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SG「第37回グランプリ」(2022年)決着!賞金王の座は誰の手に!

SG「第37回グランプリ」(2022年)決着!賞金王の座は誰の手に!

2022年12月13日~12月18日にボートレース大村(大村競艇場)で開催されたSG「第37回グランプリ」は、白井英治選手の優勝で幕を閉じた!

7万舟が飛び出すほど荒れた今回のグランプリ、様々なドラマがあったね。

年末最後の大一番に相応しいと思える素晴らしい大会だった。

レースの振り返りや獲得賞金ランキングの変動をまとめたから、紹介していくよ!

目次

【2022年】SG「第37回グランプリ」白井英治選手が初優勝!

2022年12月18日、今年最後の大一番であるSG「第37回グランプリ」の優勝戦が行われ、白井英治選手が初優勝を飾った!

幾度もSGに出場するも優勝出来ずに「無冠の帝王」と言われた時代を経て、ついに念願のグランプリ制覇を成し遂げて見てるこっちも感無量だったね。

師匠の今村豊選手も白井英治選手と一緒になって大喜び!

感動の優勝戦を振り返っていこう。

最高峰の戦い!優勝戦

優勝戦に出走した選手は以下の通り。

  • 【1号艇】白井 英治(山口・A1)
  • 【2号艇】原田 幸哉(長崎・A1)
  • 【3号艇】深谷 知博(静岡・A1)
  • 【4号艇】磯部 誠(愛知・A1)
  • 【5号艇】片岡 雅裕(香川・A1)
  • 【6号艇】馬場 貴也(滋賀・A1)

スタート隊形は枠なり。

1号艇・白井英治選手がコンマ9秒、2号艇・原田幸哉選手がコンマ7秒の好スタートを切って、レースはイン優勢の展開で始まった。

1周目1M(マーク)で白井選手が安定したターンで逃げ切り、3号艇・深谷知博選手も全速でまくりに行くも流されてしまった。

4号艇・磯部誠選手がその内側を差しに行って、1M(マーク)後は「1-4-2」の順で2・4・6号艇で2着目争いのデッドヒートを繰り広げることに!

そして、2周目1M(マーク)で流れた原田選手の内側を磯部選手と6号艇・馬場貴也選手が抜き、「1-4-6」の形となった。

さらに2周目2M(マーク)で、馬場選手が素晴らしいターンで2番手に躍り出て2着争いに決着!

結果は「1-6-4」で優勝戦の幕が閉じたよ。

終始安定した走りを魅せた白井選手、そして逆転劇を魅せてくれた馬場選手、本当に見ごたえのある面白い優勝戦だったね!

師匠・今村豊への恩返し

最高の弟子が最高の師匠の悲願を叶える!

白井英治 雪辱を果たすグランプリ初制覇!

白井英治選手は、師匠の今村豊氏が引退する際に

本当に寂しいし悲しいですけど、これからは今村さんが唯一成しえなかった賞金王になることを最高の恩返しと思って、日々精進していきたいと思います。

と語っていた。

今回、今村豊氏も現地で観戦して優勝セレモニーではスペシャルゲストとして共に壇上にあがっている。

「第60回ボートレースメモリアル」の優勝後も一緒にインタビュー受けてたよね!

優勝後のインタビューでは

初めて師匠に恩返しできた感じ。

言葉では言い表せないものがありますね。

と白井選手が語っていて、今村豊氏も涙を浮かべていた。

白井選手から今村豊氏に黄金のヘルメットをかぶせたりするなど、目頭が熱くなるシーンがたくさんあったね。

ところで、気づいてしまった事が1つある。

白井選手の制覇したSGは以下の3つ。

  • 2014年8月31日:第60回ボートレースメモリアル
  • 2018年6月24日:第28回グランドチャンピオン
  • 2022年12月18日:第37回グランプリ

この2014年、2018年、2022年はサッカーのワールドカップがあった年なのだ!

もしかして、ワールドカップがある年の白井英治選手はSG制覇するのか!?

SG「第37回グランプリ」振り返り

今回のグランプリのレース結果を振り返ってみよう。

初日から万舟も飛び出したグランプリ、正直舟券買ってた身としては荒れた記憶ばかり蘇ってくる・・・。

個人的に注目した事をピックアップして紹介していくよ。

激熱の初日12R

獲得賞金ランキング7位から18位の選手が出走するこのレース、出場選手は以下の通り。

  • 【1号艇】白井 英治(山口・A1)
  • 【2号艇】椎名 豊(群馬・A1)
  • 【3号艇】石野 貴之(大阪・A1)
  • 【4号艇】磯部 誠(愛知・A1)
  • 【5号艇】羽野 直也(福岡・A1)
  • 【6号艇】丸野 一樹(滋賀・A1)

今大会の覇者となる、白井英治選手の1レース目。

そうそうたるメンツの中、好スタートを切って勝負をしかけたのは4号艇・磯部誠選手と5号艇・羽野直也選手だったね。

さらに1M(マーク)で6号艇・丸野一樹選手も内側を上手くすり抜け、結果は「1-5-6」で決着がついた。

印象的だったのは、平成生まれの選手が果敢に勝負を仕掛けていった事!

間違いなく、近い内に平成生まれのSG制覇が来るだろうって予感させたレースだったよね。

大荒れの3日目

いや、もう思うのはこれっす。

初日、3日目も荒れたレースがあったけど3日目は1R目からびっくり・・・。

「本当にこれSG?大村?」と泣きそうになったよね。

今回「フネラボライターのSG予想」として予想記事を書いたんだけど、予想した11Rは、1号艇・山口剛選手と4号艇・丸野一樹選手がフライングで大惨事だったんだよね・・・。

まさかの本命がフライングなんて予想できないって(泣)

トライアル2ndのFは「-10点のペナルティ」がつく事から、山口選手と丸野選手の両名はここで終わりとなった。

続く12Rは「2-5-3」がきてオッズはなんと733倍という大荒れのレースだったよ。

1号艇・馬場貴也選手がスタート遅れた事により、2号艇・原田幸哉選手と3号艇・深谷友博選手が勝負を仕掛けて結果は「2-5-3」だったよ。

これ当てられたら自分で予想サイト立ち上げるよ。。

SG初優出初優勝!?グランプリシリーズ優勝戦

さあ気分を変えて、「グランプリ」と同時進行している「グランプリシリーズ」を見てみよう!

最終日に行われたグランプリシリーズの優勝戦、並みいる強豪を蹴散らして優勝したのは宮地元輝選手だった!

なんと、SG初優出初優勝という快挙をこの舞台でやってのけたのだ。

宮地選手は、今年の9月に開催されたG1「福岡チャンピオンカップ開設69周年記念競走」でG1初優勝を飾ったばかり。

  • 【1号艇】毒島 誠(群馬・A1)
  • 【2号艇】瓜生 正義(福岡・A1)
  • 【3号艇】宮地 元輝(佐賀・A1)
  • 【4号艇】島村 隆幸(徳島・A1)
  • 【5号艇】濱野谷 憲吾(東京・A1)
  • 【6号艇】石野 貴之(大阪・A1)

近年のボートレース界を代表する選手達が揃うシリーズ最終戦、スタート隊形は枠なりで好スタートを切って飛び出したのは1号艇・毒島誠選手と3号艇・宮地元輝選手だった!

1M(マーク)で全速力のまくり差しを狙い、毒島選手と瓜生正義選手の間を割って1位に躍り出た。

結果は「3-1-2」で見事大勝利!

本当にあっぱれなシリーズ優勝戦だったね!

グランプリ後の獲得賞金ランキング【2022年】

今回SG「第37回グランプリ」で獲得賞金ランキングにも変動があった!

グランプリ終了時点の順位をまとめたので見ていこう。

順位 名前 獲得金額
1 馬場貴也 1億8,734万6,000円
2 白井英治 1億8,628万5,457円
3 山口剛 1億2,847万5,457円
4 原田幸哉 1億1,883万円
5 片岡雅裕 1億1,596万6,485円
6 磯部誠 1億1,417万5,000円
7 深谷知博 1億1,390万5,000円
8 桐生順平 9,608万6,133円
9 池田浩二 9,604万5,000円
10 椎名豊 9,474万1,133円

優勝した白井英治選手は現在2位、1位の馬場貴也選手との差はグランプリ終了時点で106万543円!

馬場選手の次の出走予定は2023年1月3日~1月8日にびわこボートレース場で行われる一般戦(新春滋賀県知事杯争奪戦)で、 白井選手の次の出走予定は2022年12月27日~2023年1月1日に徳山ボートレース場で行われる一般戦(2023西京波者決定戦)だ。

白井選手が年内に5日間の予選レースに出場することになるが、そのレースの獲得賞金で馬場選手を抜くことができるのか!?

白井選手が逆転賞金王になれるかを検証

2022年12月27日~2023年1月1日にボートレース徳山(徳山競艇場)で開催される「2023西京波者決定戦」の賞金額は以下の通り。
レース 1着 2着 3着 4着 5着 6着
準優勝戦 270,000円 180,000円 110,000円 78,000円 57,000円 45,000円
予選 150,000円 105,000円 75,000円 53,000円 36,000円 18,000円

同大会は通常の一般戦よりも各賞金が少し高めになってる。

年内に白井選手が出走するのは12月27日~12月31日までで、つまり予選から準優勝戦までは賞金額が加算される事になるね。

出走数の内訳は、「予選7走・一般1走・準優勝戦1走」で合計9回

そして、12月27日初日12Rドリーム戦に出走した白井選手は見事勝利し、賞金150,000円を獲得!

首位奪還まで残りは91万543円となった。

全て1着の場合:1,470,000円

全て2着の場合:915,000円

つまりオール2連対以上であれば、首位に立つことになるのだ。

順調にいったとして準優勝戦含めて残り8走、賞金王の可能性は十分にある!

まとめ:グランプリ楽しかったね!

今回は、SG「第36回グランプリ」をまとめて紹介していったよ。

今年も大盛り上がりのグランプリだったね!

グランプリは終わったけど、「クイーンズクライマックス」が12月26日~31日(住之江)で開催されるよ!

毎年大みそかに行われる優勝戦が楽しみだね!

クイーンズクライマックスについて詳しい記事にまとめてあるからこちらを見てみてね!

源田
源田
ボートレース始めたばかりの初心者。 スポーツをやるのは苦手だが、スポーツ観戦が好きで今はesports、サッカー、野球にハマっている。 ボートレースにハマった結果、最近は海外のスポーツのギャンブルにも興味を持っている。

記載の内容はあくまでもレポーター独自の見解であり、内容の正確性・再現性を保証するものではありません。紹介しているサイトのご登録・ご利用は自己判断でお願いします。

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