SG第36回グランプリ(賞金王決定戦2021)優勝戦で大クラッシュ!約41億円が返還される大波乱!

2021年12月にボートレース住之江で開催された1年間の総決算、SG第36回グランプリは第1ターンで4艇がクラッシュするという大波乱の結末となりました!
売上の約96%にあたる約41億円が返還となり、自動発払機には長蛇の列が。
優勝した瓜生選手は非常に良い内容のレースをしたものの、素直に喜べない複雑な表情を浮かべていました。
今回はSG第36回グランプリ優勝戦の大波乱の結末について紹介します!
SG第36回グランプリ優勝戦は大波乱の幕切れ!

ボートレース住之江で開催された1年間の総決算ともいえるSGグランプリは大波乱の幕切れとなりました!
3コースを確保した瓜生正義選手がインコースを飲み込む非常に良い形でまくりに行き、1コースの峰竜太選手がそれをブロックする形で第一ターンマークを迎えました。
瓜生選手がかけるプレッシャーが大きく、結果的に峰選手はターンマークに激突。
後続を巻き込む大クラッシュとなってしまいました。
結果的には4艇が妨害・転覆失格となりました。
4艇失格により約41億が全返還に

SGグランプリ優勝戦は4艇失格だったため、3連単と3連複が不成立となりました。
購入された舟券は全額返還となり発売額全42億7752万6800円のうち、41億1426万3700円が返還対象となってしまいました。
この返還額は歴代最高額です。
SGグランプリは競艇ファンの誰もが注目しており、爆発的な売上を誇ります。
競艇の一般戦だと一日の売上は高くても7億程度です。
1レースで約42億円という売上がいかに凄いかが分かります!
約41億円が返還になってしまった点は、ボートレース住之江にとってかなり痛い損失でしょう。
舟券の返金求める待機列が住之江公園駅まで到達!
SGグランプリ優勝は瓜生正義選手!

SGグランプリは波乱があったものの、瓜生正義選手の優勝で幕を閉じました。
3コースからの豪快なまくりは他の選手にかなりのプレッシャーをかけており、転覆などの事故が無くても勝っていた可能性が高いです!
事故があったため大きく喜べないのは大変残念ですが、実力の勝利と言っても過言ではありません。
優勝賞金1億円を手にし、2021年の賞金王獲得は決定的です!
瓜生選手は2016年にもグランプリを制覇しており、SGの優勝回数は今回で11回目となります。
これは歴代でも3位とボートレース界に名を残す記録です!
瓜生選手はグランプリを制覇した2016年にも賞金王に輝いており、生涯獲得賞金も歴代5位とこちらの記録でも名を残しています!
これからもどんどん大きな記録を残してくれることでしょう!
11Rのグランプリシリーズ優勝戦でも転覆事故が発生

ボートレース住之江のSGグランプリでは、12Rのグランプリ優勝戦前、11Rのグランプリシリーズ優勝戦でも転覆事故が発生しました。
第1ターンで2号艇の西山貴浩選手がターンマークに激突し転覆、4号艇の篠崎仁志選手も巻き込まれ転覆してしましました。
こちらのレースはグランプリ優勝戦とは違い4艇での競走が続いたため、3連単などの返還はありませんでした。
一部のボートレースファンからは返還に関する批判の声も上がりました。
転覆事故にあった選手たちはみな無事であった

ボートレース住之江の公式Twitterから選手たちの無事を確認することができました。
SG級のボートレーサーたちは実力人気ともにトップクラスの選手であり、ボートレース界の宝でもあるため無事なのは一安心です。
ファンの方々も選手の安否を気にしていたため、公式Twitterからこのような報告があったのは非常にありがたいことです。
今年のボートレース住之江は事故が多発している
ボートレース住之江はもともと硬い水面で有名なボートレース場です。
硬い水面では艇が跳ねるように進むため、バランスを崩しやすかったりターンが思うようにいかないケースも多いです。
そのため、ボートレース住之江では大事故に繋がりかねない事故が多発しています。
今年8月にも、住之江では大きな事故が起きています。
ボートレースファンが離れてしまう原因にもなり、売上も伸び悩んでしまうため今後何らかの対策が組まれることは間違いないでしょう。
選手生命の危機を少しでも減らしてもらえるよう、事故について対策されることを期待しましょう。
まとめ:事故で大波乱の結末!
今回はSG第36回グランプリ優勝戦の大波乱について紹介しました!
事故はあったものの、優勝した瓜生選手はあっぱれな走りでした!
事故にあった選手たちの無事が確認できたのは安心です。
どのレースの事故を見ても言えるのは、選手たちが本気で攻めたレースをしている結果であるということです。
事故のせいで舟券が当たらなかったり、返還になってしまったというケースも少なくないかもしれませんが、選手たちをリスペクトする気持ちは忘れたくありませんね!

- ヒコ
- 父親が競艇好きで小さいころから競艇に触れて育った。 大人になってから舟券を買うようになり、的中率と競艇愛は必ずしも比例しないことを痛感。 レース結果を調べるのが日課となっている。
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