競艇(ボートレース)をしているとたまに見かける完全優勝とは?優勝とはまた別の意味を持つ用語!

競艇をしていると、SGレースで誰々選手が優勝!なんて文言を見かける事も増えてくると思います。
ではそのタイミングで完全優勝という用語を見たことはあるでしょうか?
実はボートレースには、優勝は優勝でも完全優勝と呼ばれる不思議な用語が存在しています。
今回はそんな完全優勝の事についてや、完全優勝を果たした選手たちについてご紹介させていただきます!
目次
完全優勝って何?優勝とはまた別の概念!?
みなさまこんにちは!
最近体調がすこぶる悪く、フラッシュバンのような耳鳴りが起きたりする始末……。
何が原因でこんなに体調が悪いのか分からないのが怖すぎます……。
心当たりとしては自律神経なのですが、ここまでの症状は出たことがないので判断もつかず……。
さて、今回は競艇で使われているワード……「完全優勝」についての用語解説になります!
……ネットミームに浸かりすぎているせいで、競技としての用語として捉えられなくなってしまいました(´・ω・`)
ぽきたw魔剤ンゴ?!ありえん良さみが深いw次郎からのセイクで優勝せえへん?(テンプレ)
完全優勝と優勝の違いとは!?
では早速それぞれの用語の詳細について、どんな条件で使われるのかなどを見ていきましょう。
まずは通常よく言われている優勝についてですが、通常の優勝は普通に優勝戦で優勝をする事(ゲシュタルト崩壊)です。
優勝戦は節の最終日の最終レースで行われるレースで、このレースで勝利した選手がその節での優勝となります。
普通にいつもみなさまが感じている優勝そのままですね。
では完全優勝がなんなのかについてですが、こちらは全てのレースに勝利して優勝する事を完全優勝と呼びます。
もちろん長期無敗とかではなく、その節での話になります。
しかし節内とはいえ、全て1着で終えるというのはこれがかなり難しく、実力に開きのある節などならまだしも強い選手が集まるレースだと完全優勝はさらに難しいものになります。
- SGレースでの完全優勝:1回
- G1レースでの完全優勝:7回
- G2レースでの完全優勝:2回
- その他レースでの完全優勝:292回
上記データの様にどれだけ超強力な選手でも、全てのレースで安定して1着を取れる選手は居ません。
特にトップレーサーが集まるSGやG1などといった重賞レースであればあるほど、よりその勝負は厳しいものになります。
そのため完全優勝に関してはもっとも多い選手でも10回と少なくなっています。
全てのレースで1着を取れたかそうでないかが優勝と完全優勝の違いになるわけですね。
完全優勝回数ランキング!1位は赤岩 善生選手、2位は今村 豊元選手、3位は白井 英治選手!
全選手の中で、多くの完全優勝を果たしている選手はいるのでしょうか?
1位:完全優勝10回でトップの赤岩 善生選手!

- 登録番号:3946
- 生年月日:1976/02/08
- 身長:168cm
- 体重:57kg
- 血液型:A型
- 支部:愛知
- 出身地:愛知県
- 登録期:82期
- 級別:A1級
- 優勝数:110回(完全優勝:10回)
もっとも多く完全優勝を果たしたのは、愛知支部所属のA1級選手の赤岩 善生選手です。
赤岩選手はSGレースの常連選手で、SG優勝こそ1回ではありますがSG優出が11回と非常に惜しい所まで戦い抜いている選手です。
完全優勝数トップというのも、その実力の裏付けとしては十二分な成果と言えるでしょう。
そんな赤岩選手の累計優勝数は110回、その内完全優勝数は10回となっています。
2位:完全優勝9回!現在は引退済の伝説のレーサー今村 豊さん
完全優勝数2位は、現在は引退してしまっている今村豊さんです。
今村さんといえばまさに一流のレーサー、通算2,880勝、優勝回数は142回、SG優勝7回、G1優勝48回といった成績を残し、24場を制覇し殿堂入りにまでなった伝説のレーサー。
そんな今村さんの完全優勝は9回となっています。
3位:完全優勝8回!関門のホワイトシャークこと白井 英治選手

- 登録番号:3897
- 生年月日:1976/10/15
- 身長:174cm
- 体重:57kg
- 血液型:O型
- 支部:山口
- 出身地:山口県
- 登録期:80期
- 級別:A1級
- 優勝数:116回(完全優勝:8回)
完全優勝数3位の選手は、山口支部所属のA1級レーサーの白井 英治選手です。
白井選手はまさに支部のエースといった選手で、数々のSGに出場し、SG優勝を3回果たすなどトップレーサーにふさわしい結果を残している選手です。
そんな白井選手の完全優勝数は8回となっていました!
まだまだ走りも絶好調な白井選手ですので、今後も完全優勝数は増えていくことも考えられますね。
4位:完全優勝7回!賞金王も獲得済み!吉川 元浩選手

- 登録番号:3854
- 生年月日:1972/09/07
- 身長:164cm
- 体重:52kg
- 血液型:O型
- 支部:兵庫
- 出身地:兵庫県
- 登録期:79期
- 級別:A1級
- 優勝数:99回(完全優勝:7回)
完全優勝数4位は、兵庫支部所属のA1級レーサーである吉川 元浩選手です。
吉川選手はSGで4回の優勝を果たしている選手で、賞金王を獲得した実績もあるトップレーサーの1人。
そんな吉川選手の完全優勝数は7回となっています!
優勝回数が多いだけあって、やはり完全優勝数もそれに伴って伸びていますね。
5位:完全優勝6回!ファンから愛されるレーサー守田 俊介選手

- 登録番号:3721
- 生年月日:1975/08/12
- 身長:171cm
- 体重:57kg
- 血液型:A型
- 支部:滋賀
- 出身地:京都府
- 登録期:74期
- 級別:A1級
- 優勝数:113回(完全優勝:6回)
完全優勝数第5位は2名同数で、一人目が滋賀支部所属のA1級レーサーの守田 俊介選手です。
守田選手は実力もそうですがキャラとしても愛されている選手で、多くのファンから好かれている選手。
実力面でもSGを2回優勝したり、優勝は果たせずとも数多くのSGに出走したりと実力は確かな選手です。
そんな守田選手の完全優勝数は6回となっています!
5位:完全優勝6回!2023年もめざせSG優勝な原田 幸哉選手

- 登録番号:3779
- 生年月日:1975/10/24
- 身長:172cm
- 体重:52kg
- 血液型:B型
- 支部:長崎
- 出身地:愛知県
- 登録期:76期
- 級別:A1級
- 優勝数:95回(完全優勝:6回)
そして同じく完全優勝数第5位になったのは、長崎支部所属のA1級選手の原田 幸哉選手です。
原田選手はSGでなんと5回の優勝を果たしているベテランの選手です。
2021年に12年ぶりのSG優勝を遂げ、2022年にも2年連続でのSG優勝を果たしています。
ピークは過ぎたと見せかけてまだ強い!といった戦いを見せてくれる原田選手。
そんな原田選手の完全優勝数は6回となっています。
2023年の完全優勝者紹介!藤原 啓史朗選手がG2で完全優勝も!
重賞レースで完全優勝を達成したボートレーサーの紹介!SG完全優勝は市川哲也選手のみ!
最後に重賞レースで完全優勝を果たした選手たちについて紹介させて頂きます。
年 | レース種別 | 選手名 |
---|---|---|
1967年 | SG | 石原 洋 |
1982年 | SG | 彦坂 郁雄 |
1982年 | SG | 安部 邦男 |
1992年 | SG | 野中 和夫 |
1999年 | G1 | 松井 繁 |
2000年 | G1 | 高山 秀則 |
2001年 | SG | 市川 哲也 |
2002年 | G1 | 今村 豊 |
2008年 | G1 | 中島 孝平 |
2009年 | G2 | 服部 幸男 |
2015年 | G1 | 今村 豊 |
2017年 | G1 | 遠藤 エミ |
2021年 | G1 | 毒島 誠 |
2023年 | G2 | 藤原 啓史朗 |
まとめ!完全優勝は強者の証!ボートレースにおけるパーフェクトゲームを意味している!
というわけで今回は「完全優勝」と、通常優勝の違いなどについて解説させていただきました。
ランキングを見れば分かりますが、完全優勝を果たす事が出来る選手は軒並み実力が高い選手達ばかりです。
現在最高回数である10回を赤岩選手が自ら更新する事が出来るのか、はたまた他の選手が追い越すのか。
- 完全優勝は、その節の間全勝しての優勝した場合の呼称
- 2023年は藤原 啓史朗選手がG2を完全優勝!
- 歴代のSG完全優勝者は5名!
今後は選手が優勝した時、それが完全優勝かどうか気になってしまいませんか?
もしもみなさまが競艇を見る際の楽しみを一つご紹介出来たようであれば、ねる子も幸いです☆
ここまでご読了、ありがとうございました!
そりでは無限に練りをしまつ。ぽやしみ〜。

- ☆よく寝る子ちゃん☆
- 競艇界に降臨した新人バーチャルライターなのです~。 好きな事は寝ることで休日は13時間寝てます゚( *ˊᵕˋ) 出来るだけながーく寝る時間が欲しいので、競艇を頑張ってます☆ でも歴はそんなに長かったり~。
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