チルトを跳ねて勝利する選手が増えてきている!チルト3度を使って勝率が高い選手をまとめて紹介!

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チルトを跳ねて勝利する選手が増えてきている!チルト3度を使って勝率が高い選手をまとめて紹介!

2026年5月にルーキーボートレーサーの田上凜が、チルト3度で大活躍してG2レディースオールスターで優出!
これを機にボートレースファンの間では、チルト3度を再評価する流れが来ています。
というわけで、今回は数いるボートレーサーの中でもチルト3度を使うことが多い選手や、チルト3度での勝率が高い選手をまとめて紹介!
ベテラン選手の菅章哉や藤山翔大はもちろん、ルーキーボートレーサーの田上凜や石本裕武など幅広く調べていきます。
各選手のプロフィールから、チルト3度を使い始めた時期、使い始めた理由なども紹介しますのでお楽しみに。

目次

チルト3度が大注目!チルト3度を使う選手をまとめて紹介!

デビュー3年のルーキーボートレーサーでありながら、レディースオールスターで優出した田上凜がチルト3度を積極的に使っているということで、チルト3度がファンの間で話題になっています。
今回はチルト3度を使っているボートレーサーの中で、チルト3度での勝率が高い選手をメインに紹介していきましょう。

そもそもチルト3度って何?メリットは?

選手の紹介の前に、そもそもチルト3度って何?ってところがあると思うのですが、チルトとはプロペラをボートにつける際の角度で、数字が低いと安定感が増し、数字が高いと加速度が増します。
チルトに関する詳しい説明は下記のリンクの記事に載っていますので、チルトがよくわからないという人は先にそちらをチェックしてみて下さい。

チルトの角度を上げることを「チルトを跳ねる」と呼ぶのですが、チルトを跳ねる最大のメリットは直線での伸び性能が上がることです。
そのメリットを最大限に活用するために、チルトを跳ねた選手はダッシュスタートが可能なアウトコースに入り、高速で「まくり」を決めることで勝率を上げています。

チルトを跳ねるのは危険と隣り合わせ!転覆の危険が増すので使う選手は限られる

スピードが上がるのなら選手全員チルトを跳ねればいいのでは?と考える人もいるかもしれませんが、チルトを跳ねると安定性が悪くなり転覆の危険性が増えます
また直線でのスピードが増すことでスタートが難しくなり、フライングの危険性も増すので、ほとんどの選手はチルトを跳ねることを嫌うのです。

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女子ボートレーサーでは珍しいチルト3度使いの「田上凜(たのうえ・りん)」

まずは冒頭でも紹介した、新進気鋭のチルト3度使いのルーキーボートレーサーの田上凜
G2レディースオールスター2026でチルト3度を使い、優勝戦に残ったことで有名ですが、それ以前からチルト3度は使っていました。

  • 登録番号:5295
  • 生年月日:2002年4月17日
  • 身長:157cm
  • 体重:48kg
  • 血液型:O型
  • 支部:大阪
  • 出身地:和歌山県
  • 登録期:132期
  • 級別:B1級

ルーキーということでも注目を集めていますが、女子ボートレーサーはチルトを跳ねるのが苦手な選手が多いので、そういった意味でも注目の選手!

田上凜の特徴は?1号艇に乗っていてもチルトを跳ねることがある

チルト3度を使う田上凜ですが、特徴をまとめておきましょう。

  • 開始時期:2024年12月ごろ
  • 理由:師匠にアドバイスされたから
  • 頻度:初日は跳ねないことが多い
  • 特徴:1号艇でも6コースに入って跳ねることがある

デビュー当初はチルト3度を使っていなかった田上ですが、師匠の夏山亮平にアドバイスされ2024年12月ごろにチルト3度を使い始めます
経験が少ないからか初日はチルトを跳ねないことが多いですが、使い始めると節を通してチルト3度に設定することが多い印象。

基本的にチルトを跳ねた場合には6コースに入ることが多く、1号艇に乗っていてもチルトを跳ねて6コースからダッシュスタートを狙うこともあります。
チルト3度を使い始めたきっかけは師匠のアドバイスですが、実際に使う際には伸び型が得意な藤山翔大にペラ調整などを相談したそうです。

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「Mr.チルト3度」と呼ばれるくらいチルト3度のイメージが強い「菅章哉(すが・ふみや)」

2026年現在ではチルト3度使いといえば、やはり菅章哉でしょう!
「Mr.チルト3度」「ガースー砲」などの異名を持ち、2025年最多勝率の茅原悠紀は「カドの峰さんより6コースのガースーの方が圧倒的に脅威」と話していたことも。

  • 登録番号:4571
  • 生年月日:1988年7月2日
  • 身長:159cm
  • 体重:54kg
  • 血液型:B型
  • 支部:徳島
  • 出身地:徳島県
  • 登録期:105期
  • 級別:A1級

一時期はアウト屋として全レースでアウトコースからスピード戦を仕掛けていましたが、2019年11月~2020年3月まででF3を犯したことを契機に臨機応変にチルトを変えるスタイルに変更。
それでもアウトコースを取る際には積極的にチルト3度を使用するので、ファンの間ではチルト3度=菅章哉という図式が出来上がっていることでしょう。

菅章哉の特徴は?進入コースによってはチルト3度を使わないこともある

「Mr.チルト3度」と呼ばれるほどチルト3度が代名詞になっている菅章哉ですが、本人はチルト3度はイベントで使用するくらいと語っています。
調べてみるとそんなことはないのですが、菅本人としてはチルト3度を使うとファンが喜ぶから使っているとのこと。

  • 開始時期:2019年ごろ
  • 理由:伸び型のプロペラがハマったから
  • 頻度:進入コースによって臨機応変に使用
  • 特徴:1号艇で跳ねることはない

チルト3度を使い始めたのは、2019年の地元G1で師匠から伸び型のプロペラゲージを渡され、実際に伸び型に調整したら自身のスタイルにハマったからだそうです。
とはいえ、どんな時もチルトを跳ねるというよりは、アウトコースに入る艇番の時に跳ねるという印象で、1号艇で跳ねることはまずありません。

しかし、1号艇に乗っているときは「0.0度」に設定することが多く、やはり伸び型の方が調子が良いのでしょう。
またSGボートレースオールスターに出場するときはチルトを跳ねることが多いですが、「ファンはチルト3度で走るのが見たいから投票している」というのが理由だそうです。

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チルト-0.5度からチルト3度まで自由自在な「藤山翔大(ふじやま・しょうた)」

チルトを跳ねる選手といえば、最初に紹介した田上凜に伸び型のアドバイスをした藤山翔大
伸び型で有名な選手ですが、元々はチルトを変えずにペラ調整だけで「まくり」を狙う選手として有名でした。

  • 登録番号:4561
  • 生年月日:1991年2月5日
  • 身長:169cm
  • 体重:52kg
  • 血液型:O型
  • 支部:大阪
  • 出身地:大阪府
  • 登録期:104期
  • 級別:A2級

チルト3度を使えるボートレース場でも、-0.5度、0.0度、2.0度、3.0度など、多くのチルト角度を使いこなす万能選手!

藤山翔大の特徴は?チルト3度を使い始めたのは意外と遅い

先ほども説明しましたが、藤山は伸び型が得意でチルト角度をその時々で調整するため、絶対にチルト3度で勝負する選手ではありません。
そもそも、デビュー当時はチルト角度を変えずにペラ調整だけで勝負していたということで、チルト3度を使い始めた時期や理由をきちんと調べておきましょう。

  • 開始時期:2023年7月ごろ
  • 理由:白井英治に勝つため
  • 頻度:進入コースによって臨機応変に使用
  • 特徴:伸び型が得意なので-0.5度~3.0度を自在に変える

藤山がチルト3度を使い始めたのは2023年7月頃に開催されたG2モーターボート大賞で、絶好調だった白井英治に勝つために2号艇でありながら、チルト3度で6コースに入ったのがきっかけ。
当時の藤山は「白井選手に勝つには、あれしかないと思っていた」とコメントしていて、勝つための最善の策としてチルト3度を選択したのがわかります。

2026年現在は藤山はチルト角度を自由自在に使いこなし、一緒に走るレーサーや進入コースによって臨機応変にチルトを変更
チルト3度で有名だから、伸び型が得意だから、と安易に考えず、きちんと直前情報でチルトを何度に調整しているか確認することが必要です。

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平和島・ルーキーシリーズでチルト3度を試した「石本裕武(いしもと・ひろむ)」

ボートレーサーと大学生の二刀流として名を馳せたルーキーの石本裕武ですが、2025年2月の平和島・ルーキーシリーズでチルト3度を使いました。
3日目に1号艇でフライングをしてしまった石本は、4日目からチルト3度で伸び型を試し3レース走って1着2回と2着1回の大金星

  • 登録番号:5267
  • 生年月日:2000年8月13日
  • 身長:165cm
  • 体重:52kg
  • 血液型:A型
  • 支部:大阪
  • 出身地:大阪府
  • 登録期:131期
  • 級別:A1級

師匠は藤山雅弘ということで、先に紹介した藤山翔大の兄となっています。
その縁で石本は藤山翔大からアドバイスを受けており、チルト3度のプロペラは藤山翔大のプロペラがベースでメッチャ伸びるそうです。

石本裕武の特徴は?チルト3度はめったに使わない

チルト3度を使用したのは2025年の2月~3月くらいだけでしたが、チルト3度での勝率が良かったので紹介。
基本的にイン戦はチルト-0.5度で戦いますが、チルト0.0度で伸び型の戦いをすることもあるので直前情報は要チェック

  • 開始時期:2025年2月ごろ
  • 理由:1号艇でフライングしたから
  • 頻度:ほとんど使わない
  • 特徴:基本的に4~6号艇のみ

使用頻度が少ないので何とも言えませんが、チルト3度を使用したのは4~6号艇に乗った時で、コースは枠なりに入っていました。
このことからもチルト3度で「まくり」を狙うというよりも、伸び型の戦いを仕掛ける一環でチルト3度に設定したという方がしっくりきます。

とはいえ、数少ないチルト3度で走ったレースの勝率が高いことからチルトに注目すべき選手
基本的にはイン戦で戦う選手として見ながらも、4~6号艇に乗っているときは直前情報でチルトをチェックしておきましょう。

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チルト3度を使い始めてから絶好調な「笠置博之(かさぎ・ひろゆき)」

長らくB1級だったが、チルト3度を使い始めてから勝率急上昇でA2級に昇級した笠置博之
2008年11月にデビューしてから目立った成績もなかった笠置ですが、2026年3月11日に初優勝を飾りました。

  • 登録番号:4538
  • 生年月日:1990年8月9日
  • 身長:174cm
  • 体重:58kg
  • 血液型:B型
  • 支部:大阪
  • 出身地:大阪府
  • 登録期:103期
  • 級別:A2級

「まくり」での勝利が多い選手ではありましたが、つい最近まではチルト3度で勝負するということはない選手でした。
3連対率は高いものの1着はなかなか取れないという印象の選手でしたが、チルト3度を使い始めてからは一転して勝てる選手へと成長しています。

笠置博之の特徴は?初日からチルトを跳ねることがある

長い間B1級に在籍していた笠置ですが、チルト3度を使用し始めたのは2024年11月ごろと割と最近のことです。
使い始めたきっかけを聞かれた笠置は、「きっかけは特にありませんが、強いて言えば、インで負けた時に悔しくて自分も『まくりたい』と思ったからです」とコメントしていました。

  • 開始時期:2024年11月ごろ
  • 理由:インで負けた時に悔しかったから
  • 頻度:初日から跳ねることもある
  • 特徴:1号艇では跳ねない

チルト3度で勝ち始めてからはチルトを跳ねがちではありますが、インコースで勝負するときは従来通りの-0.5で勝負することが多い印象。
逆にアウトコースに入るときはチルト3度が使えないボートレース場でも最大チルトまで跳ねがちなので、インなら「逃げ」アウトなら「まくり」で勝負すると考えていいでしょう。

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伸び型のセッティングが得意な「酒井俊弘(さかい・としひろ)」

チルト3度を使うことが徐々に増え始めている選手といえば、110期の酒井俊弘
1コースの「逃げ」を除けば4コースからの「まくり」が最多で、伸び型のセッティングを得意としています

  • 登録番号:4692
  • 生年月日:1984年2月27日
  • 身長:167cm
  • 体重:56kg
  • 血液型:A型
  • 支部:福井
  • 出身地:福井県
  • 登録期:110期
  • 級別:B1級

ボートレーサーを目指し始めた年齢が高いため、いろいろな角度から勝利を目指している選手でもあります。
そのためチルト3度を使うことが得意というよりは、勝利を目指した結果チルトをいじることが多くなっているようです。

酒井俊弘の特徴は?5・6号艇以外では跳ねないことが多い

チルト3度を使用することが割とある酒井ですが、勝率にはそこまで貢献していない印象。
伸び特化のアウト屋というわけではけっしてなく、1コースからの「逃げ」での勝利が最多となっています。

  • 開始時期:2023年~2024年ごろ
  • 理由:不明
  • 頻度:入るコースによって臨機応変に
  • 特徴:5・6号艇で跳ねることが多い

2024年半ばにはチルト3度を使っていたので、使用時期は2023年~2024年ごろでしょう。
チルト3度を使い始めたきっかけを語るインタビュー記事などはありませんでしたが、「まくり」が得意な選手なので勝つ選択肢を増やすためにチルト3度を使い始めたのかもしれません。

5・6号艇に乗っているときにチルト3度を使うことが多いのですが、反面1~4号艇で出走するときは基本的にチルトを跳ねないことが多いです。
入るコースによって臨機応変にチルトを変更しているので、買い目に入れる際には直前情報でチルトを確認するのが必須となる選手。

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チルト3度を含む伸び型で勝利を重ねている「中辻崇人(なかつじ・たかひと)」

チルト3度を含めて伸び型で勝利を重ねている選手といえば、福岡支部・79期の中辻崇人
実力の高い選手なので1号艇の「逃げ」が最多決まり手ではあるものの、伸び型が得意なので「まくり」や「抜き」での勝利も目立つ選手ですね。

  • 登録番号:3876
  • 生年月日:1977年2月21日
  • 身長:158cm
  • 体重:53kg
  • 血液型:O型
  • 支部:福岡
  • 出身地:福岡県
  • 登録期:79期
  • 級別:A1級

もともとは伸びを重視したスタイルではなかったものの、伸び寄りのセッティングを試してみたところ勝率が上がったという過去があり、そこからチルトをマイナスに設定することはなくなったとか。

中辻崇人の特徴は?チルト3度の使用頻度は稀

普段から伸びセッティングでチルトをマイナスにすることがない中辻ですが、チルト3度にセッティングすることは稀です。
中辻は「まくり」を狙うためにチルトを変えているわけではなく、回転を上げる目的でチルトを跳ねてみた、という経緯があるので、他のチルト3度使いとは目的が異なるのでしょう。

  • 開始時期:2022年ごろ
  • 理由:回転を上げる目的でチルトを跳ねた
  • 頻度:普段から跳ねているがチルト3度は稀
  • 特徴:インコースではチルト3度にはしない

チルト3度を使用し始めたのは2022年ごろで、チルト3度が性に合っていたのか2023年には7Vと優勝数が急上昇!
普段はチルト3度にセッティングしませんが、それでも「0.0」「0.5」「2.0」などを細かく使い分けるので、直前情報の確認は必須です。

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まとめ:チルト3度を使う選手は意外と多い!ただし跳ねない時も多いので直前情報は確認必須!

  • チルト3度で勝利する選手が増えてきている
  • 有名な菅章哉・藤山翔大だけでなく、ルーキーの田上凜や石本裕武もチルト3度を使う
  • チルト3度使いでも必ずチルトを跳ねるわけではないので、直前情報の確認は必須

今回はチルト3度が再注目されているということで、チルト3度を使う選手をメインに紹介してきました。
チルト3度は伸び特化の選手が使えば強大な武器になる一方で、転覆やフライングの恐れがあるために一部の選手しか使いこなせていないのが現状です。

チルト3度を積極的に使う選手でも、一緒に走るレーサーや狙うコースによってはチルトを3度以外に設定するので直前情報の確認は必須
チルト3度を使う選手を応援する人は、直前情報などでチルト角度の確認を欠かさないようにしましょう。

エスキモー
記事執筆 エスキモー
北海道出身。マーケティングリサーチ会社を経てライターに。 心理分析とデータを組み合わせた独自の予想スタイル。 情報の信頼性を重視した分析に強みを持つ。
エスキモー
記事監修 じょっぱりケンタ
フネラボ編集長。2015年から競艇を統計学的に分析し情報発信を行っている。2018年より競艇予想サイト検証を目的とした「フネラボ」を開設、現在に至る。信条は「情報は知識にあらず」。青森県出身・東京都在住。
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