白井英治選手が2022年賞金王に!ボートレース史上初の大逆転劇!

白井英治選手がグランプリを制し、さらにはボートレース徳山(徳山競艇場)で開催された「2023西京波者決定戦競走」で勝ち続けて2022年賞金王の座に輝いた!
グランプリ前は賞金ランキング7位、そこからの逆転。
さらに史上初のグランプリ制覇後の逆転賞金王。
一体どんなドラマがあったのか、白井選手の逆転ストーリーを紹介していくよ。
目次
白井英治選手初の賞金王!

白井英治選手が、ついに念願のグランプリを制して年末に開催された「2023西京波者決定戦」で圧巻の走りを魅せ、2022年の賞金王に輝いた!
記念レースやSG常連で、何度も優勝戦には絡むも負け続けた結果から「無冠の帝王」なんて言われる時代もあった。
そういった苦難を乗り越えて10度目の挑戦でグランプリを優勝し、そしてデビュー25年目にして初の賞金王に。
今年は本当に厳しい一年でした。
フライングもあって8月、9月は苦しかった。
でも今村さんとの「賞金王になる」っていう約束があったので、あきらめずに頑張れた。
目標は達成できたけど、もっともっと強くなれるように、もっともっと頑張らないといけないと思っている。来年もまた厳しい一年だと思うけど、頑張りたい。
白井選手は賞金王を手にし、そう語っていたよ。
年末最後の大逆転劇に感動した人達も多かったんじゃないかな!
グランプリ後の賞金レース逆転は史上初だ!!
2022年のボートレース(競艇)で最大のドラマを繰り広げる事になって、最後まで徳山から目が離せなかったね。
本当におめでとう!!
12月30日の大逆転劇
グランプリ終了時点での獲得賞金ランキングは以下の通り。
- 【1位】馬場貴也選手:1億8,734万6,000円
- 【2位】白井英治選手:1億8,628万5,457円
その差はわずか106万543円だった。

勝負の行方は、白井選手が12月27日から出走する一般戦「2023西京波者決定戦」に委ねられる形となったんだよね。
こちらの斡旋が入っていた白井選手に対し、馬場選手は年内グランプリで終了だったから、賞金王争いはこのレースの結果次第になったんだ。
他の記事にも書いたのだけど、ボートレース徳山(徳山競艇場)で開催される「2023西京波者決定戦」の賞金額についておさらいしよう。
レース | 1着 | 2着 | 3着 | 4着 | 5着 | 6着 |
---|---|---|---|---|---|---|
準優勝戦 | 270,000円 | 180,000円 | 110,000円 | 78,000円 | 57,000円 | 45,000円 |
予選 | 150,000円 | 105,000円 | 75,000円 | 53,000円 | 36,000円 | 18,000円 |
年末年始の特別開催とあって、賞金額は通常よりも高めに設定されている。
とはいえ、106万543円はオール2連対以上くらいの成績じゃないと厳しい差だった。
そして運命の「2023西京波者決定戦」結果を振り返っていこう。
- 【初日】12R1着:15万円獲得
- 【2日目】6R1着・11R2着:25.5万円獲得
- 【3日目】6R1着・10R1着:30万円獲得
- 【4日目】6R1着・10R1着:30万円獲得
4日目にして獲得賞金が106万円を超える事となり、賞金王へ大逆転する事になった!
2022年の白井英治選手
2022年、決して順調に進んでいたわけではなかった白井英治選手。
成績をまとめたから、見ていこう。
出場節数 | 出走数 | 1着数 | 勝率 | 1着率 | 2連対率 | 3連対率 | 優出 | 優勝 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
28 | 219 | 73 | 7.74 | 33.3% | 56.6% | 71.6% | 15 | 6 |
優勝したレースは以下の通り。
日付 | 場 | グレード | レース名 |
---|---|---|---|
1月1日 | 徳山 | 一般 | 2022西京波者決定戦競走 |
2月6日 | 徳山 | 一般 | 徳山下松港開港100周年記念競走 |
5月5日 | 下関 | 一般 | モーヴィ下関オープン3周年記念 GW特選 |
8月19日 | 下関 | 一般 | Hayashikane杯 お盆特選 |
9月18日 | 徳山 | G1 | 徳山クラウン争奪戦開設69周年記念競走 |
12月18日 | 大村 | SG | 第37回グランプリ決定戦 |
優出や優勝回数など立派な数字だけど、今年は2017年から長年キープし続けていた勝率8.00を切った。
さらに、8月にボートレース浜名湖(浜名湖競艇場)で開催されたSG「第68回ボートレースメモリアル」優勝戦でフライング。
グランプリ前の獲得賞金ランキングは7位だった。
- 【1位】馬場貴也選手:1億3762万2000円
- 【7位】白井英治選手:8380万0457円
1位の馬場選手との差は5000万だ。
1位から6位までのトライアル2ndから出走する選手が有利というグランプリのルールの中、ここからグランプリで優勝して賞金王に輝くなんてやっぱりすごい実力者だよね!
グランプリの走りも圧巻だったね。
- 【初日12R】1コースからコンマ14秒のスタートを切って逃げ切り
- 【2日目11R】5コースからトップスタートを切るも4号艇・桐生順平選手と当たって1M差し切れず
- 【3日目11R】今節最速のコンマ4秒のトップスタートを切って6コースから2着
- 【4日目12R】1マーク全速ターンで押し切って3コースから2着
- 【5日目12R】椎名豊選手・菊池孝平選手と2番手争いをして果敢に攻めて3着
- 【6日目優勝戦】1コースからコンマ9秒のトップスタートを切って逃げ切り
全レース果敢に勝負を仕掛ける白井選手、気持ちの入った走りをしてくれたのは見ればわかる事だね。
グランプリ、そして「2023西京波者決定戦競走」の白井選手の走る姿、白井選手ファンにとっては二度と忘れられない光景だ!
ちなみに、ボートレースメモリアル優勝戦でのフライングで、次回白井選手をSGで見れるのは10月にボートレース蒲郡(蒲郡競艇場)で開催される「第70回ボートレースダービー」以降になるよ。
まとめ:2022年のボートレース(競艇)最後のドラマ!
デビュー25年目にして初のグランプリ制覇、そして史上初の賞金王逆転劇。
誰がこんなドラマ見れるだろうとグランプリ前に予想しただろうか。
グランプリ後のゲスト出演した師匠・今村豊氏と同じ壇上でのインタビュー、見てるこっちも感極まったよね。
最高の弟子が最高の師匠の悲願を叶える!白井英治 雪辱を果たすグランプリ初制覇!
そして自身初の賞金王へ。 勝負は最後までわからない、徳山は本当に最後まで見逃せないレースとなった。
「来年もまた厳しい一年だと思うけど、頑張りたい」と語っていた白井選手、来年もファンとして全力で応援して全力で見たい!

- 源田
- ボートレース始めたばかりの初心者。 スポーツをやるのは苦手だが、スポーツ観戦が好きで今はesports、サッカー、野球にハマっている。 ボートレースにハマった結果、最近は海外のスポーツのギャンブルにも興味を持っている。
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