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2021年賞金ランキングベスト5!栄えある賞金王の座を争った5人のボートレーサーたち!

2021年賞金ランキングベスト5!栄えある賞金王の座を争った5人のボートレーサー達!

2021年、「第36回グランプリ」で賞金王争いが決した

マスターズ世代・ベテラン世代が活躍し、平成生まれの若手、女子ボートレーサーも賞金ランキング争いに加わっていたこの年の賞金王争いを制したのは「瓜生正義」選手だ。

賞金ランキングベスト5に入ったボートレーサー(競艇選手)を紹介していくから、一緒に2021年を振り返っていこう!

第5位「平本真之(ひらもと・まさゆき)」選手

  • 登録番号:4337
  • 生年月日:1984年5月5日
  • 身長:160cm
  • 体重:55kg
  • 血液型:A型
  • 支部:愛知
  • 出身地:愛知県
  • 登録期:96期
  • 級別:A1級

第5位は、平本真之(ひらもと・まさゆき)選手だ!

獲得賞金額は、126,892,640円

未だ、賞金王獲得はないものの、賞金ランキングは2年連続でトップ10入り。

もう若手という年齢ではないが、近年急激に成績を伸ばし続けていて、これからも注目!

2021年に活躍した主なレース

日付 場所 グレード レース名 結果
3月9日 住之江 G1 太閣賞競走開設64周年記念 5着
6月8日 蒲郡 G1 オールジャパン竹島特別開設66周年記念競走 優勝
7月25日 芦屋 SG 第26回オーシャンカップ 5着
8月29日 蒲郡 SG 第67回ボートレースメモリアル 2着
9月21日 鳴門 G1 大渦大賞開設68周年記念競走 5着
10月8日 びわこ G1 開設69周年記念びわこ大賞 6着
10月31日 平和島 SG 第68回ボートレースダービー 優勝
12月19日 住之江 SG 第36回グランプリ 転覆

今年は、合計4つのSGで優出していて、自身初のダービー制覇も成し遂げた。

最後にSG制覇したのは、2016年の「第43回ボートレースオールスター」以来。

特に下半期、11月の「チャレンジカップ」以外のSG優勝争いに加わっていて、かなり勢いづいていた。

2022年もこの勢いを持っていてくれる事に期待だ!

ボートレーサーとしての特徴

「まくり」よりも「差し」を得意としていて、2コースの勝率が高めだ。

逆に、4コースを苦手としていて、「まくり」での勝率は低めだ。

2021年、優勝したレースのコースは、1コース2回と3コース1回。

平均STは「0.13」と速く、1コース・2コースでスタートの平本真之選手は絶対的な信頼が置けるだろう!

第4位「原田幸哉(はらだ・ゆきや)」選手

  • 登録番号:3779
  • 生年月日:1975年10月24日
  • 身長:172cm
  • 体重:53kg
  • 血液型:B型
  • 支部:長崎
  • 出身地:愛知県
  • 登録期:76期
  • 級別:A1級

第4位は、原田幸哉(はらだ・ゆきや)選手!

獲得賞金額は、132,837,266円

近年は賞金ランキングのトップ10からも遠ざかり、ランキング外の年も目立ちはしたが、今年は本当に魅せてくれた!

2021年はマスターズ世代が大活躍でその一角だった!

2021年に活躍した主なレース

日付 場所 グレード レース名 結果
2月13日 大村 G1 九州地区選手権 2着
4月25日 下関 G1 第22回マスターズチャンピオン 優勝
5月14日 徳山 G1 徳山クラウン争奪戦開設68周年記念競走 優勝
8月29日 蒲郡 SG 第67回ボートレースメモリアル 優勝

自身初のボートレースメモリアル優勝

およそ、12年ぶりのSG制覇にファンは沸き立ったはずだ!

コンマ04秒の素晴らしいスタートを決め、2コースの平本真之選手の差しを許さず優勝。

優勝争いに加わっていたレースは、どれも好成績で「2021年はマスターズ世代が大活躍した」という印象を決定づけていた選手の一人。

ボートレーサーとしての特徴

2021年の平均STは「0.11」とA1級ボートレーサーの中でも屈指のスタート力があり、迫力のあるモンキーターンで数々のボートレース場(競艇場)でレコードタイムを更新している。

強引に前付けしてくるとかそういった事はあまりないが、全てのコースの勝率が高く、どこからでも1着争いに加わってくるのが最大の特徴。

第3位「白井英治(しらい・えいじ)」選手

  • 登録番号:3897
  • 生年月日:1976年10月15日
  • 身長:173cm
  • 体重:55kg
  • 血液型:O型
  • 支部:山口
  • 出身地:山口県
  • 登録期:80期
  • 級別:A1級

第5位は、白井英治(しらい・えいじ)選手!

獲得賞金額は、144,121,000円

勝率は毎年「8.00」を超え、賞金ランキングも常に上位、SGの優勝はないものの、安定した成績で今年は5つのSGの優勝争いに加わっていて、堂々の3位だ!

2021年に活躍した主なレース

日付 場所 グレード レース名 結果
1月17日 尼崎 G1 尼崎センプルカップ(開設68周年記念) 5着
2月17日 徳山 G1 第64回中国地区選手権競走 2着
5月31日 若松 SG 第48回ボートレースオールスター 3着
6月27日 児島 SG 第31回グランドチャンピオン 4着
8月29日 蒲郡 SG 第67回ボートレースメモリアル 3着
10月31日 平和島 SG 第68回ボートレースダービー 5着
12月7日 鳴門 G1 第3回BBCトーナメント 5着
12月19日 住之江 SG 第36回グランプリ 2着

優勝争いに加わった、G1~SGのレースは8回。

優勝こそないものの、どれも安定して高順位につけている。

最後にSG制覇したのは2018年に開催された「第28回グランドチャンピオン」だ。

無冠の帝王と呼ばれ、またSG優勝から遠ざかっているものの、安定した勝率で賞金ランキング上位をキープし続けているのは見事!

ボートレーサーとしての特徴

超絶的なハンドル捌き、鋭角的なターン、この事に由来して「ホワイトシャーク」という異名がある

どのコースからも1着争いに加われる実力があるが、2011年は特に3コースの勝率が30%を超え、「まくり差し」が冴えわたっている。

特に「第3回BBCトーナメント」3日目11Rの3カドは圧巻のスタートとターンだった!

第2位「峰 竜太(みね・りゅうた)」選手

  • 登録番号:4320
  • 生年月日:1985年3月30日
  • 身長;173cm
  • 体重:51kg
  • 血液型:B型
  • 支部:佐賀
  • 出身地:佐賀県
  • 登録期:95期
  • 級別:A1級

第2位は、峰竜太(みね・りゅうた)選手だ!

賞金獲得額は、148,076,000円

12月に開催された「第36回グランプリ」直前までは1位だったものの、優勝戦で転覆してしまい、2年連続賞金王はならず。

ボートレース界を代表するほどの実力の持ち主。

2021年に活躍した主なレース

日付 場所 グレード レース名 結果
1月17日 尼崎 G1 尼崎センプルカップ(開設68周年記念) 4着
2月13日 大村 G1 九州地区選手権 優勝
4月6日 住之江 G1 太閣賞競走開設65周年記念 5着
4月15日 大村 G1 ダイヤモンドカップ 4着
5月31日 若松 SG 第48回ボートレースオールスター 優勝
6月27日 児島 SG 第31回グランドチャンピオン 5着
7月11日 丸亀 G2 第3回全国ボートレース甲子園 2着
7月25日 芦屋 SG 第26回オーシャンカップ 6着
10月8日 びわこ G1 開設69周年記念びわこ大賞 優勝
10月31日 平和島 SG 第68回ボートレースダービー 3着
11月15日 浜名湖 G1 浜名湖賞開設68周年記念 3着
12月7日 鳴門 G1 第3回BBCトーナメント 3着
12月19日 住之江 SG 第36回グランプリ 転覆

5つのSG、7つのG1で優勝争い、今回紹介している賞金ランキング上位5名の中で最も多くの優勝争いに加わっている

「第36回グランプリ」優勝戦で転覆してしまい、返還額41億円という史上ワースト1位の記録を叩き出してしまう。

結果、直前まで1位だった賞金ランキングは2位になり、賞金王を逃す。

2022年、ここかから這い上がり、また賞金王になる峰竜太選手に期待したい!

ボートレーサーとしての特徴

「逃げ・差し・まくり・まくり差し」全てを得意としていて、特に凄まじいターン技術が可能とする「まくり・まくり差し」は圧巻の一言。

10月28日に行われた「ボートレースダービー」11Rの2マークを見てもらいたくて、スピードを緩めず鋭角的な角度で、幾つもの波を超えているターンは凄すぎて、こんなターンが出来るのはおそらく峰竜太選手だけ。

2021年の勝率は「8.62」とSG出場クラスの全ボートレーサーの中でもトップ。

2021年賞金王!第1位「瓜生正義(うりゅう・まさよし)」選手

  • 登録番号:3783
  • 生年月日:1976年3月5日
  • 身長:159cm
  • 体重:53kg
  • 血液型:A型
  • 支部:福岡
  • 出身地:福岡県
  • 登録期:76期
  • 級別:A1級

栄えある賞金王に輝いた第1位は、瓜生正義(うりゅう・まさよし)選手だ!!

獲得賞金額は、172,782,000円

今年は上半期低迷していたが、下半期に調子を取り戻したか、徐々に成績を上げいった。

特に筆者個人的に11月・12月最も輝いていたと思っていたのは瓜生正義選手。

「グランプリ」直前まで、賞金ランキング12位と及ばなかったものの、最後にグランプリ優勝・賞金王をとり、マスターズ世代が活躍した2021年を制した

2021年に活躍した主なレース

日付 場所 グレード レース名 結果
1月22日 江戸川 G1 江戸川大賞開設65周年記念 4着
2月13日 大村 G1 九州地区選手権 6着
7月25日 芦屋 SG 第26回オーシャンカップ 2着
9月16日 桐生 G1 開設65周年記念赤城雷神杯 3着
11月28日 多摩川 SG 第24回チャレンジカップ 2着
12月7日 鳴門 G1 第3回BBCトーナメント 2着
12月19日 住之江 SG 第36回グランプリ 優勝

「第24回チャレンジカップ~第3回BBCトーナメント~第36回グランプリ」のこの3つのレースは記憶に新しく、瓜生正義選手の真骨頂を感じたレースだった。

特に「第24回チャレンジカップ」の1周目2マークの桐生順平選手との攻防、「第36回グランプリ」優勝戦1マークの完璧なまくり。

11月・12月の瓜生正義選手は本当に強く、戦術・技術共に最高峰であると感じるに十分な内容だった!

ボートレーサーとしての特徴

スタート、ターン、戦術、どれをとっても高水準で非の打ちどころがないオールラウンダーなボートレーサー。

2021年の平均STは0.15とSGに出場するクラスの選手の中でも早く、1コース・2コースの勝率・「逃げ」や「差し」の勝率が高い。

下半期長く低迷していたから、他の選手に劣るものの、調子を取り戻してからは素晴らしい成績を誇っている。

「第24回チャレンジカップ」優勝戦のようにスタートが遅れていても、4コース以内ならレース捌きで高順位につける事から、2連対率・3連対率が高い印象

まとめ:大波乱が起きた2021年の賞金ランキング!2022年はどうなる!

2021年のボートレーサー賞金ランキングベスト5を紹介した!

年末に開催された「第36回グランプリ」は波乱続きで、まさかの優勝戦で4艇転覆というアクシデントが起こり、賞金ランキングも大きく変動した。

2021年はマスターズ世代・ベテラン世代が活躍していたが、2022年はまだ始まったばかり、今年は一体どの世代が活躍するのか。

徐々に活躍が目立ちはじめている平成生まれの世代も楽しみで、目が離せないぞ!

源田
源田
ボートレース始めたばかりの初心者。 スポーツをやるのは苦手だが、スポーツ観戦が好きで今はesports、サッカー、野球にハマっている。 ボートレースにハマった結果、最近は海外のスポーツのギャンブルにも興味を持っている。

記載の内容はあくまでもレポーター独自の見解であり、内容の正確性・再現性を保証するものではありません。紹介しているサイトのご登録・ご利用は自己判断でお願いします。

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