボートレース大村で開催されたG2モーターボート誕生祭で売上目標未達

2023年4月12日にボートレース大村G2モーターボート誕生祭が今年も開催されました。

ボートレース大村では、2022年度のモーターボート誕生祭の売上金額63億円を2023年度の売上目標として掲げました。

しかし、2023年度の売上金額は59億6884万1600円と目標金額にわずかに届きませんでした。

モーターボート誕生祭の詳細

  • 格付け:G2
  • 優勝賞金:400万円
  • 優勝戦:6名(各準優勝戦上位2名)
  • 準優勝戦:18名(各準優勝進出戦上位3名)
  • 予選:3日間
  • 出場資格:日本モーターボート競走会から競艇場への斡旋(A1級・A2級の選手)
  • 主催者:大村市
  • 開催地:ボートレース大村

モーターボート誕生祭はボートレース大村がボートレース発祥の地であることを記念して毎年開催されるG2レースで、出走選手が全てA級なのが特徴です。

第1回の開催は1982年でこの時は競艇祭と呼ばれ、5年に1度開催されていました。

ですが2001年からは毎年開催され、2011年からはモーターボート誕生祭と名称が変更されました。

ボートレース大村は全国24ヶ所あるレース場で1番売上金が多い

ボートレース場は全国に24ヶ所ありますが、売上金額が1位と最下位で3倍近く離れています。

ボートレース大村は売上金額が1番多く、2022年の売上金額は1900億円を超えています。

売上金額の上位7場は全て通年ナイター会場となっていて、ボートレースを楽しむ層が日中のレースよりもナイターのレースを望んでいることがわかります。

公営競技を楽しめるのは20歳以上、特にボートレースを楽しんでいるのは30代や40代の社会人が多いので仕事終わりにレースが楽しめるナイターの需要が多いのは当然でしょう。

競艇場の売上が気になる方は以下リンクから「競艇場の売上」を見てみてください。

節間売上が目標金額に届かなった理由とみられる3つの原因

2023年4月にボートレース大村の2022年度の売上額が1807億2000万円を記録し、過去最高額と言われた2021年度を上回ったことを発表しました。

ですが、上述の通りモーターボート誕生祭の売上金額は目標金額に届きませんでした。

目標金額に届かなかった原因を3つの観点から考察します。

原因1:コロナ禍の収束により好調だった売上にかげり

ボートレースの売上金額は年々増加傾向にありましたが、2020年度に急激に売上が増加しています。

2020年といえば、日本でコロナが流行し始めた年で全国的にイベントの自粛や休業要請が行われていました。

ボートレースでも無観客開催などが行われていましたが、インターネット投票の発達や365日毎日開催されている関係から売上金額が伸びました。

しかし2023年3月13日以降、屋内でのマスク着用ルールの緩和などが発表され、街中などでもマスクをしていない人が増えてきました。

それに伴いイベントの増加やリモートワークの終了など、コロナ禍でボートレースに流れていた人々が以前の生活形態に戻っていきました。

コロナ禍で増加した一時的な売上金額を維持するためには、コロナ禍でボートレースに興味を持った人を繋ぎとめる努力が必要でしょう。

原因2:インフレの加速で遊興費に使える金額が減った

昨今では2022年に起こった大幅な円安やロシアのウクライナ侵攻などにより、物価の上昇が目立ちます。

特に食料品や電気代など、生活に密着しているものの値上げは顕著で多くの人が節約を強いられています。 節約を行う場合に真っ先に削られるのは遊興費、つまりは遊びに使うお金です。

ボートレースを楽しむほとんどの人は、生活のためではなく小遣い稼ぎ程度の感覚でボートレースを楽しんでいます。

ですので、生活が苦しくなった場合にはボートレースに使うお金が減るのは必然でしょう。

原因3:度重なるボートレース界の不祥事

ボートレースでは昔からファンの間で八百長の存在が疑われてきましたが、2020年に八百長の疑いで元ボートレーサーの西川昌希が逮捕されたからその疑いは顕著になりました。

西川昌希はボートレース界の闇を暴く暴露本を出版するなど、ボートレースファンの間で話題になっています。

しかも最近では八百長の疑いで斡旋停止されていた中村亮太選手が理由不明のまま引退するなど、実力のあるボートレーサーの引退が加速しています。

引退したボートレーサーの全てが不正に関わっていたとは思えませんが、ファンの間でボートレースに対する不信感が募っているのは事実でしょう。

SNSなどではフライングや妨害行為が起こるたびに、八百長が疑われるような事態となっています。

この疑惑を払拭するためには日本モーターボート競走会が誠意のある対応を行うしかないでしょう。

まとめ:節間売上が目標金額に届かなかった原因は複数ある

  • ボートレース大村開催のG2で節間売上が目標金額に届かなかった
  • 原因はコロナ禍の収束とインフレの加速、そしてボートレース界の不祥事
  • 売上の維持には日本モーターボート競走会の誠意ある対応と努力が必要

ボートレース場の中でも1番の売上金額を誇るボートレース大村ですが、モーターボート誕生祭で節間売上目標を下回る結果となりました。

売上目標は前年売上の63億円で、今年の売上は59億6884万1600円とわずかに届きませんでした。

この結果はコロナ禍の収束、急激なインフレの加速、ボートレース界の不祥事によるものと考えられます。

生活様式の変化についてはどうしようもありませんが、不祥事については日本モーターボート競走会の誠意ある対応があれば解消可能でしょう。

そして、インフレの加速によってボートレースを楽しむお金が無くなってしまった人たちは競艇予想サイトを上手に使うことをお勧めします。

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エスキモー
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友人と一緒に乗ったカヤックが楽しくてカヤックをはじめボート全体にドはまり。ついでのように競艇ファンになってしまう。競艇で大きく当ててカヤックが置ける自宅を建てるのを夢見てる。

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