G1「浜名湖賞」で全艇フライング!峰竜太選手も即日帰郷に!

2021年3月2日、浜名湖で開催された「G1浜名湖賞 開設67周年記念」の予選5Rにて、全6艇がフライングというアクシデントが発生!なんと、返還金額は1億円以上に…!運営側には大打撃です。
昨年MVPを獲った峰竜太(みね・りゅうた)選手は、即日帰郷となっています。
現場では一体何が起こったのでしょうか!?その原因に迫ります!
全艇フライング「G1浜名湖賞」の返還金額は1億1739万7600円!
「G1浜名湖賞」で全艇フライングという事故が起こったのは、予選の第5レース。
出場選手とフライング秒数は以下の通り。

- 【1号艇】是澤孝宏(これさわ・たかひろ)選手(A1級・滋賀)0.04秒
- 【2号艇】森高一真(もりたか・かずま)選手(A1級・香川)0.06秒
- 【3号艇】峰竜太(みね・りゅうた)選手(A1級・佐賀)0.08秒
- 【4号艇】真庭明志(まにわ・ひろし)選手(A1級・長崎)0.01秒
- 【5号艇】河合佑樹(かわい・ゆうき)選手(A1級・静岡)0.12秒
- 【6号艇】山崎哲司(やまざき・てつじ)選手(A1級・愛知)0.06秒
3コースの峰竜太選手と、5コースの河合佑樹選手が早めのスタート。
これに続いて、他の選手たちもフライング。
この結果、レースの総売り上げである1億1739万7600円は全て返還となりました。
1996年以降のG1以上のレースでの全艇フライング初めてとなります。
峰竜太選手含む4人が非常識なフライングに
6名のうち4名の選手が、0.05秒以上のフライングを即日帰郷とする「非常識なフライング」となりました。
これはG1以上のレースで初めてのことです…!
即日帰郷の処分となったのは、以下の選手たちです。
- 【2号艇】森高一真(もりたか・かずま)選手(香川)0.06秒
- 【3号艇】峰竜太(みね・りゅうた)選手(佐賀)0.08秒
- 【5号艇】河合佑樹(かわい・ゆうき)選手(静岡)0.12秒
- 【6号艇】山崎哲司(やまざき・てつじ)選手(愛知)0.06秒
峰竜太選手は、4月15日が最終日となる大村で開催される「G1ダイヤモンドカップ」の後、30日のフライング休みに入る予定です。
しかし、A1級のトップレーサーたちが一斉にフライングをしてしまうとは、現場で何が起こっていたのでしょうか!?
詳しく見ていきましょう!
現場・浜名湖の天候状態は最悪だった⁉
当時、浜名湖には8メートルの強い向かい風と対岸からの横風もあり、かなり不安定なコンディションだったようです。
ネットでは「悪天候の中レースを続行させた主催者側にも問題がある」というファンからの声も上がっています。
峰竜太選手は、インタビューで「仕方がない。これでリズムを崩さないようにしたい。」と答えています。
競艇は天候によって大きくレースが左右されるということが、目に見えて分かるレースとなりましたね…。
そもそも競艇(ボートレース)のフライングとは?
競艇は「フライングスタート方式」というルールが採用されており、決められた時間内にスタートラインを通過する形式になっています。
レース場に設置された大時計の針が、0秒から1秒を指す間にスタートラインを通過しなければなりません。
それよりも早いタイミングでスタートを切ってしまった場合はフライング(F)となります。
フライングをした場合、その艇の舟券は全額返還となり、選手たちは一定期間、強制的に出場停止となります。
まとめ:「浜名湖賞」全艇フライング事故は悪天候が原因のひとつだった!
G1レースでのまさかの全艇フライング。
返還金額は1億円以上という、運営にとっては非常に痛い損失となりました。
当時、浜名湖には非常に強い追い風が吹いており、悪天候の中のスタートでした。
これが原因のひとつとなり、トップレーサーたちが全員フライングという前代未聞の事態に…!
あの峰竜太選手も、「非常識なフライング」として即日帰郷になりました。
それにしても6艇全てがフライングとは、驚きのニュースでしたね…。

- ちくわ
- ちくわが好物。テレビCMやラジオ番組でボートレースの魅力を知り、興味津々な20代初心者女子。 未来の一攫千金を夢見て、現在一生懸命勉強中です!
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