一時は引退まで！脅威のメンタルとまくりを武器に急成長！女子ボートレーサー深尾巴恵選手を紹介！

深尾巴恵（ふかお・ともえ）選手は、2024年5月現在32歳の女子ボートレーサーだ。
登録期は115期で、仲谷選手や関選手など、SGでも活躍する選手が多い登録期だよ。
髪型をショートカットにしている事が多く、ボーイッシュな雰囲気が人気な選手なんだよね。
2023年4月1日に結婚報告があったけど、深尾選手は美人で実力もあって注目されている選手だから、エイプリルフールなのもあって「どうなんだ？」とファンの中でも賑わっていたよね（笑）

ボートレーサー（競艇選手）を目指したきっかけは親孝行

深尾選手がボートレーサーを目指したきっかけは、親孝行が出来るからとの事だ。
短大卒業後の進路に悩んでいた時、テレビでボートレースの養成所特集を見た。
特集の中に「平均年1,600万円」というキャッチコピーが書かれていたようで、お金が稼げるという事は親孝行が出来ると思ったそうだ。
実は、父が競輪好きのようで、競輪選手になるよう勧められたこともあったそう。
中学時代にはソフトボール、高校時代にはサッカーをやっていたので体力には自信があった一方、学科試験には不安があったようで「人生で一番勉強した」って語ってたよ（笑）
でも、その甲斐もあって試験には一発合格だから流石だよね。

2023年に結婚！お相手は？

多摩川ボートレース場（多摩川競艇場）で開催された「オールレディースリップルカップ」のオープニングセレモニーにて、深尾選手が結婚を報告した。
4月1日だった事もあって、エイプリルフールを疑ったファンもいたね（笑）

と語っていた。

なんと13歳差！
正直なところちょっと嫉妬の気持ちまである（笑）
こんな若くて美人な奥さんを！
それにしても、5か月間結婚した事を内緒にしていたようだけど、報告した時本人達もドキドキしただろうね！

ここからは、選手としての経歴や成績を紹介していく。
まずは、通算成績は以下の通り。

続いて、水神祭は以下の通り。

初勝利レースは10万舟超え！格上相手の大金星！

2014年11月25日、ボートレース桐生（桐生競艇場）でデビューした。
1年ほど勝利には恵まれなかったけど、2015年12月3日に大村で開催された富士通フロンテック杯7Rでついに初勝利！

2021年にはギリギリで引退勧告回避！

ボートレースには、引退勧告という制度がある。
条件は主に以下の3点だ。

• 4期通算勝率が3.80未満の場合
• 4期通算出走回数が60回以下の場合
• 4期通算事故率が0.70以上の場合

深尾選手は、この内勝率が満たされていなかった。

• 18年後期：2.57
• 19年前期：3.04
• 20年前期：3.44
• 20年後期：3.94

21年前期最初、通算勝率が3.80に届いていなかったので引退勧告を受ける事となってしまったのだ。
そして、通算勝率3.79で迎えた大村レディースで見事3着となって引退を回避したわけだよ。
3着以上が絶対条件というレースでしっかり成績を残せて、本当に安心したね。

念願の初優出&初優勝！

その後、2023年前期にはA2級になるまでに成長。
そして、2023年11月23日に平和島で開催された「マンスリーBOATRACE杯」で初優出と初優勝を成し遂げた。
ちなみに、1996年以降の女子としては11人目となる初優出、初優勝の快挙だ。
深尾選手は平和島のエースモーター（16号機）をゲットして2日目までに3連勝、予選最終日に2号艇から直まくりで4勝目をゲット。
6戦4勝の活躍で予選を2位で通過し、準優1号艇を獲得した。
準優勝戦では、深尾選手以外全員男子でA級といった顔ぶれの中で逃げ切って初優出。
迎えた優勝戦。

深尾巴恵 初優出!!初優勝!!│BOATCAST NEWS 2023年11月23日│

差し3回、まくり差し4回に対し、まくりで決めたレースは14回とまくりで勝つことが圧倒的に多い。
本当にメンタルの強い選手なのでスタートで前に出る事が多く、他艇が壁にならない時に1マークで豪快にまくって勝利する事が多々見られるんだよね。
深尾選手が出走するレースは、他のSTなどもしっかりチェックしておこう！

今回は、深尾巴恵選手のプロフィールや成績などを紹介していった。
一時は引退勧告まで受けたけど、それ以降成績は右肩上がり。
A2級まで上がり、2023年・2024年は勝率5.00代をキープ。
ここ一番にトップスタートを切るメンタルや豪快なまくりを武器に、近年大注目の女子選手だ。
今後益々伸びることは間違いないので、要注目だよ！