植木通彦さんの成績や経歴について紹介!ボートレースアンバサダーとは?

ボートレース(競艇)発展を担うボートレースアンバサダーを務める「植木通彦」さんは、SG10回、G123回の優勝回数を誇るレジェンドレーサーです!
レース中の事故で大怪我をしながらも、華麗なる復活劇を見せ不死鳥という通り名でも知られています。
選手引退後もボートレース(競艇)の発展に貢献し続けている人物です。
今回は植木通彦さんの成績や選手引退の理由、引退後の活動内容について紹介します!
ボートレースアンバサダーを務める「植木通彦」とは?
- 【出走数/勝利数】4500走/1562勝
- 【勝率】7.58
- 【2連率】54.73
- 【3連率】70.24
- 【事故率】0.21
- 【優出】236回
- 【生涯獲得賞金】22億6186万円
「植木通彦」さんは福岡県出身で福岡支部に所属していた元ボートレーサーです!
1986年、18歳で地元の福岡競艇場で選手としてデビューを果たしデビュー2節目のボートレース芦屋にて初1着を取ると、その勢いのまま凄まじいスピードで上達していきます。
引退する2007年までに、SG優勝10回、G1優勝23回、グランプリは3回制覇というとてつもない成績を残しました。
8つの全SG競走を制覇する「グランドスラム」に最も近いと言われた選手でしたが、ボートレースメモリアルだけは勝つことができず、偉業達成とはなりませんでした。
デビュー3年目には転覆で顔面を75針縫う大事故を経験
1989年1月、ボートレース桐生でのレース中に転覆、後続艇のプロペラに巻き込まれ全治5ヶ月、顔面を75針縫う重傷を負いました。
手術中、担当医に「大丈夫ですか?」と尋ねたところ、「喋ると顔が変形してしまうから喋るな」と返答されるほどの重傷だったそうです!
無事順調に回復し、半年後には選手復帰を果たします。
大半のレーサーがトラウマや縁起の悪さから負傷した競艇場での復帰を避ける中、父親の進言や自身の復活を見せるためにあえてボートレース桐生での復活を選びます。
この経緯から「不死鳥」という通り名で呼ばれるようになりました!
24歳の若さでSGクラシックを優勝!

復活劇を見せた植木選手の快進撃は止まらず、1993年のSG第28回クラシックでSG初優出、24歳の若さで初優勝を果たします!
優勝戦では5コースから全速のモンキーターンで見事まくり勝ち。
今でこそモンキーターンは一般的ですがこの頃はできる人がかなり少なく、SGの優勝戦でモンキーターンを使い優勝したのは植木選手が初めてと言われています。
1995年SG第10回グランプリでは伝説の死闘!
2007年、39歳の若さで突然の引退
植木通彦さんの引退後の活躍まとめ!
やまと学校(ボートレーサー養成所)の校長をを務める!

2008年から一般財団法人日本モーターボート競走会の理事職に就いていましたが、2012年からやまと学校(現ボートレーサー養成所)の学校校長に就任しています!
波乱万丈な選手生命だったこともあり、様々な視点からボートレーサーの卵にアドバイスができるのは非常に良い点でしょう。
植木さんはインタビューでどんな教育に力を入れたいか聞かれた際、「技量を上げることも大切だが、一番はファンあってこそのボートレース、ということを教えていきたい」と語っています。
下の動画は植木さんが得意としていたモンキーターンを彷彿とさせる、ターンについて語る動画です!
身体の動かし方などを競艇ファンに分かりやすく説明しています。
良い先生なんだろうなぁという想像ができますね!
2018年には初代ボートレースアンバサダーに就任!

2018年4月には競艇界初のボートレースアンバサダーに就任しています!
ボートレースアンバサダーとは、ボートレースのイメージアップのためお客様との橋渡し役としてボートレースの魅力をより多くの人々に発信するのが役割だそうです。
植木さんの「一番はファンあってこそのボートレース」という気持ちと合致していますね!
PR活動として、ボートレース関連のネット番組など様々なメディアに出演しています。
一流ボートレーサーとしての観点から、レース展開の予想などは非常に鋭い読みでファンからはかなり好評です!
ボートレース若松には植木通彦記念館がある!
植木通彦さんのSNSリンク
まとめ:競艇界のレジェンド植木通彦さんの今後の活躍にも期待!
今回はボートレースアンバサダーを務める植木通彦さんの成績や選手引退の理由、引退後の活動内容について紹介しました!
選手としても花々しい成績を収め、引退後もボートレースのさらなる発展のために活動している植木通彦さん。
ボートレーサーとして大けがを含め様々な経験をしたからこそ語れることも多いのかと思います。
今後もますますボートレースを盛り上げてくれる人物だと思いますし、さらなる活躍に期待です!

- ヒコ
- 父親が競艇好きで小さいころから競艇に触れて育った。 大人になってから舟券を買うようになり、的中率と競艇愛は必ずしも比例しないことを痛感。 レース結果を調べるのが日課となっている。
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