意外に大事?ボートレースにおける「スリット写真」と「CGスリット」の見方!モーター性能や決まり手が見えてくる!
ボートレース用語の中でもあまり聞かない、聞いても実態がわからない用語の「スリット」について詳しく解説していきます!
「スリット」には「スリット写真」と「CGスリット」の2種類があるのですが、その違いについても紹介!
スリットではモーターの性能や決まり手まで確認可能!?スリット単体での予想は可能!?
スリットで確認可能なモーター性能の違い、決まり手が見えてくる隊形についても詳細に調べていきます!
目次
ボートレースでよく使われるスリットとは?「スリット写真」と「CGスリット」の2種類がある!
スリットとは切れ目や隙間を意味する言葉で、有名なのは服飾用語でスカートやチャイナドレスに入れる切れ目のことを指す言葉ですね。
実はボートレースでも「スリット」という専門用語があるのですが、あまり有名ではなく、ボートレース場で観戦したことのある人なら知っているかもしれないくらいの用語ですね。
スリットはスタート展示やゴールの写真判定に用いられていて、測定写真に一定間隔で引かれているラインのことを指します。
転じてスタート展示の写真を「スリット写真」、絵で表現するスタート展示のことを「CGスリット」と呼び、ボートレースではこの2種類をスリットと呼ぶことが多いのです。
今回は「スリット写真」と「CGスリット」の2種類の確認方法や、使用方法について解説していきたいと思います!
スリット写真は予想の役に立つ!艇の長さでスタートのスピードをチェック!
ボートレースのスタートでは助走距離の短い「スロースタート」と、助走距離の長い「ダッシュスタート」の2種類に6艇が分かれます。
基本的には1~3号艇がスロースタート、4~6号艇がダッシュスタートとなることが多いのですが、稀に4号艇までがスロースタート、あるいは3号艇からダッシュスタートとなるケースもあります。
ルールとしてはどの艇もスロー、ダッシュ共に選択可能ですが、ボートレース特有の「前付け」、「回り直し」などのルールによってある程度、艇ごとのスタート方式は決まっていると言えるでしょう。
スタート展示に利用されるスリット写真ですが、特殊なカメラで撮った連続写真を1枚の写真に合成している関係上、速い艇は短く、遅い艇は長くボートが映るのが特徴です。
スタート展示でスリット写真が公開された場合には、モーターの調子を見るためにも艇の長さに注目して見なければならないということですね。
スロースタートの艇はスリット写真で行き足を確認!行き足とは中間加速のこと!
スロースタートはスタートまでの助走距離が短いため、スタート付近で最高加速まで到達することはほとんどありません。
ですので、スリット写真でスロースタートの艇を確認する際に気を付けるのは「行き足」、つまりは中間加速です。
「行き足」はターンマーク脱出後の艇のスピードに直結するので、コーナー脱出後にどれだけ勝負がかけられるかという部分で非常に重要です。
スロースタートの艇の中でも艇が長いものは行き足が悪く、艇が短いものは行き足が良いと判断できるでしょう。
ダッシュスタートの艇はスリット写真で伸び足を確認!伸び足とは最高加速のこと!
ダッシュスタートは助走距離が長いために、スタート付近ではほぼ最高加速に達していると言えます。
ですので、スリット写真でダッシュスタートの艇を確認する際に気を付けるのは「伸び足」、つまりは最高加速です。
「伸び足」は直線中盤から次のターンまでのスピードに直結し、「抜き」での勝率に最も重要な要素と言えます。
ダッシュスタートの艇はスロースタートの艇に比べても、スリット写真にはっきりと艇が短く映るので、最も短い艇が伸び足が最も良いと言えるでしょう。
CGスリットは何のために使う?進入時の隊形別に見る決まり手!
CGスリットはスリット写真とは違って、艇の長さの判別は不可能となっているのが特徴です。
では、CGスリットで何を確認すればいいのかというと、並んだ艇がどのような隊形をしているかというのを注意深く観察しなければなりません。
ボートレースでは進入時の隊形によって、ある程度の決まり手が想像できるので、CGスリットも非常に重要と言わざるを得ません。
一直線に並ぶ、あるいは外凹みの場合には「逃げ」や「差し」が決まりやすい!
CGスリットで一直線、あるいはアウト艇が凹んでいるように見える場合にはイン艇の加速が十分という証拠です。
ボートレースではイン艇の加速が十分な場合には「逃げ」の勝率が高くなるのですが、それと同時にターンマークでふくらむ危険性も増えてきます。
ですので、CGスリットで一直線、あるいは外凹みになっている場合には1号艇の「逃げ」か他艇の「差し」が決まりやすいと言えるでしょう。
内凹みか中凹みになっている場合には「まくり」か「差し」が決まりやすい!
CGスリットで内凹み、あるいは中凹みになっている場合にはイン艇の加速が不十分なためにアウト艇の「まくり」や「差し」が決まりやすくなります。
内凹みの場合にはイン艇全てが遅い状態ですので、凹みのすぐ外側、俗にいうカドと呼ばれる艇での「まくり」か「差し」に注意です。
中凹みの場合には加速が十分なイン艇と加速が不十分な艇に分かれますので、1号艇の「逃げ」を考慮に入れつつ、カドの艇の「まくり」や「差し」にも注意が必要になるでしょう。
そもそもスリット写真やCGスリットが確認できる場所は?スリットの確認方法
スリットのみでの予想は不可能!?スリットはあくまで参考!勝負への絶対的な条件ではない!
ここまで解説してきたスリット写真、CGスリットですが、確認できる情報は「行き足」、「伸び足」と決まり手くらいなもので予想に絶対必要なものではありません。
ボートレースでは直線でのスピードと同じくらい、ターンでのスピード、選手の力量が予想に必須となっています。
ですので、スリット写真やCGスリットのみでの予想はまず当たらない、的中率を上げるためには出走表や「回り足」の確認も必要になってくるというのが通説です。
とはいえ、「行き足」や「伸び足」が重要なことにも変わりはありませんので、大勝負に出る際には必ずスリット写真やCGスリットを確認することをお勧めします。
まとめ:スリットはモーターの性能を確認するのに重要!スリットのみでの予想は厳禁!
- ボートレースのスリットにはスリット写真とCGスリットが存在する
- スリット写真は艇の長短でモーターの性能が、CGスリットでは進入時の隊形で決まり手が見えてくる
- スリットはあくまでもボートレースの予想の手助けの1つなので、スリットのみでの予想は厳禁
今回は初心者にはわかりにくいボートレースにおける「スリット」について解説してきましたが、予想する上では大事ではあるもののこれ単体での予想は不可能というものでした。
初心者の内は出走表やモーター情報などでの予想をするのが大事ですが、的中率を上げるためには「スリット写真」、「CGスリット」の確認は必須となってきます。
スリット写真ではモーターの直線性能、CGスリットでは決まり手の予想が確認できますが、選手の成績やモーターのターン性能は確認できません。
ですので、スリットはモーターの性能や決まり手の確認には必須と言えますが、スリットのみでの予想は厳禁というのが結論です!

- エスキモー
- 船好きが高じてボートレースの世界に。心理学やデータ解析に興味が深く、それらの粋を集めた競艇予想サイトに精通。それゆえに業界全体の衰退につながる悪質競艇予想サイトの存在が許せない。穴の出やすい関東の競艇場が好き。
記載の内容はあくまでもレポーター独自の見解であり、内容の正確性・再現性を保証するものではありません。紹介しているサイトのご登録・ご利用は自己判断でお願いします。