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阿波踊りに命を懸けるボートレーサー「烏野賢太」!1995年のグランプリで植木通彦と激闘していた過去もある!

阿波踊りに命を懸けるボートレーサー「烏野賢太」!1995年のグランプリで植木通彦と激闘していた過去もある!

バイクや釣り、旅行など趣味を持つボートレーサーは多いのですが、今回は阿波踊りに命を懸けるボートレーサー「烏野賢太」を紹介しましょう!
還暦間近でありながらA1級で、通算2500勝などボートレーサーとしての実力もまだまだ現役!
師匠の「中道善博」と1期上のライバル「植木通彦」とは、1995年のグランプリで雌雄を決する大決戦をした仲でもある!?
プロフィールやSNS事情はもちろん、得意コースを直近のコース別成績を交えながら詳しく解説していきます。

目次

「烏野賢太(うの・けんた)」のプロフィール!同期には引退したばかりの「上瀧和則(じょうたき・かずのり)」も!

今回はベテランボートレーサー特集!ということで、還暦間近でありながら未だにA1級に君臨している「烏野賢太」を紹介していきます!
さすがに年齢が年齢なので優勝からは遠ざかっていますが、通算2500勝、SGで2回優勝している猛者なのです。

  • 登録番号:3304
  • 生年月日:1967年12月20日
  • 身長:164cm
  • 体重:52kg
  • 血液型:O型
  • 支部:徳島
  • 出身地:徳島県
  • 登録期:60期
  • 級別:A1級

烏野賢太は60期の選手ということで、つい先日引退したばかりの「上瀧和則」と同期です。
その他にも有名選手がずらりといますが、引退や降級が相次ぎ、A1級に残っているのは烏野賢太だけになっていますね。

【烏野賢太の同期】

  • 上瀧和則
  • 藤丸光一
  • 倉谷和信
  • 野中義生
  • 濱村芳宏

ボートレーサーになったきっかけはお金?アマチュアのバイクレースの金銭工面のため!

元々幼少期からカートを趣味にしていた烏野賢太ですが、高校時代にもなるとバイクにも手をだし、アマチュアのバイクレースにも参加していたようです。
しかし、バイクやカートはお金がかかることでも有名で、金銭面で負担を感じていた烏野賢太が出会ったのがボートレース!
ボートレーサーになったきっかけは趣味のためにお金を稼ぎたかったからですが、徐々にボートレースの魅力にとりつかれた烏野賢太はボートレース一本で頑張ることにしたそうです。

烏野賢太のプライベートは?息子や娘はボートレーサーになってる?

ボートレーサーというと、やはりプライベートも気になりますね。
烏野賢太のプライベートを調べてみたところ、どうやら結婚はしていることがわかりました。
娘や息子の有無は不明でしたが、同姓の選手はいないので娘や息子が居たとしてもボートレーサーにはなっていないようですね。

烏野賢太のSNS事情は?InstagramやXはやってる?

ボートレーサーというと高齢でも情報発信をしている選手がいるのですが、烏野賢太は「Instagram」や「X」などのSNSはやっていないようです。
未だにA1級を死守している烏野賢太は、SNSなどによる情報発信よりもレースの方に集中しているのでしょうね。

期間中は斡旋も停止!?阿波踊りに命を懸ける烏野賢太!

烏野賢太といえば阿波踊りに命を懸けていることでも有名で、地元徳島で40年以上の歴史のある阿波踊りには毎年のように参加しているようです。
開催2ヶ月前から練習を重ね、4日間の開催期間中は斡旋がかぶらないように調整もするという徹底ぶり!
ファンの中には阿波踊りの会場で写真を撮ったという人もいて、ボートレーサーを引退したとしても烏野賢太には阿波踊り会場で会うことが出来るでしょう。

烏野賢太の師弟関係!師匠は「中道善博(なかみち・よしひろ)」!弟子はなし!

烏野賢太の師匠は、「ゼンパクマジック」や「ターンの魔術師」として知られる「中道善博」ですね。
デビュー節で初勝利、SGで8回、G1/PG1で30回の優勝と、花の22期生らしい優秀な選手です。

中道善博は「2コースマジック」と呼ばれるほど2コースからの「差し」が得意で、その「差し」技術は弟子である烏野賢太にも継承されていますね。
ちなみに、師弟関係ということで烏野賢太の弟子も気になりますが、烏野賢太には弟子はいないようです。

「植木通彦(うえき・みちひこ)」と激戦!SG初優出の’95グランプリ優勝戦で3着に!

艇界に残る死闘というと植木通彦と中道善博がしのぎを削った、1995年のSG「第10回グランプリ」を推す人が多いでしょう。
じつはこのレースには烏野賢太も3号艇から出走していて、なんと3着になっているのです。

  • 1号艇:中道善博
  • 2号艇:野中和夫
  • 3号艇:烏野賢太
  • 4号艇:松井繁
  • 5号艇:植木通彦
  • 6号艇:熊谷直樹

今やレジェンドと呼ばれるレーサーばかりが出走していたこのレースですが、現役なのは烏野賢太と松井繁の2名だけとなってしまいましたね。
当時は3連単が存在しない、グランプリの優勝賞金が6000万円だったなど、現代とは色々と違っていて、調べるのも楽しいものです。

植木・中道の両選手が1位争いをしている後方で、烏野賢太は機を伺っていたのですが、両選手はスピードダウンすることも転覆することもなく烏野賢太は1着争いには関われませんでした
ボートレース関連の番組ではこの死闘が流されることが多いのですが、烏野賢太は「自分も走ってたのになぁ・・・」という思いで眺めていることがあるそうです。

デビュー直前に大怪我を負う!鳴門の2Mで練習中に首と顎を骨折!

ボートレースといえば怪我がつきものですが、烏野賢太もじつはボートレースに関わったことで大怪我を負った過去があるのです。
ボートレース養成所を卒業後、地元であるボートレース鳴門で練習に励んでいた時に2Mでのターンを失敗して首と顎を骨折してしまったとのこと。

デビュー直前の大怪我ということで、デビューが3ヶ月も遅れてしまったのですが、その逆境をばねにするように烏野賢太はデビュー日に初勝利を成し遂げました!
その後は大きな怪我もなくこの年までボートレーサーを続けているので、この時のことが教訓になったのかもしれませんね。

烏野賢太の得意コースは1コース!2024年も3連対率95%で引退はまだまだ遠そう

一般人と比べて超人的な身体能力を持つボートレーサーですが、寄る年波には勝てず年齢を重ねるごとに勝率が下がる選手が多いのが実情です。
烏野賢太も還暦間近ということで、徐々にファンの間でも引退の噂がまわってきていますが、その噂の真偽を確かめるためにも2024年のコース別成績を見ていきましょう。

コース名1着率2連対率3連対率
1コース65.0%90.0%95.0%
2コース10.7%35.7%57.1%
3コース27.7%52.7%72.2%
4コース10.0%26.6%46.6%
5コース12.5%25.0%43.7%
6コース0.0%0.0%17.8%

しかし、烏野賢太はこの年になっても1コースでの1着率が65%、3連対率に至っては95%と全盛期に比べて遜色がないといっても過言ではないようです。
その他のコースも6コース以外なら、そこそこ戦えるだけの成績で舟券に入れる価値はあり、引退はまだまだ遠いでしょう。

まとめ:ベテランボートレーサー「烏野賢太」はまだまだ戦える!数々の逸話を持つレジェンド!

  • 烏野賢太は還暦間近でありながら2500勝も達成しているベテランボートレーサー
  • 師匠の「中道善博」や植木通彦と95年のグランプリで戦っている
  • デビュー前には大怪我を負い、阿波踊りに毎年参加するなど逸話に事欠かない

今回はベテランボートレーサーの中から、阿波踊りや伝説の95グランプリの死闘など逸話に事欠かない「烏野賢太」の紹介をしてきました。
上瀧和則が引退したことで、同期がまた1人減り、いつ引退してもおかしくはない選手ですが、まだまだ戦える選手であることがわかりましたね。
1コース限定とはいえ勝率65%は驚異的ですし、ボートレースが嫌になるまでとことん現役を続行してほしいものです!

エスキモー
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友人と一緒に乗ったカヤックが楽しくてカヤックをはじめボート全体にドはまり。ついでのように競艇ファンになってしまう。競艇で大きく当ててカヤックが置ける自宅を建てるのを夢見てる。

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