ボートレース(競艇)で1コースの勝率って?1号艇に賭けたら必ず勝てるかを解説

ボートレース(競艇)で1コースの勝率って?1号艇に掛けたら必ず勝てるかを解説

ボートレースでは、コースによって1着率が異なり、明らかにレース展開に有利なコースが存在します。

では、有利なコースに賭けておけば確実に儲けることが可能なのでしょうか?

この記事ではボートレースにおける有利なコースとそのコースに賭けた場合に儲けられるのかについて解説していきます。

有利なコースを知ってボートレースの予想に役立てましょう。

目次

ボートレースにおいて圧倒的に有利なのは1コース

以前まではアウトからまくるアウト屋も多くいたのですが、持ちペラ制度がなくなった現在では圧倒的に1コースが有利となっています。

ボートレースはモータースポーツでスタミナは関係ありません。

ですので、スタートタイミングが6艇で同速の場合には圧倒的にインコースの1コースが有利となります。

1号艇の1コース取得率は9割を超える

ボートレースでは他の公営競技とは違い、特殊なスタート方式をとっているので枠番通りにコースが決まるわけではありません。

非常にまれではあるものの、6号艇の選手が1コースに入ることもあります。

その場合には1号艇の選手よりも先に舟をつけなければならないので、結果的に侵入が深くなってスタートが難しくなってしまいます。

ですので、外枠の選手が1コースをとることはまれで、1号艇の選手のモーターの調子が悪い時以外はほぼ枠なりに進入します。

1コースの決まり手は「逃げ」でほぼ決まり

ボートレースの決まり手にはいくつか種類があるのですが、1コースの決まり手はほぼ「逃げ」で決まっています。

「逃げ」は1番最初に1マークを回った選手がそのままゴールする決まり手のことです。

逆に言えば、1コースの選手が1マークに1番最初に到達できなかった時点で1コースの選手の勝ちはほぼなくなったと言っても過言ではありません。

1コースの選手が必ずしも勝つわけではないのがボートレース

1コースの選手は確かに有利なのですが、有利だからと言って100%の確率で1コースの選手が勝利してしまっては公営競技は成り立ちません。

ボートレースでは以下の点で1コースの選手が負けることもあるのです。

  • フライング・出遅れなどで失格になる
  • スタートで失敗して1マークまでに抜かされる
  • 荒天によって失格となる

ボートレースではフライングによる失格がそれなりにあるのですが、1コースの選手がフライングになることが多いのです。

ですが、フライングに気を取られすぎると1マークまでに速度が乗らずに外枠の選手に抜かされることになるのでバランスに気を付けなければなりません。

また、これは内枠外枠関係ないのですが、ボートレースが水面上で競う以上荒天などによる転覆で失格になるケースも想定しなければなりません。

1号艇が1着を取る可能性が高いレースは?

1コースの決まり手が「逃げ」である以上、1号艇の選手が勝つためには「逃げ」が決まりやすいレースということになります。

「逃げ」を決めるためには以下の要素が必要になるでしょう。

  • ピット離れからスタートがよい
  • 選手やモーターの性能が高い
  • 競艇場の水面状況がよい
  • 特殊な並びになるレース

スタート展示での情報は重要

まず1号艇の選手がスタートで1コースをとることが大前提となってきますので、枠順通りに進入するレースが理想です。

1号艇にスタートの調子のよい選手やA級の選手が配置されているレースでは1号艇の「逃げ」が成功する確率は非常に高いと言えるでしょう。

また、2コースや3コースの選手が外枠の選手に対して壁になってくれるようなら、さらに「逃げ」の成功率は上がります。

選手の得意コース・モーター性能から考える

選手にはそれぞれ得意なコースがあり、1コースの進入率や1コースでの連対率が高い選手は期待できます。

また、モーターの出足や行き足も重要で直線での性能が高いモーターを引き当てている選手は「逃げ」の成功率が上がります。

競艇場ごとに1コースの1着率は違う

競艇場はそれぞれ水質や水面の状況が異なり、1コースの1着率も変わってきます。

荒れやすくスタートが難しいと言われている江戸川競艇場では1コースの1着率は44.1%、静水面が売りの芦屋競艇場では64.8%と実に20%もの差が出ています。

荒れやすい競艇場よりは静水面を売りにしている競艇場のほうが1コースの1着率がよいことがよくわかると思います。

レースによっては1号艇に有力選手が入ることもある

ボートレースでは企画レースというものが組まれることがあります。

企画レースの中には1号艇をA級選手に固定するものもあり、その場合には有力選手が1号艇に入ることになるので1コースを取れた場合の勝率が跳ね上がります。

また、優勝戦や準優勝戦は節中の成績順に枠番が決められるので有力選手が1号艇に入ることになります。

企画レースや優勝戦、準優勝戦は1号艇選手が勝ちやすいレースと言えるでしょう。

1号艇に投票するときの注意点は?

1号艇が勝ちやすいレースは説明できましたので、次は1号艇に投票する際の注意点についてまとめていきます。

  • 1号艇に投票するなら3連単で投票する
  • 買い目を絞って投票する
  • オッズを確認しつつトリガミにならないように投票する

1号艇に投票するなら3連単で投票する

1号艇を単勝で投票してもオッズが高くならないので儲けは期待できないでしょう。

ですが、3連単での投票ならば数倍以上のオッズになるので買い目を絞って投票すれば十分に儲けが期待できます。

1号艇の「逃げ」で決まる場合はスタートがよい選手が2着、3着になることが多いのでスタートの調子のよい選手を2着、3着にして投票するのもよいでしょう。

買い目を絞って投票する

1号艇が1着という買い目はオッズが低い場合がほとんどです。

オッズが低い買い目に対して10点などの大量の買い目を投票してしまえば、例え的中してもトリガミになる可能性が高くなります。

3連単なら4~8点ほどの投票に抑えるのがよいでしょう。

オッズを確認しつつトリガミにならないように投票する

企画レースや優勝戦など1号艇が勝ちやすいレースは特にですが、1号艇1着のオッズが極端に低くなります。

その場合に複数点の投票をしてしまうと3連単であってもトリガミになる可能性が高くなります。

1号艇のオッズが極端に低い場合には1、2点の投票に絞れない限り、投票を見送った方がいいかもしれません。

1号艇を買っておけば儲かるのか?

1号艇に投票した場合の注意点は分かってもらえたでしょう。

では、1号艇に投票した場合に儲けることが可能なのか?

その答えは儲けることは可能だが、適当に賭けている限り儲けることは難しいというものです。

上記3点について注意しながら投票していても、1コースの勝率は56%程度ですので半分くらいの確率で負けることになります。

また、1号艇のオッズは低い場合が多いので儲けられる額は他の艇に賭けた場合に比べて少ないというのが現実です。

1号艇が1着の場合には万舟はほとんど出現しない

1号艇が1着の場合はオッズが低い場合が多く、余程の不人気選手が絡むか、5号艇や6号艇が2着、3着になるような場合を除いて万舟はほとんど出現しません。

安定的な勝ちを望む場合には1号艇を1着にする投票の仕方が理にかなっていますが、1レースでの払戻金を高額にしたい人には向かない投票の仕方でしょう。

万舟を望む場合には1号艇が勝てそうにないレースで他の艇に投票するのもありかもしれません。

まとめ:ボートレースにおいて圧倒的に有利なのは1号艇だが、それだけで儲けられるわけではない

  • ボートレースで圧倒的に有利なのは1コースに入りやすい1号艇
  • 1号艇の1着率は56%程度と高いが絶対ではない
  • スタート展示や出走表などで1号艇が1着になりやすいレースは把握可能
  • 1号艇に投票する際は3連単でオッズに気を付けながら投票する
  • 万舟を狙う場合には1号艇を買い目から外すのも有り

今回の記事をまとめると以上になります。

ボートレースで圧倒的に有利なコースは1コースで、1コースの取得率は1号艇が圧倒的に多いです。

ただし、1コースの1着率自体は圧倒的に高いわけではないので何も考えずに1号艇を1着に据えた投票を繰り返すとあっという間に赤字になるでしょう。

自分の予想に自信のない場合には競艇予想サイトなど、他の人の予想を参考にするのもよいかもしれません。

エスキモー
エスキモー
友人と一緒に乗ったカヤックが楽しくてカヤックをはじめボート全体にドはまり。ついでのように競艇ファンになってしまう。競艇で大きく当ててカヤックが置ける自宅を建てるのを夢見てる。

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