山崎智也選手が突然の引退表明!その理由や競艇(ボートレース)界の貴公子の栄光の戦績を紹介!

端正なルックスや数々の成績から、男性ファンはもちろん女性ファンも魅了してきたボートレーサー「山崎智也」選手が、2022年4月12日、突然の現役引退を表明しました!
まだまだ選手ができる年齢ということもあり、ファンからは驚きの声やもう活躍が見れなくなる悲しみの声が上がっています。
今回は「山崎智也」選手の引退理由やプロフィール、有名なエピソードを紹介します!
目次
貴公子「山崎智也」選手が電撃引退!

端正なルックスで女性ファンの多く、豪快なレーススタイルで生粋のまくり屋としても有名な「山崎智也」選手(48歳=群馬)が4月12日、突然の引退を表明しました!
2度のグランプリ制覇と賞金王に輝くなど華々しい成績を残し続け、歴代獲得賞金ランクも26億円で3位と、まだまだ活躍するであろうと思われていたトップレーサーの電撃引退により、ボートレース界には激震が走りました。
引退理由はボートレースが楽しくなくなったから
山崎智也選手は引退理由について、「最近は勝っても楽しくない感じがしてた。ずっと楽しいからやってた仕事だったんだけどね。また、やる気になる時が来るかもって続けてたけど、変わらなかったよ。」 と語っています。
ただ楽しくないから引退ってなに!?
と思う方もいるかもしれませんが、実は山崎智也選手は楽しいことに没頭するタイプの選手で有名です。
その対象はボートレースはもちろん、趣味であるパチスロやゲームにまで及びます。
「楽しいことを全力でやる」のがモットーであり、一晩中ペラ叩きに没頭していることがあれば、朝には開店前のパチンコ屋に並び1日中パチスロを打つことも。
自分が楽しいと思えるものに最大限の労力を割き、楽しいことには努力を惜しまない選手です。
これまでは心の底からボートレースが楽しいと感じ、常にボートレースについて探求してきた山崎智也選手。
この性格が、ボートレースで素晴らしい結果を残す活躍に繋がっていました。
しかし、ボートレースに楽しさを感じなくなった今、活躍の場は減りつつあり、モチベーションを保つことも難しくなっていったのでしょう。
「山崎智也」選手のプロフィール
- 登録番号:3622
- 生年月日:1974年3月11日
- 身長:164cm
- 体重:55kg
- 支部:群馬
- 登録期:71期
- 級別:A1級
山崎智也選手は71期としてデビューした群馬支部所属の選手です。
同期には佐賀支部の深川真二選手や愛知支部の天野晶夫選手がいます。
昔からイケメンボートレーサーとして有名でありながら、かなりの実力者でもあり、男性ファンはもちろん、女性ファンも多かった選手です。
SGには154節出場し、優出39回、優勝は11回と数字で見てもその活躍ぶりが分かります。
2010年には当時ボートレーサーをしていた横西奏恵元選手と結婚。
横西奏恵元選手は最強の女子レーサーと呼ばれるほどのトップレーサーでもあり、この結婚はかなり話題となりました。
翌2011年のボートレースオールスター(笹川賞)では、ボートレース界で初となり夫婦揃って初日ドリーム戦のメンバーに選出されました。
2018年には娘の山崎小葉音さんがボートレーサーとしてデビュー。
山崎小葉音さんは、2019年の6月には試運転中の事故により右薬指のじん帯を切断する大怪我に見舞われましたが、5ヶ月後には復帰し、2020年の7月にデビュー初勝利を飾っています。
山崎智也選手や横西奏恵元選手のような活躍を見せてくれるのか、これからの活躍に期待です!
23歳の若さでSG優勝!トップレーサーの仲間入り

山崎智也選手の名前が広まるきっかけとなったレースを挙げるとすれば、1997年のSG「第44回全日本選手権」でしょう!
2号艇にはレジェンド松井繫選手、6号艇には同じくレジェンドの服部幸男選手など、名だたるメンバーが揃う中、2度目のSGで初優出だった山崎智也選手は、5コースから豪快なまくり差しを決め見事優勝!
23歳という若さでSG初優勝を果たし、名実ともにトップレーサーの仲間入りを果たしました。
さらに、翌年にはSG「第25回笹川賞」で優勝。
2年連続のSG制覇でその実力が本物であることを証明しました。
過去には2度の賞金王に輝く
2008年から大スランプ、2009年には優勝0回
SG初制覇からも安定した走りを見せ続けていた山崎智也選手ですが、2007年のSG「第22回賞金王決定戦競走(ボートレースグランプリ)シリーズ戦」優勝以降、突如大スランプに見舞われます。
2008年には予選落ちを繰り返すようになり、一般戦を2度優勝するだけという暗雲立ち込める成績となりました。
そして、2009年には1度も優勝することができないという、誰が見ても落ちぶれたと思うような結果に終わります。
続く2010年もスランプは続き、11月まで優勝ゼロともはや復活することは無いとささやかれ始めるほどでした。
スランプ脱出のきっかけは妻・横西奏恵との出会い
スランプ真っ只中の2010年12月、山崎智也選手はそれまで交際を続けていた横西奏恵元選手との結婚を発表します。
この発表は、ボートレースの成績が落ち続けていた山崎智也選手を見ていたファンにとって良い印象では無かったのか、批判のような声もありました。
しかし、山崎智也選手はこの結婚を境に完全復活を遂げます!
結婚直後である12月10日の一般戦で、あれだけ遠ざかっていた優勝を果たすと、12月18日に開催されたSG「第22回賞金王決定戦競走(ボートレースグランプリ)シリーズ戦」で6度目のSG優勝を果たしました!
その後はかつての輝きを取り戻し、様々なレースで活躍を見せました。
活躍の裏には最愛の人である横西奏恵さんの支えがあったのでしょう!
まとめ:ボートレース界を盛り上げ続けた山崎智也選手、ありがとう!
今回は数多くの功績を残した「山崎智也」選手の電撃引退について紹介しました。
様々な苦悩を乗り越え、いつしか獲得賞金歴代3位まで登り詰めていた山崎智也選手。
これからもその活躍を見れるものと勝手に思っていただけあり、突然の引退発表には驚かされました。
しかし、まずはこれだけのレースを見せてくれたことに感謝しなくてはなりません。
山崎智也選手にリスペクトを送ると共に、これからは愛娘である山崎小葉音選手の活躍に期待しようかなと思います!

- ヒコ
- 父親が競艇好きで小さいころから競艇に触れて育った。 大人になってから舟券を買うようになり、的中率と競艇愛は必ずしも比例しないことを痛感。 レース結果を調べるのが日課となっている。
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