ボートレースで万舟券を当てる方法3選!実際に検証してみた結果!
夢にまで見た万舟券。みなさんは当てたことありますか?
オッズ100倍の舟券、万舟券なんて「運よくたまたま」当てることしかできないと思っているそこのあなた!
今回は、実力で万舟券を的中させる可能性を高めるたった3つの方法を紹介します!
最後には実践も交えて紹介するので、ぜひ最後までご覧ください!
目次
ボートレースの万舟って何?確率はどのくらいなの?
ボートレース関連のニュースや情報サイトを覗いていると「万舟」という言葉を見かけることがあると思います。
今回はこの「万舟」についての解説ですが、そもそも万舟とは「1万円以上の配当金がついた勝舟投票券」のことで、正確には「万舟券」と呼びます。
つまり、100円を賭けた舟券が1万円になることを指す言葉で、ボートレース好きのギャンブラーが夢に見るほど求めているものなのです!
ギャンブラーが夢に見るほど求める万舟ですが、きちんと発生のメカニズムを理解していれば、手にできる確率は上がります。
では、ここからは万舟券が発生する確率、そして少しでも万舟を手にできるように、万舟を当てるための方法について解説していきましょう!
万舟券が出る確率は約10%~20%
皆が求める万舟ですが、じつは1日に数十レースも発生していて、まったく見かけないというほど発生確率の低いものではありません。(画像の赤字になっている部分が万舟です。)
ボートレースは1つの競艇場で1日に12レース開催され、1日に約10~18場が開催されるので、1日の総レース数は120~200レース。
つまり万舟の発生確率は10~20%程度となり、決して当てるのが不可能というほどの数字ではありません。
では、なぜ万舟が当てにくいという印象を受けるのかというと、競艇場ごとに万舟の出現する確率が変わるということが挙げられます。
1日に1レース程度しか万舟が発生しない競艇場、逆に1日の半分も万舟が発生する競艇場と、払戻金に大きな差が生まれるのがボートレースです。
では、ここから先は万舟を当てるために選ぶべき競艇場、レース選定の仕方、舟券の買い方の3つについて紹介していきましょう!
【万舟攻略法1】万舟が出やすい競艇場を利用する
万舟を獲得するために必要な攻略法その1は、万舟が出やすい競艇場を利用することです。
先にも紹介しましたが、競艇場ごとに万舟の発生確率は変わり、万舟が発生しにくい競艇場を利用している限り万舟を当てることは確実に難しくなります。
というわけで、ここでは万舟の発生しやすい競艇場を3つ紹介しましょう。
【1位】ボートレース鳴門
万舟の発生しやすい競艇場の条件はインでの勝率が低く、アウトコースが活躍しやすい競艇場なのですが、その条件にピタリとあてはまるのがボートレース鳴門です。
ボートレース鳴門は1コースの1着率が46%しかなく、逆にアウトコースからの「まくり」や「まくり差し」が決まりやすい競艇場として有名です。
また、小鳴門海峡の面した海水面で干満によって水面の特性が変わり、風の影響も受けやすいことから攻略には熟練の技が必要になります。
このことから荒れるレースが多く、万舟が発生しやすい競艇場だといえますね。
【2位】ボートレース平和島
万舟が発生しやすい競艇場といえば、関東にあるボートレース平和島も有名ですね。
平和島も鳴門と同じように東京湾にほど近い海水面でありながら、干満差ではなく風によって攻略法が難しくなっている競艇場です。
平和島の近くには高層ビル群が多く、競艇場では強い「ビル風」の影響があり、熟練のボートレーサーであっても走りづらいほどなのです。
風の影響を受けやすいボートレース平和島ではインが決まりにくい競艇場といわれていて、アウトコースからの「まくり」や「まくり差し」が決まりやすいようです。
また、海水面であることから浮力があり、「抜き」による2マークでの逆転劇も多いボートレース場としても有名ですね。
【3位】ボートレース戸田
関東で万舟の発生しやすい競艇場といえば、ボートレース平和島のほかにボートレース戸田も有名です。
戸田は他の競艇場よりも水面が狭いことで有名で、通常120m~130mある横幅がたったの107.5mしかないのです。
横幅が狭いというのはそのままターンが厳しくなることを意味し、インでの「逃げ」よりもアウトコースからの「まくり」が多くなる原因となります。
戸田の1コース1着率は全国でもワーストクラスで約43%、逆にアウトコースでの勝率が高くなっている競艇場です。
これは水面の形の影響も強く、ホーム側は大時計付近では50mの横幅があるにもかかわらず、1マークでは37mにまで横幅が縮まっています。
つまり選手はホーム側では斜めに進入することを強いられ、スタートミスやターンミスが即敗戦につながるようなコース構成となっているのです。
【万舟攻略法2】荒れるレースを選定する
万舟を獲得するために必要な攻略法その2は、荒れるレースを選定することです。
競艇場ごとに万舟の発生確率が変わると説明してきましたが、じつはレースの種類によっても万舟の発生確率は変わってきます。
万舟を獲得するのに必要な荒れるレースとはレディース戦や新人戦のようなスタートが苦手な選手が多いレースや、悪天候などの外的要因で荒れやすいレースですね。
レディース戦は荒れやすい
荒れやすいレースといえば、女子ボートレーサーだけが出場できるレディース戦が有名です。
一般的に女子ボートレーサーは男子ボートレーサーに比べてスタートが苦手な選手が多く、スタートが重要なボートレースではレースが荒れる原因となってしまうのです。
レディース戦ではB2級の新人が勝ったり、アウトコースに配置されたベテランが勝ったりなどの大番狂わせが多いので万舟を獲得したい人は狙い目ですね。
新人戦は実力不確かなルーキーがそろっている
レディース戦と同じくらいスタートが苦手な選手が集まっているのが新人戦で、こちらも荒れやすいレースとして有名ですね。
新人戦に出場しているルーキーはまだまだ実力が不確かな選手が多く、その時々によってスタートが速くも遅くもなります。
その影響で新人戦ではスタート隊列が乱れ、アウトコース艇が意図せず勝つこともあり、万舟が発生しやすいというわけですね。
悪天候のレースも荒れやすい!安定板の使用が荒れるレースの目安
ボートレースは水面で戦う関係上、風や波の影響をもろに受けます。
そのため悪天候のレースは荒れやすいといわれ、特に安定板の使用が促されるような荒天の場合には、熟練のボートレースファンでも予想が難しくなることも間々あります。
安定板はそもそも荒天時でも艇が転覆しなくなるために使用されるので、トップスピードが制限され使用することでイン側が有利になってしまいます。
しかし「安定板を使う=通常時とはまったく違う荒天」となるので、悪天候によるレースが荒れる可能性が非常に高くなってしまうのですね。
4カドに実力者がいるレースは要注意
インコースが圧倒的に強いボートレースで万舟を発生させるためには、アウトコースからの「まくり」や「まくり差し」が必須となります。
では、どういった時に「まくり」や「まくり差し」が発生しやすいのかというと、カドになる4コースに実力者がいるときです。
通常ボートレースでは1~3コースはスロースタート、4~6コースはダッシュスタートとなることが多く、スローとダッシュの境目のことを「カド」と呼ぶのです。
この「カド」はレースにおいても重要で、3コースの選手がスタートで遅れた場合には「カド」になる4コースの選手が「まくり」を決めやすくなるといわれています。
つまり、4カドに相応の実力者がいるレースではインが必ずしも有利にはならず、万舟が発生しやすいということですね。
【万舟攻略法3】買い目は「3点流し」と「4艇ボックス」で「多点買い」を基本とする
万舟を獲得するために必要な攻略法その3は、舟券の買い方を考えることです。
どれだけ万舟の発生しやすい競艇場を利用し、荒れるレースを選定しても、万舟を当てるための舟券の買い方をしていなければ無意味です。
では、どのように舟券を買ったらいいかというと、「3着流し」や「4艇ボックス」がおすすめで、基本的には「多点買い」を推奨します。
3着流し
おすすめの舟券の買い方その1は「3着流し」という買い方で、軸となる艇を2艇選択し、3着には残りの艇を全て買う買い方ですね。
軸とする艇をアウトコースにすることで万舟の発生確率を上げつつ、3着の艇を流しで購入することにより的中率自体を上げる購入方法です。
「3着流し」のデメリットとしては軸が外れた瞬間に全ての舟券が不的中となることですので、3~6通りの「3着流し」を併用するのが万舟狙いの時には良さそうですね。
4艇ボックス
おすすめの舟券の買い方その2は「4艇ボックス」という買い方であり、こちらは6艇のなかから4艇を選出してボックス買いを行うという買い方です。
ボートレースではA1級や地元巧者などが各レースに2名いることが多いので、その2艇を外してその他の4艇の買い目をすべて買うことで万舟の確率を上げる方法です。
買い目は「3456-3456-3456」のようになり、全部で24点となり、それなりの多点買いで万舟を幅広く狙うことが可能になりますね。
多点買い
万舟を狙うときには、基本的に10点以上の「多点買い」をおすすめします。
的中するのはたったの1点なので「多点買い」は無駄に思えるかもしれませんが、万舟を当てるというのはそれだけ難しいことでもあるのです。
万舟が的中すれば1万円以上の払戻金となるので、100点まではトリガミとなりませんが、あまり多すぎても儲けが少なくなりますので10点~40点くらいがちょうどいいでしょう。
実際に万舟を取れるか検証してみた!
では、ここからは実践編として、実際に上記の方法を駆使した場合に万舟をとれるかどうかレースに参加して検証していきましょう。
狙うレースは万舟のでやすい競艇場、あるいは荒れやすいレースに絞り、3着流しや4艇ボックスの多点買いを行っていきます。
【実践1】2024年8月20日:平和島7Rで挑戦!
実践を行う2024年8月20日は夏らしい天気で荒れている会場がなかったので、万舟提供率の高いボートレース平和島で挑戦していくことにしました。
- 1号艇:土屋太朗(B1級・群馬)
- 2号艇:大澤大夢(B1級・埼玉)
- 3号艇:鈴木孝明(A2級・埼玉)
- 4号艇:長畑友輔(B1級・東京)
- 5号艇:山田哲也(A1級・東京)
- 6号艇:亀山雅幸(A2級・群馬)
狙うは7Rで風速は5m、波高は4cmと荒天とはなりませんでしたが、4号艇の長畑友輔はB1級ながら当地勝率が出走メンバー中1位ということで4カドからの「まくり」が狙えますね。
5号艇の山田哲也はA1級、6号艇の亀山雅幸はA2級ですがモーター2連率が59.46と高評価ですので、4号艇、5号艇、6号艇を軸にした3着流しを実践しましょう!
- 4-5-流し(4点)
- 5-4-流し(4点)
- 5-6-流し(4点)
- 6-5-流し(4点)
狙うはこちらの12点で、4-5-6、5-4-6、5-6-3の3点以外なら万舟が確定する状況ですね。
結果は「4-1-5」で払戻金は10850円と万舟になるも、不的中となってしまいました。
3連単の払戻金が万舟になったということで、競艇場選び、レースの選定は間違っていなかったものの1号艇が粘ったことで残念な結果となってしまいました。
気を落とさず、次のレースで万舟を狙ってみましょう!
【実践2】2024年8月20日:浜名湖10Rで挑戦!
万舟発生確率の高い競艇場では失敗してしまいましたので、2戦目は荒れやすいレディース戦を狙っていきましょう。
1戦目と同じ2024年8月20日はレディース戦がボートレース浜名湖でしか開催されていなかったので、平和島7Rの終了直後に開催されていて浜名湖10Rでの挑戦となります。
- 1号艇:蜂須瑞生(A2級・群馬)
- 2号艇:濱崎寿里矢(B2級・埼玉)
- 3号艇:三浦永理(A1級・静岡)
- 4号艇:瀧川千依(B2級・広島)
- 5号艇:岩崎芳美(A2級・徳島)
- 6号艇:松瀬弘美(B1級・静岡)
1戦目は3着流しで挑戦したので、今回は4艇ボックス買いに挑戦したいのですが、どの艇を外すかで悩みますね。
1号艇の蜂須瑞生はド本命、2号艇の濱崎寿里矢と4号艇の瀧川千依は産休明け、3号艇の三浦永理と6号艇の松瀬弘美は当地巧者、5号艇の岩崎芳美は当地・モーターのバランスが良いですね。
・・・うん、1号艇と2号艇を外した「3456」の4艇ボックス買いにしましょう!
オッズを確認するとわかりますが、1号艇が絡むと万舟の確率がぐっと低くなりますし、2号艇はインコースでありながら全ての買い目が万舟という圧倒的不人気ですので除外はやむなしですね。
気になるのは3号艇、5号艇、6号艇の3艇が絡んだ場合に万舟にならない買い目がいくつかある点ですが・・・そこが的中にならないようには祈りましょう!
結果は「3-6-4」で的中!払戻金も14,610円ときちんと万舟を当てることが出来ました!
思惑通りに1、2号艇がスタートで遅れ、3号艇の「まくり」が見事に決まった形となりましたね。
万舟のでやすい競艇場、荒れやすいレース、舟券の買い方、これらをきちんと考えて購入すれば万舟は当てることが可能と証明できました!
まとめ:万舟を当てる方法を理解すれば万舟獲得率は上がる!
- 万舟を当てるためには「万舟のでやすい競艇場」と「荒れやすいレース」を理解することが重要
- 投票方法は「3着流し」や「4艇ボックス」を利用した多点買いがおすすめ
- 万舟のでやすい競艇場や荒れやすいレースできちんと投票すれば万舟の獲得率は上がる
今回は万舟の獲得方法について色々と説明してきましたが、万舟を当てる方法を理解すれば万舟獲得率は上がるということがわかっていただけたでしょうか?
万舟のでやすい競艇場、荒れやすいレースをきちんと把握し、3着流しや4艇ボックスなどで多点買いを行うことで飛躍的に万舟の獲得率は上がるのです!
皆さんも競艇場の特性やレースの種類を把握し、競艇ライフを楽しみましょう!
- エスキモー
- 友人と一緒に乗ったカヤックが楽しくてカヤックをはじめボート全体にドはまり。ついでのように競艇ファンになってしまう。競艇で大きく当ててカヤックが置ける自宅を建てるのを夢見てる。
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