SG「ボートレースクラシック」特徴・歴代優勝者・売上・まとめ

SG「ボートレースクラシック」特徴・歴代優勝者・売上・まとめ

1年で一番最初に開催されるSG競走「ボートレースクラシック」の紹介です。

開催時期は毎年3月下旬の6日間。

最高グレードのSGの中でも格式の高い「5大SG競走」の一つとして注目を集めています!

優勝賞金額はなんと3,900万円!

「ボートレースクラシック」の基本情報から歴代優勝者・売上・過去のエピソードまで大公開です!

「ボートレースクラシック」とは?

正式名称は「鳳凰賞競走」。

1966年に誕生した長い伝統を持つSG競走の一つです。

1988年の第23回大会より「総理大臣杯」と呼ばれ、2014年の第49回大会より「ボートレースクラシック」の通称となったと同時に、格式の高い5大SG競走「GRANDE5」の一つとして制定されました。

【GRANDE5】

  • ボートレースクラシック
  • ボートレースオールスター
  • ボートレースメモリアル
  • ボートレースダービー
  • グランプリ

「ボートレースクラシック」はこれまで唯一ナイターを実施してこなかったSG競走という特徴があります。

しかし、優勝賞金額はボートレース最高1億円のグランプリの次に高い3,900万円ということで、とても盛り上がるレースであるということは言うまでもありませんね!

「ボートレースクラシック」への出場資格は?

「ボートレースクラシック」には50名前後の選手が出場します。

出場資格は以下の通りです。

  • 前年のボートレースクラシック優勝選手
  • 前年のグランプリ優出選手
  • 前年のSG・G1・G2の優勝選手
  • G3以下のレースにおける優勝回数上位選手

上記の条件をクリアしていても以下に該当している場合は選出除外となります。

  • 前年のボートレースクラシックからグランプリのSG優勝戦で選手責任事由のスタート事故を起こした選手
  • 前年のメモリアルからグランプリ(シリーズ戦)のSG準優勝戦で選手責任事由のスタート事故を起こした選手
  • 前年のグランプリのトライアル、順位決定戦で選手責任事由のスタート事故を起こした選手
  • 負傷・病気等により出場を辞退した選手
  • 選考期間からクラシック前検日までに褒賞懲戒規定による出場停止処分を受けた選手

「ボートレースクラシック」のレーススケジュールは?

「ボートレースクラシック」の6日間のレーススケジュールは以下の通りです。

  • 【初日~4日目】予選
  • 【5日目】準優勝戦…予選の得点率上位者18名によって3レース実施
  • 【最終日】優勝戦…準優勝戦の各レース1着・2着の計6名によって実施

「ボートレースクラシック」の過去のレースデータ・エピソード!

続いて「ボートレースクラシック」の歴代優勝者・売上・話題となったエピソードetc…過去の情報を振り返ってみたいと思います!

「ボートレースクラシック」歴代優勝者に注目!

「ボートレースクラシック」の歴代優勝選手を以下にまとめました。

開催年 開催競艇場 優勝選手 枠番 コース 決まり手
2010年 平和島 山口剛 2 1 抜き
2011年 戸田 東日本大震災のため中止
2011年(代替) 戸田 重野哲之 1 1 逃げ
2012年 戸田 馬袋義則 1 1 逃げ
2013年 平和島 池田浩二 1 1 逃げ
2014年 尼崎 松井繁 1 1 逃げ
2015年 尼崎 桐生順平 1 1 逃げ
2016年 平和島 坪井康晴 1 1 逃げ
2017年 児島 桐生順平 1 1 逃げ
2018年 浜名湖 井口佳典 2 2 まくり
2019年 戸田 吉川元浩 1 1 逃げ
2020年 平和島 吉川元浩 1 1 逃げ
2021年 福岡 石野貴之 1 1 逃げ

2019年と2020年は違う競艇場で開催していたにも関わらず、2年連続で吉川元浩選手が1号艇から「逃げ」で優勝を決めています!

そして2021には同じく1号艇が逃げで優勝しましたが、その時の優勝者は石野貴之選手でした。

10年分のレース結果を見て言えることですがSG競走の優勝戦には一握りのトップレーサーが出場するので基本的には枠番有利な1号艇を信頼して良さそうです!

平和島競艇場や戸田競艇場での開催が目立ちますが2022年は大村競艇場での開催が決まっています!

大村で開催されるのはなんと初めて

レースがどんな展開になるか楽しみですね!

「ボートレースクラシック」過去10年の売上は?

続いて「ボートレースクラシック」過去10年の売上に注目です!

  • 【2011年(代替)】84億3954万4500円
  • 【2012年】110億9011万6600円
  • 【2013年】105億297万9700円
  • 【2014年】94億5455万5900円
  • 【2015年】86億735万200円
  • 【2016年】89億9517万3000円
  • 【2017年】85億7290万4000円
  • 【2018年】93億7990万7200円
  • 【2019年】104億5098万7700円
  • 【2020年】68億4462万700円
  • 【2021年】131億2750万1800円

100億円を超える年まであるくらいですから想像を絶する額が飛び交うレースであるということがわかりますね!

2020年はコロナ感染拡大による無観客観戦での影響で前年比-34.5%と大きく下回ってしまいました、、。

しかし、昨年2021年は元に戻るどころかここ10年で最も売り上げを伸ばしており、前年比91.8%を記録するほどでした!

コロナ禍でのインターネット投票への移行がスムーズに進んだことが影響しているようですね!

2007年の優勝戦でフライング発生!返還金額は17億円!

2007年に浜野谷健吾選手が3号艇から「恵まれ」で優勝した背景には驚きのエピソードがありました。

すでに引退をしている植木通彦元選手がこの年の優勝戦で痛恨のフライングをしてしまったのです。

当時「艇王」と呼ばれ、SGで10回も優勝するほどの実力を持つ植木通彦元選手が…。

これだけ莫大な売上高の「ボートレースクラシック」でのフライングだったため、この時の返還金額は17億円にも及んだそうです。

この一件が影響しているかどうかは不明ですが、この年の7月に植木通彦元選手は電撃引退をし競艇界で大ニュースに!

その後はやまと学校校長に就任し、現在はBOATRACE振興会のボートレースアンバサダーを勤めていたりと引退後も業界で活躍を続けているみたいです。

まとめ:「ボートレースクラシック」は伝統と格式あふれるSG競走!

最後に「ボートレースクラシック」の基本情報を簡単におさらいしましょう!

  • 優勝賞金は3,900万円
  • 毎年3月下旬に6日間開催
  • 格式の高い5大SG競走「GRANDE5」の一つ
  • 1966年に誕生した長い伝統を持つSG競走

また、記事の中でさらっとお伝えしましたが2022年には3月16日~3月21日に大村競艇場で開催されることが決定となっているので追って見どころや予想のポイントなどお得な情報をお届けしたいと思います!

ゆん
ゆん
地元は夢の国ディズニーランドがある千葉。現在、都内在住の在宅ワーカー(30)引きこもっていたら競艇にハマってしまいました。

記載の内容はあくまでもレポーター独自の見解であり、内容の正確性・再現性を保証するものではありません。紹介しているサイトのご登録・ご利用は自己判断でお願いします。

関連する記事