ボートレース(競艇)のファンファーレって何?知られざる競艇の音楽

ボートレース(競艇)には、ピットアウトしてくる際に流れる「ファンファーレ」って呼ばれる音楽があるんだよね。
実はグレードによって異なる「ファンファーレ」が流れるんだ。
また、展示航走やオッズタイムなどでは、各ボートレース場によるご当地BGMも流れているんだよ。
今回は、ボートレース(競艇)を盛り上げてくれる音楽を紹介していくね。
目次
ボートレース(競艇)のファンファーレって何?
ボートレースのファンファーレは全10種類
現在、ボートレース(競艇)で使われているファンファーレは、全10種類あるんだよ。
使われるファンファーレは全てのボートレース場(競艇場)で共通されていて、レースのグレードなどによって使い分けられているんだよね。
実は今使われているファンファーレは、2010年5月30日のSG「ボートレース オールスター」以降に統一されたんだよ。
1991年から2010年5月までは、SG、G1、G2以下のグレードにそれぞれ予選競争用、優勝戦用2種類で全6曲のファンファーレが使用されていた。
さらに、ボートレース住之江(住之江競艇場)で開催されるG1競艇名人戦のみで使われる旧ファンファーレ、ボートレース下関(下関競艇場)で使われる旧ファンファーレ、そしてボートレース常滑(常滑競艇場)の「名鉄杯」優勝戦で使用されるミュージックホーンなど会場ごとに違う特徴のあるファンファーレもあったんだ。
10種類のファンファーレの使い分け
10種類のファンファーレは以下のように使い分けられている。
- 一般戦とG3の予選
- 一般戦とG3の優勝戦
- G2とG1の予選
- G2とG1の優勝戦
- SGの予選
- SGの優勝戦
- 新鋭リーグの予選
- 新鋭リーグの優勝戦
- 女子リーグの予選
- 女子リーグの優勝戦
それぞれ、ファンファーレには曲名などもついていないんだよ。
いつも一緒のファンファーレだと勝手に思ってたけど、実際はこれだけの種類があることに驚愕するよね。
ファンファーレの作曲者
これらの曲にはそれぞれ作曲者がいるんだ。
以前はさだまさしさんが作成したファンファーレもあるんだけど、現在は使用されていないね。
現在使用されているファンファーレを作曲したのは以下の3名。
- マツオカヒロタカさん
- 延近輝之さん
- 高島千佳子さん
それぞれ、以下の曲を担当しているんだよ。
【マツオカヒロタカさん】- G1とG2優勝戦
- G1とG2予選等
- G3と一般優勝戦
- G3と一般予選等
【延近輝之さん】
- 新鋭王座と新鋭リーグ優勝戦
- 新鋭王座と新鋭リーグ予選等
- 女子王座と女子リーグ優勝戦
- 女子王座と女子リーグ予選等
【高橋千佳子さん】
- SG優勝戦
- SG予選等
さだまさしさん作曲のファンファーレ
上記でも書いたけど、過去にはさだまさしさんが作曲したファンファーレがある。
1991年6月の第1回グランドチャンピオンから2010年5月まで、SG・G1・一般戦の優勝戦に使用されていたんだよね。
さらに、SGやG1予選のファンファーレ作曲者は城賀イサムさん、一般戦予選のファンファーレ作曲者は佐伯亮さんだったんだよ。
なぜ、ファンファーレが変更されたのかなど理由は公表されていない。
競艇という名称からボートレースに変わってファン層拡大に向けて取り組んだ時期でもあるから、その流れで一新したのかもね。
ボートレース場(競艇場)で流れるBGM
スタート展示、周回展示などではBGMが流れている。
それぞれ、これは各ボートレース場やグレードによって異なる。
有名なのは、「最新競艇選手のテーマ」だね。
さらに平和島や若松、丸亀など各ボートレース場によって違うBGMが流れているから是非注目して聴いてみてね。
また、展示航走が終わってオッズタイムの時間になるとBGMが流れているよね。
これもボートレース場によって違うんだよ。
YouTubeなどで曲がアップロードされているから聴いてみて!
競馬のファンファーレ

競馬にもファンファーレがある。
各競走の発走前に流れるといったボートレースと同じような形だ。
各競馬場ごとに一般競走用、特別競走用、重賞競走用の3曲ずつが使用されており、関東(東京・中山)と関西(京都・阪神・中京)別に平地G1競走用が2曲、障害競走用が2曲、専用ファンファーレが2曲の合計21種類のファンファーレが使用されている。
主なファンファーレは以下の5種類。
- 東京競馬場・中山競馬場(作曲:すぎやまこういち)
- 京都競馬場・阪神競馬場(作曲:宮川泰)
- 札幌競馬場・函館競馬場(作曲:鷺巣詩郎)
- 福島競馬場・新潟競馬場(作曲:服部克久)
- 中京競馬場・小倉競馬場(作曲:川口真)
ボートレースと違って主なG1競走や夏競馬などでは、生演奏される事もあるんだよ。
演奏時には手拍子や合いの手などが起こることもある。
競馬のファンファーレもかっこいいよね。
ファンファーレを家でも聴きたい!

実はボートレースのファンファーレの音源はサウンドトラックCDに収録されている。
「Motor Boat Racer Instrument」や「モーターボートレーサーインストゥルメント」と検索すれば出てくるだろう。
現在は販売などされていないようだ。
「メルカリ」などのフリマサイトや、「ヤフオク」などのオークションサイトで出品されているから、見かけたら手に入れたいね!
以前は、ボートレース下関(下関競艇場)の公式サイトやGIGA PARKなどで着信音もダウンロードできた。
ただし、現在は配信していないようだったよ。
なので、中古のサウンドトラックCDをどうにか見つけるしかなさそうだ。
まとめ:ボートレース場(競艇場)で流れてる音楽に注目!
今回は、ボートレース(競艇)で流れるファンファーレやBGMなどを紹介していったよ。
意外だったのは、ボートレース場によって違うご当地BGMはあったけどご当地ファンファーレがなかった事だね。
普段予想などに集中しているから気にしないことも多いけど、ファンファーレもBGMもかっこいいものが多い!
でも特にピットアウトする際に流れるファンファーレは特別だよね。
一気に集中して見るモードに入れるかなと思う。
どういった音楽が流れるのか気になった方は、YouTubeなどの動画サイトで検索してみるといいよ!

- 源田
- ボートレース始めたばかりの初心者。 スポーツをやるのは苦手だが、スポーツ観戦が好きで今はesports、サッカー、野球にハマっている。 ボートレースにハマった結果、最近は海外のスポーツのギャンブルにも興味を持っている。
記載の内容はあくまでもレポーター独自の見解であり、内容の正確性・再現性を保証するものではありません。紹介しているサイトのご登録・ご利用は自己判断でお願いします。