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ボートレーサーの体重管理は日々のたゆまぬ努力!競艇は軽い方が有利なのか!?予想へ活かす方法とは!

ボートレーサーの体重管理は日々のたゆまぬ努力!競艇は軽い方が有利なのか!?予想へ活かす方法とは!

ボートレース(競艇)では、ルールで最低体重制限が設けられている。
体重調整は過酷で、今村豊選手のように体重制限のルール変更で引退を決断する選手もいるほどだ。
今回は、選手たちがどのように体重を管理しているのか。
また、体重の情報をどう予想へ活かすのかを紹介していく!
選手たちの日々のたゆまぬ努力に敬意を払って、ファンとして応援していきたいね!

目次

体重のルールとは?2020年からの変更で今村豊選手は引退

ボートレース(競艇)では、選手の体重がレースの勝敗に大きく影響するほど重要なため、性別ごとに最低体重制限が設けられているんだ。
制限内容は以下の通り。

  • 男子:52kg
  • 女子:47kg

実は、この最低体重制限のルールは2020年に変更されている。
以前は男子が51kg、女子は47kgだったんだけど、男子選手の最低体重制限のみ変更して51.0kgから52.0kgに引き上げられたんだよね。
女子選手は変わらなかったんだけど、男子選手の健康維持や身体能力の発揮による事故防止を目的に、最低体重制限を引き上げることにしたんだよね。

最低体重より重くてもペナルティなし

では、最低体重のルールに違反した場合にペナルティなどはあるのか。
基本的に、選手の体重が最低体重より重くてもペナルティなどの罰則はないね。
とはいえ、ボートレースでは体重が軽いほうが活躍しやすいので、トップの選手なんかは最低体重に近い体重をキープしていることが多いと思う。
例えば、白井英治選手は身長173cmで体重は54kgなんだけど、173cmの適正体重は66kgほどなので、適正体重よりも12kg減量しているんだ。
出来るだけ、最低体重に近づける努力をしているわけだね。

最低体重より軽い場合はオレンジベスト着用

次にオレンジベストについて説明しよう。
レース前の体重測定で、最低体重制限を満たせなかった場合、レーサーは重量調整用の重りを付けた着衣である通称「オレンジベスト」を身に着けなければいけないんだよね。
この重りの付いたオレンジベストを身に着けると、ボートの操縦など普段とは勝手が変わってきて、レーサーは非常に嫌がる。
中には、オレンジベストを着ることを前提に許す範囲での増量をしてレースに出る選手もいるね。

今村豊選手は体重のルール変更で引退を発表

冒頭で説明した通り、2020年に最低体重制限のルール変更があった。
そして、このルール変更がきっかけでレジェンド・今村豊選手が2020年10月8日に引退発表した。
今村豊選手は、

今回、引退するきっかけとなりましたのは、最低体重制限が51キロになった時から、自分の体調管理をするにあたって、大変苦労してまいりました。

そんな中、この度11月より、最低体重が52キロに変更されます。
その52キロに対して、私は限界を感じまして今期限りかな、というふうに考えました。

と引退会見で語っていたね。

身長162cmと小柄な今村豊選手は、元々増量しにくい体だったようで無理にでも食べて51kgに維持していたようなんだ。
52kgとなった時に、ここから更に体に負担をかける増量は厳しいと判断したんだと思う。
体重増減の問題は、引退を決意する選手もいたりするほど重要な問題だという事がわかるね。

ボートレースCMでも体重管理の難しさを表現

ボートレースのCM「Splash ボートレーサーになりたい!」 第4話「体重管理」篇では、ボートレーサーの体重管理の厳しさについて触れている。

2パターンのCMがあり、どちらも「ボートレーサーの体重管理は厳しい」から始まるね。
そして、1つ目は「体重ばコントロールできんもんが、心ばコントロールできるわけなかやんね」というセリフで締められてるね。
2つ目は体重の増減の厳しさについて語ってるね。
2kg増やす大変さ、3kg減らす大変さ、どちらも大変なんだって事を話している。
ボートレースのCMは、ボートレースの厳しさを語っているものもたくさんあるから是非見るといいよ!
ボートレースについての理解が深まるね。

体重管理方法とは!結婚・妊娠発表した倉持莉々選手は息抜きしつつ食事制限

倉持莉々選手は身長167cm、体重51kgと女子選手としては身長からして大きめなんだよね。
なので、減量するために食事量を制限して色々やりくりしているようだ。
一日の食事は以下の通り。

  • 朝はオートミール
  • 昼は無し
  • 夜はお酒とそれに合う食事

普段は、カロリーが低くてダイエット効果のあるオートミールで凌いでるみたいだね。
また、レース時は別のメニューだそうだ。

  • 朝はバナナとゼリー
  • 昼は無し
  • 夜はサラダや納豆とみそ汁

体を動かすための必要最低限の食事で済ませてるそうだ。
レースが終わったら、やっと食事制限から解放されるそうだ。
自宅近くのお気に入りの韓国料理屋で、ユッケジャンスープや辛いものを頼むみたいだよ。
あと、ビールも欠かせないって(笑)
日々の食事管理をして、たゆまぬ努力の末に体重を維持しているんだね。

ボートレーサーの体重を予想に活かす方法

ここからは、ボートレーサーの体重を把握してそれを予想へ活かす方法を紹介していく。
まず、ボートレースでは基本的に体重が軽いほうが有利だ。
ただし、体重の影響はボートレース場の水質によって変わりもする。

  • 淡水では軽い方が有利
  • 海水では重い方が有利
  • 汽水では体重差がほとんど関係ない

この3つをしっかり覚えておこう。
ボートレース場の水質は、各ボートレース場の公式サイトに記載されてあるので見ておこう。
では、体重がどう影響するのか。

体重スピードターン
軽い出しやすい流れやすい
重い出しにくい流れにくい

重い方、軽い方、どちらにもメリットデメリットが存在する。
ただ、結局スピードが出しやすいのであれば、スタートで先行できて第1ターンマークを先マイできるから体重軽い選手の方が有利だと言えるね。

では、どう予想へ活かすのか。
あくまで、体重はちょっとした判断材料くらいにするといい。
あと、筆者個人的には最低体重を大幅に超える選手を信用していない。
最低体重に近い選手は、ボートレーサーとして日々努力をしているだろうと思う。
基本的には、上記の「淡水の場合は軽い選手・海水なら重い選手」とここだけ注目しておこう!

まとめ:ボートレースは日々のコンディション調整が重要!選手の努力に敬意を払おう!

ボートレーサーは、体重など日々のコンディション調整に多くの時間を費やす。
そういった選手の努力に対して、ファンとして敬意を払って応援していきたい。
時には負けてイラつく事もあるけど、この気持ちは絶対に忘れないようにしたいね!

源田
源田
ボートレース始めたばかりの初心者。 スポーツをやるのは苦手だが、スポーツ観戦が好きで今はesports、サッカー、野球にハマっている。 ボートレースにハマった結果、最近は海外のスポーツのギャンブルにも興味を持っている。

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