中村亮太選手がいじめ(暴力・脅迫)問題と八百長問題に対する自身の心境を吐露!
2022年10月に下関で開催されたあるレースによって、中村亮太選手に八百長の疑惑がかけられている。
それを受けて中村亮太選手からは、八百長の否定とボートレース界(競艇界)に蔓延るいじめ(暴力・脅迫)問題が告発された!
今回は、中村亮太選手の八百長を疑われたレース、いじめ(暴力・脅迫)問題、その他経緯などを紹介していく!
目次
中村亮太選手がTwitter上で告発
2023年1月11日、中村亮太選手が自殺を仄(ほの)めかすようなツイートを行った。
内容はいじめ(暴力・脅迫)の告発だね。
長年にわたり受けた選手からの集団によるイジメ...IEJOYHTK
それをデビューの時から把握していたのに助けず、一緒になってやっていた関係者
そして助けてくれてたAUS
どこにもSOSは届きませんでしたね
件のツイートにある「IEJOTHTK」と「AUS」は人物の頭文字だと推測され、ネット上の様々なところで物議をかもした。
1月28日:再度告発
Twitter上で、中村亮太選手が再度ツイートを行った。
ツイートは画像4枚にわたっていて、現在の中村亮太選手の心境が綴られている。
内容は以下の通り。
- 佐賀支部の先輩や後輩のように自殺する度胸はなかったので生きている
- 自殺した先輩のご遺体には暴力による無数のアザがあったと聞いている
- いじめの調査が行われたら紺綬褒章を受けた選手は剥奪される
- 八百長は調査の結果無実
- ボートレースには八百長など無い
- 警察のOBの方もいた場で公正課の課長とその部下から犯罪者扱いされて暴力を受けた
かなりきつい内容で、ネット上ではまたも様々な噂が流れている。
以前から噂されていた、ひっそりと引退していた三井所尊春氏の安否まで疑われている状態で収集がついていない。
また、「自殺した先輩や後輩」や「紺綬褒章を受けた選手」など人物を特定出来るような情報まで記載されているけど、続報が出るまで疑うような行為はやめておきたい。
個人的には、「警察のOBがいる場で暴力事件」も記載されていたけど大問題では?
この事件、ボートレース界だけに留まらないように思える。
現代ビジネスの記事
2023年1月28日、中村亮太選手の八百長疑惑について追っていた現代ビジネスが、八百長や中村亮太選手の新たな情報について記事を掲載した。
内容は以下の通り。
- 10月27日下関10Rの八百長疑惑について
- 中村亮太選手が事実上不正を認めていた
- 全国のボートレース場から出場拒否
- 異常投票に関わった人物は6人
- そのうちの1人は中村亮太選手と交友関係にあった
- 払戻金額の8割が6人の手に
- 手口の浅はかなシナリオ
それに対して、中村亮太選手はツイートで反論。
- 不正は認めていない
- 証拠持参で完全否定した
- 削除して謝罪をしてほしい
- なかった場合は法的措置と刑事告訴を視野に入れる
不正について真向から否定した形だね。
八百長疑惑のあるレース
事の発端となった八百長疑惑のあるレースを見ていこう。
疑惑となったレースは、2022年10月27日にボートレース下関(下関競艇場)で開催された「BTS山口あじすオープン11周年記念」の初日10Rだ。
- 【1号艇】中村亮太(長崎・A1)F2
- 【2号艇】小林一樹(山口・A1)F
- 【3号艇】渡辺真至(愛知・A2)
- 【4号艇】大串重幸(長崎・B1)F
- 【5号艇】宮崎奨(香川・A2)
- 【6号艇】杉山勝匡(佐賀・B1)
スタート隊形は123/456の枠なり、スタートは中村亮太選手は少し遅れるもコンマ14秒と凹んだわけではない。
ただ、スタート直後に減速してスリット後に置いて行かれる形に。
コンマ4秒のトップスタートを決めた6号艇・杉山勝匡選手がそのまま豪快にまくって勝負を決めた!
基本的には6コースの選手がまくりに来た場合、1コースの選手が抵抗するものだけど、このレースでは中村亮太選手は抵抗も無いままターンも流れていた。
内容的に1コースを信頼して舟券を買っていた方が辛くなるのも無理はないレースだけど、八百長とは言えない内容であるね。
不自然なオッズ
問題となったのはレース内容よりもオッズと売上にある。
6号艇頭、2着1号艇のオッズを見ていこう。
6-1-2(827.3)・6-1-3(1122)・6-1-4(1050)・6-1-5(833.3)
さらに、6号艇頭で2号艇2着のオッズ。
6-2-1(922.7)・6-2-3(257.4)・6-2-4(288.9)・6-2-5(252.5)
ボートレースのオッズは舟券が売れるほど低い数値となるのだけど、どれを見ても1号艇が絡む買い目だけが不自然に高い状態だ。
1号艇・中村亮太選手が絡む舟券が全く売れていない。
この事から、「23456BOX買い」が多い事が指摘されていた。
つまり、「23456BOX」買いであればオッズの低さも説明できるわけだね。
異常な売上
2022年10月27日「BTS山口あじすオープン11周年記念」の初日10Rの売上は以下の通り。
- 9R売上:5127万円
- 10R売上:9595万円
- 11R売上:4690万円
一般戦の売上は通常4,000万~5,000万円ほどだけど、10Rだけ前後のレースと比べても倍近い売上となっている。
偶然このレースにお金持ちが多額の金額を買い占めたなんて事もあるかもしれない。
ただ、売上とオッズがおかしい以上、疑惑の目が向けられるのは仕方のないことだと思う。
舟券大量購入で大儲け
ボートレース場では、発券機や大口払戻窓口に防犯カメラが設置されている。
さらに、発券データもあるので照合すれば購入者の特定が可能なんだ。
競走会はこのレースの投票者を既に調べていて、この日ボートレース下関に来場して638万円もの金額を投入した4人組を把握している。
さらに、ボートレース平和島の場外発売所で10Rに390万円を投入した人物、ボートレース唐津の場外発売所で194万円を投入した人物も把握しているようだ。
計6人が多額の金額を投入したいて、払戻総額は5616万円になっているようだ。
現代ビジネスでは、中村亮太選手はその内の1人と交友関係にあると記事にしていた。
中村亮太選手の現在
2023年2月現在、中村亮太選手の斡旋は全て消えている状態。
1月にはボートレース唐津(唐津競艇場)の斡旋もあったはずだけど、消えていた。
理由は、全国のボートレース場が「斡旋拒否」の申請を行っているからだね。
事実関係は調査中だけど
選手出場あっせん規程実施細則第4条第3項第1号7(競走の公正、安全又は円滑な実施を害する行為があった者)
筆者個人的な感想
以前、西川昌希氏が「ボートレース界には八百長が存在する」と告白した。
昨今、「中村亮太選手の件」や「田頭実選手が元妻に八百長を告発された件」で、またもボートレースが八百長問題で揺れている。
競走会には八百長問題を明らかにしてほしい。
ただし、それと同時に中村亮太選手が告発したいじめ問題も明らかにしてもらいたい。
中村亮太選手の告発によれば、暴力や脅迫という立派な犯罪行為だ。
- 先輩のご遺体には無数のアザ
- 警察OBがいる前での暴力
前述したけど、これは大問題だ。
もし仮にご遺体に無数のアザが本当にあったんであれば、事件の可能性も見て警察もしっかり調べあげると思う。
ご遺族の方達が黙るなんてあるわけもなく隠ぺいできる問題ではないので、その先輩がボートレーサーであれば必ず公になるはず。
なのにされていない。
さらに、救急車で救急搬送されるほどの暴力が行われていたにもかかわらず、目の前で見ていた警察OB2人も明らかになってほしい。
中村亮太選手の告発内容で言うと、指示をした部長も受けた課長やその部下、それを見ていた警察OB2人全員犯罪だよ。
そして、利益供与を受けた八百長も犯罪。
日本に住む一国民として疑問に思うんだけど、法機能してないの?
隠ぺいして通る話じゃないと思うんだけど、競走会と国家権力はそれだけの癒着があるって話なの?
八百長も問題だけど、随分そっちのけにされている気がする暴力の件も大問題。
まとめ:まだ疑惑!今後の調査と情報を公にする事を望みたい
今回は、中村亮太選手の八百長疑惑とこれまでの経緯を紹介した。
疑惑 =(イコール) 事実ではないので、疑惑や憶測があるからと言って断定することは避けたい。
あくまで不確かな疑いなので、是非を論ずることはやめて今後の調査と続報を競走会から出してもらいたい。
真偽が不確かなニュースよりも、競走会から真実を出してもらわないと困るよね。
そしてもう一点、インターネット上での誹謗中傷はやめよう!
同じボートレースファンとして見ていて悲しくなる。
また、続報が出たら追記するね。
- 源田
- ボートレース始めたばかりの初心者。 スポーツをやるのは苦手だが、スポーツ観戦が好きで今はesports、サッカー、野球にハマっている。 ボートレースにハマった結果、最近は海外のスポーツのギャンブルにも興味を持っている。
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