太田和美選手が「G1高松宮記念」で2年連続6度目の優勝&今垣光太郎選手が「G1浜名湖賞」で2019年4月以来のG1制覇!

8日、ボートレース住之江で開催された「G1高松宮記念」で太田和美選手が2年連続6回目の優勝を果たし、10日に行われたボートレース浜名湖での「G1浜名湖賞」では今垣光太郎選手が2019年4月以来のG1制覇を成し遂げました。
これによって太田和美選手は、年末の「SGグランプリ」出場圏内の賞金ランキング18位に浮上、今垣光太郎選手は来年3月に行われる「SGクラシック」への出場権を得ることが出来ました。
今回は、優勝を果たしたレースの様子と優勝した2人の選手について紹介します。
目次
太田和美がボートレース住之江「G1高松宮記念」で2年連続6度目の優勝!

ボートレース住之江で行われた「G1高松宮記念」優勝戦、1マークでは椎名豊選手の攻めを止めた松井繁選手が鮮やかなツケマイを見せ、太田和美選手はこの瞬間にもう駄目だと思っていたそう。
しかし、バックでぐいぐい伸びると2マークを先に回って何とか押し切りそのままゴール。
レース後のインタビューで、 「なぜかは分からないが、相性がいい大会。年末(SGグランプリ出場権獲得)に向けて頑張りたい。」 と答えていました。
準優勝は丸岡正典選手、3着は松井繁選手で地元・大阪勢が上位を独占、4着に浜野谷憲吾選手、5着は上條暢嵩選手、6着は椎名豊選手に。
これによって太田和美選手は賞金ランキングで、開幕前の30位から18位まで浮上、ちょうど「SGグランプリ」出場圏内に入りました。
また、椎名豊選手も11位から10位、上條暢嵩選手は16位から15位になり、「SGグランプリ」初出場に一歩近付いています。(2022年11月10日現在)
なぜ賞金ランキングの18位までに入るのが重要なのかは「競艇(ボートレース)賞金ランキング2022」ページを見てください!
「G1高松宮記念」で優勝を果たした太田和美選手とは?
- 登録番号:3557
- 生年月日:1973年1月6日
- 身長:166cm
- 体重:56kg
- 血液型:A型
- 支部:大阪
- 出身地:奈良県
- 登録期:69期
- 級別:A1
太田和美選手の同期には、田中信一郎選手や野添貴裕選手、仲口博崇選手、三嶌誠司選手などSGやG1のタイトルホルダーを多数輩出しており、華の69期と呼ばれています。
現在ベテランの域に差し掛かっていますが、まだボートの腕前は衰えることを知らず、人気と実力を兼ね備えた一流レーサーと呼ぶにふさわしいどのコースからでも常にコンスタントに舟券に絡んできてくれる選手です。
1コースでは豪快なイン逃げ、それ以外のコースでは状況に合わせた差しや捲り、捲り差しとどの手法でも1着を狙えるテクニックを持っています。
太田和美選手の平均スタートは毎年0.15前後で安定しており、他のトップレーサーに引けを取らない物を持っています。
今垣光太郎選手が「G1浜名湖賞」で優勝を飾る!2019年4月以来のG1制覇に!

「G1浜名湖賞」優勝戦、今垣光太郎選手が5コースからのまくりで内を制圧し、通算30度目、2019年4月のマスターズチャンピオン以来となるG1制覇をボートレース浜名湖にて果たしました。
2着は差し粘った馬場貴也選手、3着はまたも地元G1制覇ならずだった坪井康晴選手。
今垣光太郎選手はレース後のインタビューにて 「浜名湖大好きです。まくれると思ってなかった。伸び仕様にしていったんですけど、気温が冷えて回ってくれましたね。前期は事故が多くて、なんとかしのいだ感じでした。今節も早いスタートは1回行きましたが、絶対に(フライングは)切らないタイミングで、と。今期は事故なく走りたいです。本当に最高です」 と喜びを語っていました。
これで今垣光太郎選手は、来年3月に行われるSGクラシックの出場権利を獲得!
さらに、来年11月には地元の三国で「SGチャレンジカップ」が行われることについて、「チャレンジカップには出たいですね。1年しっかりやって、大きいレースを走りたいと思います」 とモチベーションを高めていました。
「G1浜名湖賞」で優勝を果たした今垣光太郎選手とは?
- 登録番号:3388
- 生年月日:1969年9月18日
- 身長:161cm
- 体重:51kg
- 血液型:A型
- 支部:福井
- 出身地:石川県
- 登録期:63期
- 級別:A1
これまでにSG優勝9回、さらに「SGオールスター」では2002年・2004年・2005年と3回に渡りファン投票1位に輝くなど、人気と実力を兼ね備えたスターとして活躍して続けている今垣光太郎選手。
武器は自前のプロペラを加工する「ペラ加工技術」の高さでした。
しかし、持ちペラ制度が廃止になってしまい、自慢のペラ加工を活かすことができなくなりましたが、その実力はまだまだ一線級。
平均スタートタイミングは0.15〜0.20で、他の選手よりやや遅いですが、スタートの思い切りはよく、勝負どころでは際どいスタートを切ることが特徴です。
まとめ:太田和美選手がSGグランプリ出場権争いに名乗りを挙げる!今垣光太郎選手は3年ぶり30回目のG1制覇!
今回は、太田和美選手が「G1高松宮記念」で優勝&今垣光太郎選手が「G1浜名湖賞」で優勝したことについてお伝えしてきました。
2人ともボートレース界を引っ張ってきたベテラントップレーサーなので、まだまだ活躍して欲しいですよね!
また、明日11日からボートレースまるがめで「G1京極賞開設70周年記念競走」が、12日から福岡で「G1福岡ダイヤモンドカップ」が開催されるので、「SGグランプリ」への出場権を懸けた賞金ランキング争いも目が離せません。
今現在の賞金ランキングの順位がどのようになっているのか気になる方は、下記のリンクからチェックしてみてください!

- ねくすと
- 東京在住の新人ライター。趣味を広げるお金を稼ぐために競艇を始める。実際にボートレース場でレースを楽しむことが夢になるくらいのインドア人間。
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