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「第35回SGグランプリ(賞金王決定戦)」がボートレース平和島で開催

第35回グランプリ(賞金王決定戦)

2020年12月15日(火)から12月20日(日)まで、ボートレース平和島(平和島競艇場)にて「第35回SGグランプリ(賞金王決定戦)」が開催されます。

優勝賞金はなんと1億円という、ボートレース界最高峰のレース!

その年最後のSGレースでもあるので、大いに盛り上がる大会です。

そこでこの記事では、「SGグランプリ」を最大限に楽しむためにレースに関する知識や、歴代優勝者、会場となるボートレース平和島の特徴等についてご紹介します!

「SGグランプリ(賞金王決定戦)」とは?

「SGグランプリ(賞金王決定戦)」はボートレース界で最高峰のレースであり、選手たちはこの大会への出場を目標に日々戦っていると言っても過言ではありません!

大会は毎年12月下旬に行われ、優勝賞金は1億円という、公営競技最高金額になっています。

そのため、この大会での優勝者がその年の賞金王に輝くことが多いです。

出場資格は獲得賞金ランキングで決まる!

「SGグランプリ」への出場資格は、2020年1月1日から11月29日(SGチャレンジカップ最終日)までの獲得賞金ランキング18位までの選手となっています。

優先出場等はなく、出場する選手は実力のみで選ばれます!

また、「SGグランプリ」と同時に開催される「グランプリシリーズ戦」(優勝賞金1,700万円)には、獲得賞金ランキング19位〜60位の選手が出場することになります。

レースのルールが特殊!2つのトライアルを経て決勝戦へ

「SGグランプリ」は6日間かけて開催されます。

他のSGレースと異なりトライアル1stステージ・トライアル2ndステージに分かれてレースが行われ、最終日に決勝戦を迎えることになります。 レースの詳細を見てみましょう!

【1日目~2日目】トライアル1stステージ

獲得賞金7位~18位の計12名の選手によって、1日目~2日目の11R・12Rに「トライアル1stステージ」が開催されます。

ここでの得点率1位~6位の選手が「トライアル2ndステージ」に進出

得点率7位~12位の選手は、同時開催されている「シリーズ戦」の予選3日目に合流します。

【3日目~5日目】トライアル2ndステージ

獲得賞金ランキング1位~6位の選手と、1stステージでの勝者6名の選手による「トライアル2ndステージ」が、3日目~5日目の11R・12Rで開催されます。

ここでの得点率1位~6位の選手が「優勝戦」に進みグランプリ制覇を狙い、7位~12位の選手が「順位位決定戦」に出場します。

【6日目】グランプリ優勝戦・順位決定戦

最終日に、「トライアル2ndステージ」の上位6名が「グランプリ優勝戦」に、7位~12位の選手が「グランプリ順位決定戦」に進出します。

枠番は「トライアル2ndステージ」の得点率順位によって決定

「グランプリ優勝戦」には優勝賞金1億円がかかっているため、大いに盛り上がるレースになりますよ!

2020年「SGグランプリ」出場予定選手

12月1日現在の獲得賞金ランキングより、2020年「SGグランプリ」の出場予定選手をご紹介します。

  • 【1位】峰竜太選手(獲得賞金:147,125,000円)
  • 【2位】毒島誠選手(獲得賞金:131,609,000円)
  • 【3位】吉川元浩選手(獲得賞金:117,320,932円)
  • 【4位】篠崎仁志選手(獲得賞金:106,298,333円)
  • 【5位】深谷知博選手(獲得賞金:94,277,333円)
  • 【6位】寺田祥選手(獲得賞金:93,799,000円)
  • 【7位】菊地孝平選手(獲得賞金:91,440,000円)
  • 【8位】瓜生正義選手(獲得賞金:90,502,500円)
  • 【9位】白井英治選手(獲得賞金:86,880,000円)
  • 【10位】徳増秀樹選手(獲得賞金:83,263,500円)
  • 【11位】平本真之選手(獲得賞金:81,897,000円)
  • 【12位】新田雄史選手(獲得賞金:76,919,340円)
  • 【13位】茅原悠紀選手(獲得賞金:73,164,200円)
  • 【14位】松井繁選手(獲得賞金:72,768,000円)
  • 【15位】井口佳典選手(獲得賞金:70,286,000円)
  • 【16位】岡崎恭裕選手(獲得賞金:67,991,000円)
  • 【17位】西山貴浩選手(獲得賞金:67,145,670円)
  • 【18位】前本泰和選手(獲得賞金:66,705,000円)

上位4名はこの時点で獲得賞金が1億円を超えているので、もし優勝が決まれば2億円を超える獲得賞金額となりますね…!

「SGグランプリ」歴代優勝者まとめ

過去10年間の「SGグランプリ」優勝者のデータを見てみましょう。

  • 【2019年】石野貴之選手(住之江・1号艇・逃げ)
  • 【2018年】峰竜太選手(住之江・1号艇・逃げ)
  • 【2017年】桐生順平選手(住之江・1号艇・逃げ)
  • 【2016年】瓜生正義選手(住之江・1号艇・逃げ)
  • 【2015年】山崎智也選手(住之江・1号艇・逃げ)
  • 【2014年】茅原悠紀選手(平和島・6号艇・差し
  • 【2013年】池田浩二選手(住之江・1号艇・逃げ)
  • 【2012年】山崎智也選手(住之江・4号艇・まくり差し
  • 【2011年】池田浩二選手(住之江・1号艇・逃げ)
  • 【2010年】中島孝平選手(住之江・2号艇・まくり

1号艇の選手の優勝率が最も高いですが、「差し」や「まくり」での優勝も十分にあり得ることが分かりますね。

2014年には茅原選手が6号艇からの優勝を果たしており、この時なんと5万円を超える万舟券となりました!

そして、「SGグランプリ」の開催場は住之江が圧倒的に多い中、茅原選手が6号艇から優勝した年は今年と同じ平和島での開催でした。

平和島に何か理由が隠されているのでしょうか…!?

それでは、平和島の水面特徴について見ていきましょう!

1号艇の勝率が低い⁉「ボートレース平和島(平和島競艇場)」の水面特徴

2020年の「SGグランプリ」開催場である「ボートレース平和島」は、1号艇の勝率の低さで有名です。

その理由は、第1マークのスタンド幅が37mしかなく、ターンに必要な距離が十分に取れず「逃げ」が決まりにくいからです。

さらにバック側での斜行が厳しく規制されているため、第2ターンマークで「差し」が決まり逆転する展開も珍しくはありません。

このように、「ボートレース平和島」での1号艇の勝率は全国で最低クラスですが、逆に6コースからの1着率は全国の競艇場の中でもトップクラスになっている点にも注目です!

ちなみに、過去10年間で9回SGグランプリが開催されている「ボートレース住之江(住之江競艇場)」はイン逃げ水面として知られているため、「SGグランプリ」での1号艇の勝率の高さには納得です。

しかし今回は、2014年に茅原選手が6号艇からの優勝を果たしている平和島での開催なので、平和島の水面特徴を考慮して予想をするのが良さそうですね!

まとめ:今年の「SGグランプリ」の予想は「ボートレース平和島(平和島競艇場)」の水面特徴も考慮して考えると良し!

「SGグランプリ」の歴代優勝者を見ていると、住之江で行われたレースは「イン逃げ」での優勝率が圧倒的に高かったですが、2014年に平和島で行われたレースでは6号艇からの「差し」で優勝が決まっていました。

2020年の「SGグランプリ」は平和島での開催なので、「SGグランプリは1号艇の優勝率が高い」というセオリーが通用しないかもしれませんよ!?

また、今回の「SGグランプリ」の観覧は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、事前抽選で当選された方のみとなっていますので、ご注意ください。

優勝賞金の1億円は誰の手に渡るのでしょうか!?

レースから目が離せません!

ちくわ
ちくわ
ちくわが好物。テレビCMやラジオ番組でボートレースの魅力を知り、興味津々な20代初心者女子。 未来の一攫千金を夢見て、現在一生懸命勉強中です!

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